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モーツアルトの音楽の効果についての記事がありましたので、かなり久しぶりにブログの更新をしました。

記事の題名は、

Is the "Mozart Effect" Real? New Analysis Indicates That Music Can Help Epilepsy

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https://neurosciencenews.com/mozart-effect-epilepsy-17012/

日本語翻訳:

「モーツァルト効果」は本当でしょうか?

新な解析により、音楽は癲癇に役立ことが示されています

概要:

モーツァルトを聞くことで、癲癇の発作の頻度を減らすことができます。 モーツァルト音楽を毎日聞くと、発作の頻度が大幅に減少するだけでなく、癲癇に関連する異常な脳活動も減少します。

 

出典:欧州神経精神薬理学大学

 

モーツァルト音楽の癲癇(てんかん)に及ぼす影響に関する新たな総的分析により、モーツアルトのピアノ音楽を聴くことで、発作の頻度が減ることが確認されました。

モーツアルト音楽の影響において、現在の懐疑論を覆す可能性があるこの包括的メタ分析は、論文審査のある専門誌に最近発表された後、ECNP会議で発表されます。

 

モーツァルトを聴くことでメンタルヘルスに有益な影響を与える可能性があるという考えは、1990年代の初期の発見から生まれました。

それ以来、いくつかの研究がありましたが、多くは研究対象人数が少なかったり、研究の質が様々だったり、その結果、全体としては矛盾したエビデンスとなってしまいました。

こうしたことで、モーツァルト効果は多くの臨床医に幾分、懐疑的に扱われるようになりました。

現在、ピサ大学のGianluca Sesso博士とFederico Sicca博士の2人のイタリア人研究者は、モーツァルト音楽の癲癇に及ぼす影響に関連する研究を体系的に再調査しています。

 

臨床治療を分析するための承認された標準的方法に従って、発表された147の研究論文を見て、関連性や研究の質などを評価しました。

これにより、モーツァルト音楽が癲癇に及ぼす影響について、最良の利用可能な科学を代表する、9つのグループに分けて集めた12の研究を選択することができました。

 

彼らは、特に日常的にモーツァルトを聴くことで、癲癇発作の大幅な減少と、癲癇患者の異常な脳活動の頻度の低下につながることを発見しました。

これらの効果は、1回のリスニングセッションの後におこり、治療の長期的な期間の後にも維持されました。

 

Gianluca Sesso博士いわく、

「モーツァルト音楽が癲癇に及ぼす影響についての再調査は、これが初めてではありませんが、ここ数年で新しい研究の流れがあり、全体像を振り返る時がきました。

研究のデザインはさまざまです。たとえば、1回のリスニングセッションを見ている人もいれば、毎日のリスニングセッションを見ている人もいるなど、結論を出すのは簡単ではありません。」

 

「癲癇は驚くほど一般的で、世界では100人に1人弱が罹患しています。これは、社会的、個人的に大きなコストがかかることを意味します。ほとんどが薬で治療しますが、これらの薬は3割程度の患者さんには効かないので、他の治療法にも門戸を開いていく必要があります。」

「重要なのは、これらの治療法がテストされ、効果があることを示すことができるということであり、これがここで示されていることです」

 

メタアナリシスによると、モーツァルトを聴く期間は、癲癇発作の平均減少率が31%から66%の間であることが示されています。しかし、これは個人差があり、使用する音楽の刺激によっても異なります。

モーツァルト効果に関する最初の研究では、ピアノ2台のソナタK448が採用されており、これは今でも研究で最も使用されている曲です。K545ピアノソナタも効果があることが示されています。

 https://www.youtube.com/watch?v=Q-t2jc6EwyQ   K448ピアノソナタ

https://www.youtube.com/watch?v=cSGcFNENzSs K545ピアノソナタ

Gianluca Sesso博士は次のように述べています。

「すべての文化には音楽があるので、それは明らかに心理的な必要性を満たします。 モーツァルト効果のメカニズムはよくわかっていません。」

「明らかに他の音楽にも同様の効果があるかもしれませんが、モーツァルトのソナタは癲癇の治療に特に適した独特のリズム構造を持っている可能性があります。これには脳システムが関与する可能性がありますが、それを証明する必要があります。」

 

これは研究の再調査であり、オリジナルの研究ではありません。一つ言えることは、音楽が心に与える影響について、より一貫した研究が必要であるということです。

リトアニア健康科学大学の博士であり、ECNP Abstract and Poster CommitteeのメンバーでもあるVesta Steibliene博士は、次のように述べています。

「神経精神障害の治療における非侵襲的な脳刺激技術への関心が高まっています。 この再調査は、モーツァルト音楽が神経刺激の効果的な非侵襲的方法であり、患者の治療が困難な場合でも癲癇発作の頻度を減らすことができることを明らかにしました。」

「ただし、この方法を臨床現場で使用するためには、モーツァルト音楽が脳領域に及ぼす影響の正確なメカニズムをよりよく理解する必要があります。」

 

Steibliene博士はこの作業に関与していませんでした。これは独立したコメントです。

                          ~以上~

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