ソラシノノメ代表ブログ
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https://neurosciencenews.com/motivation-fatigue-19012/ ⇨原文
モチベーションの維持は、何かをやり遂げるためには不可欠ですが、モチベーションも脳が深くかかわっています。
脳のお手入れ、ケアーは不可欠です。
要約:
人々は、倦怠感があれば、努力したり仕事をしたりするモチベーションが低します。
短時間の休息をとればモチベーションは回復しますが、長時間の倦怠感のある人は、短期間の休息をしてもモチベーションが向上しません。
出典:バーミンガム大学
労力を必要とする活動が、"努力する価値がある"のかどうかをどのように判断しますか?
バーミンガム大学とオックスフォード大学の研究者は、働く意欲は固定されたものでなく、倦怠感の変動するリズムに依存することを示しました。
労力を必要とする活動に取り掛かるとき、それが「努力する価値がある」かどうか?どのように判断するのでしょうか?
バーミンガム大学とオックスフォード大学の研究者は、働く熱意は固定されたものでなく、流動的な倦怠感のリズムであることを明らかにした。
倦怠感---労力を要する作業後の疲労感----は、私たち全員が毎日経験するものです。
倦怠感でやる気を失い、休憩したくなります。 科学者は、与えられた作業が努力に値するかどうかを決定するための脳のメカニズムを理解していますが、このプロセスに対する倦怠感の影響はまだよく理解されていません。
研究チームは、努力する人が意思決定する際の倦怠感の影響を調査するために研究をしました。
倦怠感があると、報酬のためであっても、人々が働くこと、努力することが低下したことを発見しました。
結果はNatureCommunicationsに掲載されています。
興味深いことに、研究者たちは、脳の異なる部分で検出された2つの異なるタイプの倦怠感があることを発見しました。
第一に、疲労は短期間の感覚として経験されますが、それは短い休息の後に克服することができます。
しかし、時間が経つにつれ、再び長期的な感情が蓄積され、人々は働きたいと思わなくなり、短期間の休養では解消されません。
本研究の筆頭著者であるオックスフォード大学のTanja Müller氏によれは、、「人々の努力する意欲は、瞬間的には変動しますが、時間をかけて作業を繰り返すうちに徐々に低下することがわかりました。仕事への意欲のこのような変化は、疲労と関係しているように思われます。そして、時には、持続することをやめようと決断させるのです。」
研究チームは、健康な若年層36名を対象に、コンピュータを使ったタスクを実施しました。このタスクでは、異なる金額の報酬を得るために身体的な努力を求められました。
参加者は200回以上の実験を行い、それぞれの実験で、握力装置を握って「仕事」をして高い報酬を得るか、休んでわずかな報酬しか得られない方がよいかを尋ねられました。
研究チームは、実験中のどの時点で人がどの程度の疲労感を感じているか、またその疲労感が仕事をするか休むかの判断にどの程度影響を与えているかを予測する数学的モデルを構築しました。
被験者はタスクを実行しながら、MRIスキャンを受け、モデルの予測と一致する脳内の活動を調べることができました。
その結果、脳の前頭皮質には予測に沿って変動する活動が見られ、腹側線条体と呼ばれる部位は、疲労が仕事を続けるモチベーションにどれだけ影響しているかを示していることがわかりました。
バーミンガム大学ヒューマン・ブレイン・ヘルス・センターの上級研究員であるMatthew Apps博士は、「この研究は、疲労とその脳への影響、そして疲労が、なぜ人のモチベーションをそんなにも変えてしまうのかを研究し、理解する新しい方法を提供するものです。バーミンガム大学のCentre for Human Brain Healthの上席著者であるMatthew Apps博士は次のように述べています。「この研究は、多くの患者さんや職場、学校、さらにはエリートアスリートにまで影響を及ぼす問題を把握するのに役立ちます。」
この研究プロジェクトには、バーミンガム大学ヒューマン・ブレイン・ヘルス・センター、メンタル・ヘルス研究所、心理学研究科が協力しています。
~以上~
記事の内容はここまでですが、以下は、リラクゼーションサロン SORA Shinonomneでお客様に提供している脳波最適化のセッションについてのものになります。
- リラクゼーションと瞑想は、ストレスへの反応を最適化する手助けとなります。瞑想やリラクゼーションは、ストレスホルモンからの解放、自律神経の活動、そして脳や体の機能に影響を与えることは多くの研究で明らかにされている。脳に秘められた生来の力が反映。
- 急性、慢性的にかかわらずトラウマはストレスが活性化している膠着状態を引き起こす。膠着状態では、多くの伝統的なリラクゼーション方法では、習得するのが困難な場合もあります。また、不十分なのかも知れません。
- BST(脳波最適化)はリラクゼーションを促進させます。
- 脳波最適化は、脳を容易に深いリラクゼーションの世界に到達させるために21世紀に生まれた技術ベースの手段です。脳に内在する最適化と癒しの働きをサポート。
- 脳波最適化は、脳の最適化と回復力をサポートします。深いリラックスした状態は、ストレスを軽減し、脳の活動状態のパターンを最適化させます。
- 非侵襲性(体に傷をつけない)のセンサーを頭皮上に配置し、高精度で脳のリズムを読みとり、ソフトウェアが脳波の活動をあなた独自の音に変換します。
- 音がリアルタイムでヘッドフォンを通してあなたに戻り再生されます。このプロセスにより、脳がより深いリラックスした状態に導かれ、その状態から脳は自分自身のリズムを独自の条件で再編成しはじめます。
- 米国ウェイクフォレスト大学医学部は、非営利団体から約3億円の支援を受けた臨床試験で、このテクノロジーは高く評価され、主要な学術会議で発表されています。
http://sora-shinonome.jp/training/ ⇨脳の最適化とは
http://sora-shinonome.jp/flow/ ⇨セッションの様子
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これまで、幼児期のトラウマなど、後々の人生において悪影響を及ぼすことなどについて書きましたが、幼児期に抗生物質にさらされるのも問題がありそうです。
https://neurosciencenews.com/antibiotics-brain-development-18917/ 元記事
幼少期の抗生物質は脳の発達に影響を与える可能を示唆
要約:幼少期に抗生物質にさらされると、感情的、認知的機能に関連する領域の脳の発達に影響を与える可能性あり、と新しい研究で報告されています。 研究者らは、乳児マウスのペニシリン曝露が、発達中の脳の重要な領域の微生物叢と遺伝子発現を変化させることを発見た。
出典:ラトガーズ大学
ラトガーズの研究者によると、幼児期の抗生物質の曝露は、認知機能と感情機能に関与する領域の人間の脳の発達を変える可能性があります。
iScienceジャーナルに掲載された実験室研究は、ペニシリンが発達中の脳の重要な領域において、細胞に環境変化に反応させる遺伝子発現を変えるだけでなく、微生物叢(私たちの体の内外に生息する何兆もの有益な微生物)も変化させることを示唆。
調査結果は、神経発達の問題を防ぐために、抗生物質の広範な使用を減らすか、可能な場合は代替品を使用することを提言しています。
ペニシリンと関連する薬(アンピシリンやアモキシシリンなど)は、世界中の子供たちに最も広く使用されている抗生物質です。
米国では、平均的な子供は2歳になる前にほぼ3コースの抗生物質を投与され、他の多くの国でも同様またはそれ以上の暴露率です。
「これまでの研究で、若い動物を抗生物質にさらすと、代謝と免疫が変化することがあきらかになり、幼少期の3番目の重要な発達は脳に関係しています。 この研究は予備的なものですが、微生物叢の変化と脳の変化との相関関係を示しており、さらに調査する必要があります。」とラトガーズ大学先端バイオテクノロジー医学センターの所長である筆頭著者のマーティン・ブラザーは述べた。
この研究では、子宮内または、出生直後に低用量のペニシリンに曝されたマウスとそうでないマウスを比較した。
ペニシリンを与えられたマウスの腸内細菌叢はかなり変化し、恐怖とストレス反応だけでなく、記憶の発達に関連する重要な2つの領域である前頭皮質と扁桃体で遺伝子発現を変化させたことを発見しました。
増え続ける証拠は、腸管の現象を脳へのシグナル伝達とリンクします。これは「脳腸軸」として知られる研究分野です。
この経路が乱されると、脳の構造と機能が恒久的に変化し、小児期または成人期の後半に神経精神障害または神経変性障害を引き起こす可能性があります。
「生後早期の生命は神経発達にとって重要な時期です」
「ここ数十年で、自閉症スペクトラム障害、注意欠陥/多動性障害、学習障害などの小児神経発達障害の発生率が上昇しています。認知度の向上と診断が要因である可能性が高いですが、発達の初期の脳の遺伝子発現の混乱も原因である可能性があります。」とブラザー氏は述べた。
抗生物質が脳の発達に直接影響を与えるか、もしくは、脳にまで巡回する微生物叢由来の分子が遺伝子活性を妨害し、認知障害を引き起こすかどうかを判断するには、更なる研究が必要です。
この調査は、ラトガーズ大学のZhanGaoと元大学院生のAnjeliqueSchulfer、ニューヨーク大学のAngelina Volkova、Kelly Ruggles、Stephen Ginsbergとともに実施され、彼らは全員、ラトガーズ大学とニューヨーク大学の共同プロジェクトで重要な役割を果たしました。
~以上~
トラウマに関する過去の記事
http://sora-shinonome.jp/blog/post_194.html 「身体はトラウマを記憶する」
http://sora-shinonome.jp/blog/post_201.html 「Adverse Childhood Experiences ,ACEsの研究」
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音と言っても様々ありますが、心地よい音は癒しの効果があることは事実です。
過去に書いたブログで音の癒し効果のリンクも載せておきますのでご関心があれば覗いてみてください。
http://sora-shinonome.jp/blog/post_187.html
http://sora-shinonome.jp/blog/post_113.html
http://sora-shinonome.jp/blog/post_270.html
ここからは、NERUOSCIENCE NEWS.comの内容です。
https://neurosciencenews.com/vocal-music-language-stroke-18890/ ⇨元記事
声楽は、脳卒中後の言語機能回復を後押し!
要約:声楽を聴いた脳卒中生存者は、オーディオブックを聴いた人と比較して、左前頭葉の言語ネットワークの構造的接続性の回復が改善されました。
出典:ヘルシンキ大学
研究によると、毎日音楽を聴くと、脳卒中を経験した患者の言語回復が改善されることがわかっています。 しかし、この現象の根底にある神経メカニズムは今のところ不明のままです。
ヘルシンキ大学とトゥルク大学病院ニューロセンターで実施された研究において、声楽、器楽、そして、オーディオブックの効果について、急性脳卒中を患った患者の言語ネットワークの構造的、機能的回復に対してどれ程のものなのか比較した。
さらに、この研究では、このような変化と3か月のフォローアップ期間中の言語回復との関連を調査。
この研究はeNeuroジャーナルに掲載されました。
調査結果に基づいて、声楽を聴くことは、オーディオブックを聴くことと比較して、左前頭葉の言語ネットワークの構造的接続性の回復に改善が見られ、これらの構造変化は、言語スキルの回復と関連していた。
「初めて、声楽のプラスの効果が言語ネットワークの構造的、機能的な可塑性に関連していることを実証することができました。 これにより、音楽を土台とした神経学的リハビリテーションのメカニズムの理解が深まります」と博士課程修了後の研究者、アレクシ・シーヴォネンは述べています。
音楽を聴くことは他のリハビリテーションをサポートします
脳卒中に起因する言語障害である失語症は、患者とその家族にかなりの苦痛をもたらし、 現在の治療法は言語障害のリハビリテーションに役立ちますが、結果はさまざまです。
必要なリハビリテーションが十分に、早期の段階で利用できないことがよくあります。
「声楽を聴くことは、ヘルスケアにおける従来のリハビリテーションの形態を強化する手段と見なすことができます。 このような活動は、リハビリテーションの初期段階でも簡単、安全、効率的に準備できます。」とアレクシ・シーヴォネン氏は述べております。
アレクシ・シーヴォネン氏によれば、音楽を聴くことは、通常のリハビリでの費用対効果を上げます。または他のリハビリの選択肢が少ない軽度の言語障害の患者のリハビリにも利用可能です。
脳循環障害の後、脳は可能な限り回復するために刺激を必要とします。これは、従来のリハビリの目標でもあります。
「残念ながら、病院で過ごす時間の多くは刺激的ではありません。 これらの時期に、音楽を聴くことは、回復にプラスの効果をもたらし、予後を改善することができる賢明なリハビリとして役立つ可能性があります」とアレクシ・シーヴォネン氏は付け加えております。
~以上~
ブログ更新もかなり久々です!
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スーパーエイジャー(平たく言えば、スーパーじいちゃん)になりたいものですね!
https://neurosciencenews.com/superager-memory-18867/ 原文
SuperAgers、スーパーエイジャーの脳の構造と神経回路網の接続性は、若年成人の脳により似ていることがニューロイメージング研究で明らかにされました。
私たちは年をとるにつれて、脳は通常、ゆっくりとした萎縮プロセスを経て、さまざまな脳領域間のコミュニケーションが弱くなり、記憶や他の認知機能の低下につながります。
しかし、スーパーエイジャーと呼ばれるまれな高齢者達は、25歳と同様に新しい情報を学び、思い出すことが明らかにされ、マサチューセッツ総合病院(MGH)の研究者は、スーパーエイジャーの優れた記憶の根底にある脳活動を特定しました。
「スーパーエイジャーの脳が、新しい情報を活動的に学習して記憶している時の機能の画像を取得するのはこれが初めてです。」と、MGHの前頭側頭型認知症ユニットのイメージングオペレーションディレクターであり、Cerebral Cortexに掲載された論文の筆頭著者であるAlexandraTouroutoglou博士は述べています。
2016年、Touroutoglou博士と彼女の仲間の研究者は、記憶力テストで目覚ましいパフォーマンスを示した65歳以上の成人のグループを特定しました。 スーパーエイジャーは、MGHの前頭側頭型認知症ユニットのディレクターであるBradford Dickerson医学博士とMGHの精神医学の研究科学者であるLisa Feldman Barrett博士が率いるMGHでの老化に関する進行中の縦断研究の参加者です。
Touroutoglou氏曰く、「MRIを使用して、スーパーエイジャーの脳の構造とニューラルネットワークの接続性が若年成人の脳により近いことがわかりました。 スーパーエイジャーは、高齢者によく見られる脳萎縮を回避していました」
新しい研究では、研究者は平均年齢67歳の成人40人に非常に困難な記憶テストを行い、脳の活動状態は通常のMRIとでなく、テスト中にさまざまな脳領域の活動を示す機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を使用して画像化されました。
41人の若年成人(平均年齢25歳)も、脳が画像化されている間に同じ記憶テストを受けました。
参加者はまず、「産業の」という言葉と組み合わせた街並みや「平均の」という言葉と組み合わせた男性の顔など、形容詞と組み合わせた顔やシーンの写真を80枚見ました。
彼らの最初の仕事は、単語が画像と一致するかどうかを判断することでした。これは、エンコーディングと呼ばれるプロセスです。
10分後、参加者には、学習したばかりの80の画像と単語のペア、さらに40の新しい単語と画像のペア、および以前に見た単語と画像で構成される40の再配置されたペアが提示されました。
彼らの2番目の仕事は、特定の単語と絵のペアを以前に見たことがあるかどうか、または新しいペアまたは再配置されたペアを見ていたかどうかを思い出すことでした。
参加者がスキャナーにいる間、研究者たちは視覚野に細心の注意を払いました。視覚野は、見ているものを処理する脳の領域であり、特に加齢に敏感です。
「視覚野には、顔、家、シーンなど、さまざまなカテゴリの画像の処理に選択的に関与するニューロンの集団があります」と、MGHの精神医学の博士研究員である筆頭著者のYuta Katsumi博士は述べています。
「ニューロンの各グループのこの選択的な機能により、ニューロンは、より効率的に見ているものを処理し、画像を鮮明にすることができます。」
老化の間に、神経分化と呼ばれるこの選択性は減少し、かつては主に顔に反応していたニューロンのグループが他の画像に対して活性化するようになります。
老いれば、さまざまな画像に対してそれぞれ、神経活性化パターンを構築するのは、もはや困難です。つまり、見ているものに対し、認知表現は衰えてきます。
これが、高齢者がテレビ番組を見たり、記事を読んだり、特定の食事を食べたりした事を思い出せない理由の1つです。
しかし、fMRI研究では、スーパーエイジャーの記憶能力は25歳と見分けがつかず、彼らの脳の視覚野は若々しい活動パターンを維持していました。
「スーパーエイジャーは、若年成人と同じ高レベルの神経分化または選択性を維持していました」とYuta Katsumi博士は言います。
「彼らの脳は、それぞれ異なった視覚情報に対し知覚表現を鮮明にすることができるので、画像と単語のペアを正確に覚えることができました。」
研究者がまだ答えなければならない重要な質問は、「スーパーエイジャーの脳は常に仲間よりも効率的だったのか、それとも時間の経過とともに老化した脳の衰退を補うメカニズムを開発したのか」とTouroutoglou博士は述べています。
以前の研究では、トレーニングによって脳領域の選択性が高まることが示されています。これは、正常な高齢者の神経分化の低下を遅らせるか防止し、脳をスーパーエイジャーの脳に近づけるための潜在的な医療介入となる可能性があります。
現在、研究者らは、脳の標的領域に電流を供給する非侵襲的電磁刺激が高齢者の記憶を改善できるかどうかを評価するための臨床試験を実施しています。
研究者たちはまた、スーパーエイジャーがどのように学び、覚えているかをさらに理解するためにさまざまな脳領域を研究することを計画しており、スーパーエイジャーの驚くべき記憶に寄与する可能性のあるライフスタイルやその他の要因を調べます。
~以上~
NERUOSCIENCE NEWS.comからの情報です。
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モーツアルトの音楽の効果についての記事がありましたので、かなり久しぶりにブログの更新をしました。
記事の題名は、
https://neurosciencenews.com/mozart-effect-epilepsy-17012/
日本語翻訳:
「モーツァルト効果」は本当でしょうか?
新な解析により、音楽は癲癇に役立ことが示されています。
概要:
モーツァルトを聞くことで、癲癇の発作の頻度を減らすことができます。 モーツァルト音楽を毎日聞くと、発作の頻度が大幅に減少するだけでなく、癲癇に関連する異常な脳活動も減少します。
出典:欧州神経精神薬理学大学
モーツァルト音楽の癲癇(てんかん)に及ぼす影響に関する新たな総的分析により、モーツアルトのピアノ音楽を聴くことで、発作の頻度が減ることが確認されました。
モーツアルト音楽の影響において、現在の懐疑論を覆す可能性があるこの包括的メタ分析は、論文審査のある専門誌に最近発表された後、ECNP会議で発表されます。
モーツァルトを聴くことでメンタルヘルスに有益な影響を与える可能性があるという考えは、1990年代の初期の発見から生まれました。
それ以来、いくつかの研究がありましたが、多くは研究対象人数が少なかったり、研究の質が様々だったり、その結果、全体としては矛盾したエビデンスとなってしまいました。
こうしたことで、モーツァルト効果は多くの臨床医に幾分、懐疑的に扱われるようになりました。
現在、ピサ大学のGianluca Sesso博士とFederico Sicca博士の2人のイタリア人研究者は、モーツァルト音楽の癲癇に及ぼす影響に関連する研究を体系的に再調査しています。
臨床治療を分析するための承認された標準的方法に従って、発表された147の研究論文を見て、関連性や研究の質などを評価しました。
これにより、モーツァルト音楽が癲癇に及ぼす影響について、最良の利用可能な科学を代表する、9つのグループに分けて集めた12の研究を選択することができました。
彼らは、特に日常的にモーツァルトを聴くことで、癲癇発作の大幅な減少と、癲癇患者の異常な脳活動の頻度の低下につながることを発見しました。
これらの効果は、1回のリスニングセッションの後におこり、治療の長期的な期間の後にも維持されました。
Gianluca Sesso博士いわく、
「モーツァルト音楽が癲癇に及ぼす影響についての再調査は、これが初めてではありませんが、ここ数年で新しい研究の流れがあり、全体像を振り返る時がきました。
研究のデザインはさまざまです。たとえば、1回のリスニングセッションを見ている人もいれば、毎日のリスニングセッションを見ている人もいるなど、結論を出すのは簡単ではありません。」
「癲癇は驚くほど一般的で、世界では100人に1人弱が罹患しています。これは、社会的、個人的に大きなコストがかかることを意味します。ほとんどが薬で治療しますが、これらの薬は3割程度の患者さんには効かないので、他の治療法にも門戸を開いていく必要があります。」
「重要なのは、これらの治療法がテストされ、効果があることを示すことができるということであり、これがここで示されていることです」
メタアナリシスによると、モーツァルトを聴く期間は、癲癇発作の平均減少率が31%から66%の間であることが示されています。しかし、これは個人差があり、使用する音楽の刺激によっても異なります。
モーツァルト効果に関する最初の研究では、ピアノ2台のソナタK448が採用されており、これは今でも研究で最も使用されている曲です。K545ピアノソナタも効果があることが示されています。
https://www.youtube.com/watch?v=Q-t2jc6EwyQ K448ピアノソナタ
https://www.youtube.com/watch?v=cSGcFNENzSs K545ピアノソナタ
Gianluca Sesso博士は次のように述べています。
「すべての文化には音楽があるので、それは明らかに心理的な必要性を満たします。 モーツァルト効果のメカニズムはよくわかっていません。」
「明らかに他の音楽にも同様の効果があるかもしれませんが、モーツァルトのソナタは癲癇の治療に特に適した独特のリズム構造を持っている可能性があります。これには脳システムが関与する可能性がありますが、それを証明する必要があります。」
これは研究の再調査であり、オリジナルの研究ではありません。一つ言えることは、音楽が心に与える影響について、より一貫した研究が必要であるということです。
リトアニア健康科学大学の博士であり、ECNP Abstract and Poster CommitteeのメンバーでもあるVesta Steibliene博士は、次のように述べています。
「神経精神障害の治療における非侵襲的な脳刺激技術への関心が高まっています。 この再調査は、モーツァルト音楽が神経刺激の効果的な非侵襲的方法であり、患者の治療が困難な場合でも癲癇発作の頻度を減らすことができることを明らかにしました。」
「ただし、この方法を臨床現場で使用するためには、モーツァルト音楽が脳領域に及ぼす影響の正確なメカニズムをよりよく理解する必要があります。」
Steibliene博士はこの作業に関与していませんでした。これは独立したコメントです。
~以上~
音の癒し関連記事
http://sora-shinonome.jp/blog/post_213.html
http://sora-shinonome.jp/blog/post_113.html
森林浴とかよく耳にすることがありますが、1日に20分位、自然に触れ合うだけで、ストレスホルモンであるコルチゾールが低減するそうです。
ストレスが長期化し、コルチゾールレベルの分泌過多が続くと、 「海馬の萎縮」、「脳細胞の減少」、「ニューロンの生成阻害」、「脳の早期老化」、 「無気力・無関心」、「アルツハイマー症の増加」、などを引き起こします。
政府、助成金、製薬会社、大企業、銀行、学校、または利害の衝突する可能性のある他の者からの資金提供を一切受けていない、ニューロサイエンスの研究ニュースに専念したサイエンスウェブサイト:NERUOSCIENCE NEWS.comからの情報です。
Nature will nurtureこのフレーズに妙にうなずけました。
https://neurosciencenews.com/nature-cortisol-stress-11001/
要約を以下に掲載いたしますので、ぜひ日常の生活に"天然のクスリ"を取ってみてはいかがでしょうか?
「自然の薬」を取ることは、コルチゾールレベルを下げるのに有効です。
一日のうち少なくとも20分、自然との接触を感じさせる場所に散歩したり座ったりすることで、ストレスホルモンのレベルは、大幅に下がります。
それが、都会での自然体験の最も効果的な量(時間)を初めて確立した研究の発見です。
医療従事者は、心理学の最前線で公開されたこの発見で、実際に測定可能な効果があるという事実のもとで「自然の薬」を処方することができます。
「私たちは自然の中で過ごすことでストレスが軽減されることを知っていますが、今のところどれだけの量で、どれだけの頻度で行うのか、あるいはどんな種類の自然体験が私たちに役立つかさえはっきりしませんでした」とミシガン大学准教授、そして、この研究の主執筆者であるMaryCarol Hunter博士は述べています。
「私たちの研究は、ストレスホルモンのコルチゾールレベルを効率的に下げるという観点から、最大の利益を得るためには、自然な感覚が得られる場所に座ったり歩いたりするのに20〜30分かけるべきであると言うことを明らかにしています。」
無料で天然のストレス解消薬
"自然の錠剤"は増大する都市化、そして、画面を多く見る屋内生活様式から生じる健康への悪影響を減らす低コストの解決策にもなり得ます。 エビデンスに基づき、正確に何を調剤するかについて、ガイドラインを捜している医療従事者を支援するために、MaryCarol Hunter博士と同僚は、有効時間の現実的評価を探る実験を考案しました。
8週間の期間にわたって、参加者は10分以上、少なくとも週に3回 "自然の錠剤"を取るように依頼されました。 ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルは、2週間に1回、"自然の錠剤"の前後に採取した唾液サンプルから測定しました。
参加者は、時間、期間、そして、自然体験の場所を自由に選んだので、自然に触れ合っていると感じました。
MaryCarol Hunter博士が続けて曰く、「実験に個人的な柔軟性を組み入れることで、いつであれ、どこであれ、そして、予測できず、目まぐるしいスケジュールおかれた普段の現代生活の状況下でも、"自然の錠剤"の最適な時間を特定することができました。」
忙しいライフスタイルを大目に見ても、有意義な結果を生みだし、実験計画は他の面でも斬新でした。
「私たちは、"自然の錠剤"によるコルチゾール変化の4つのスナップショットを収集することで、参加者のストレス状態の日々の違いに対応しました」とMaryCarol Hunter博士は言います。
「また、それにより、日が経つにつれてコルチゾールレベルが継続的に自然に低下する影響を特定し、説明することができたので、有効時間の算出の信頼性が高まりました。」
自然は育む
データによると、コルチゾールレベルを大幅に低下させるには、わずか20分の自然経験で十分であることが明らかになりました。 しかし、もう少し時間をかけて座ったり歩いたりして20〜30分自然の中で過ごすと、コルチゾール値は最高の速度で下がりました。 その後も、追加されたストレス解消のメリットは増え続けていますが、そのペースは緩やかです。
「医療従事者は、"自然錠剤"の処方に何を入れるべきかについての証拠に基づいた経験則として私たちの結果を使うことができます」とMaryCarol Hunter博士は言います。
「それは自然と触れ合うことがどのように通常の日常生活の事情でストレスレベルに影響を与えるかについての最初の見通しを提供します。」
「複雑であるが、有効な自然と触れ合う時間を測定することに取り組むことによって、新しい領域が切り開かれます。」
MaryCarol Hunter博士は、この研究がこの分野のさらなる研究の基礎を形成することを願っています。
「私たちの実験的アプローチは、年齢、性別、季節性、身体的能力および文化が、幸福の追求の際、自然に触れ合う有効性にどのように影響するかを評価する手段にもなります。」
「そうすることで、人それぞれに合わせた"自然の錠剤"の処方が可能になるだけでなく、都市の設計方法および公衆福祉プログラムに関するより深い洞察が得られます。」
"ピークパホーマンス"とは、アメリカの心理学者 チャールズ ガーフィールド氏が1980年代に著書、"ピーク・パホーマンス ベストを引き出す理論と方法"の中で登場させた言葉です。
スポーツの世界だけに限らず、本番で結果を出さなければならない時、例えば、受験や発表会などいろいろとありますが、本来の能力を発揮しなければならない時、いかにして能力を発揮できるか?
ピークパホーマンスの向上、維持はすべての人にとって大事な要素です。
ピークパホーマンスの向上、維持のためには、必要不可欠な自律神経のバランスのゴールデンルールがあります。
それは、交感神経と副交感神経のバランスが1:1であることです。
http://sora-shinonome.jp/blog/post_140.html
自律神経は睡眠の質を左右し、睡眠が記憶力や学習能力、また、やる気にも大きく影響します。
睡眠の質の向上は、ピークパホーマンスの向上、維持のためには必要な要素です。
http://sora-shinonome.jp/blog/post_173.html
海外では、オリンピック選手のメダル獲得のために、選手の睡眠状態をモニターし、睡眠の質を向上させてピークパホーマンスの向上させている国もあります。
BSTのセッションは、トレーニングという要素は、既に存在しおりません。
http://sora-shinonome.jp/blog/bst_2.html
8/1000秒間隔で計測された脳波をもとに、コンピュータアルゴリズムで、その人だけに高度にパーソナライズされた、"音の処方箋"をリクライニングチェアーに腰かけて、ゆったりと聞いているだけです。
セッションが進むにつれ、さらにゆったりとして、"揺り籠の中"で揺らされているかのように眠ります。
眠っているときにでも、脳は自ら自己調整をしています。
努力は必要です。
でも、努力だけでは結果は付いてくるものでしょうか?
さらに、別の世界もあるのではないでしょうか?
胎教とは、世界大百科事典によりますと 妊娠中の女性の精神修養によって胎児によい影響を与えようとする教育とされています。
胎児の発育は妊婦の心身の状態と不可分であるから,時代と地域とを問わずおのおのの社会は妊婦が注意すべき事項を定めている。未開社会においては妊婦の禁止事項がことわざによって伝えられる場合が多い。アリストテレスおよびプラトンは,胎児の健全な発育のためには妊婦に適度な運動と精神の平静が必要であり,周囲がそのように配慮すべきことを説いている。
一方,前漢時代の中国では,優秀な子を生むためには妊婦の修養が必要であるという思想が生まれ,この修養が,すなわち胎児に施す教育であるという意味で〈胎教〉と呼ばれた。 (出典 世界大百科事典 第2版)
簡単に言えば、妊娠期の母親のストレス軽減のことで、なにか胎児に教え込むようなものではありません。
政府、助成金、製薬会社、大企業、銀行、学校、または利害の衝突する可能性のある他の者からの資金提供を一切受けていない、ニューロサイエンスの研究ニュースに専念したサイエンスウェブサイト:NERUOSCIENCE NEWS.com にメリーランド大学での妊娠期の母体のストレスが子孫に及ぼす影響がありました。
詳しい記事の内容⇒https://neurosciencenews.com/baby-stress-vaginal-microbiome-9536/
要約:新たなマウスの研究で、出産前,ストレスに直面した母親の子で、かつ出産時、母親の膣内微生物叢にさらされた母親の子は体重が減少し、成人期にストレスホルモンが増加していることが明らかになりました。
情報源:メリーランド大学
メリーランド大学医学部の研究者による新たな研究によると、ストレスを受けた雌のマウスの膣内微生物叢に新生児マウスがさらされると、ストレスの影響は新生児に伝わる可能性があります。
これらの変化は、妊娠中のストレスを受けた母親の男系の子孫に特に見られるようである。
Nature Neuroscience誌に7月9日に掲載されるこの研究は、ストレスなど、母親への侮辱が子孫の脳発達にどのように影響するかをよりよく理解できるようになるようです。 膣液に存在する微生物は、産道を通過する誕生の過程で腸に定着し、そしてこの腸内微生物叢の構成が脳の発達に影響を及ぼし、それが後の人生においてストレスにどのように反応するかに影響します。 マウスでは、出生前のストレスは膣内微生物叢を変え、出生後、男系の子孫の脳機能に影響することが知られていますが、どのようにして、これらの脳の変化が微生物叢の変化によって引き起こされるのかは明らかではありません。
メリーランド大学医学部のトレーシー・ベイルと彼女の同僚は、ストレスを受け、妊娠したマウスの膣内微生物もしくは、ストレスを受けていない妊娠したマウスの膣内微生物を,母親の膣内微生物叢にさらされない様に帝王切開で生まれた直後に、出産前にストレスを受けた男系子孫とストレスを受けていない男系子孫の両方の赤ちゃんに移植した。
ベール博士は、子宮内でのストレスとストレスを受けた母親の膣内微生物叢の両方にさらされた赤ちゃんが、体重と成長が減少し、成人した時、ストレスホルモン濃度が上昇していることを発見した。 ベール博士達は、ストレスを受けた母親から膣微生物叢を移植することによって、ストレスのない新しく生まれた男系子孫において、これらの影響は、部分的に再現され得ることを見出した。 しかしながら、ストレスのない母親からの微生物叢は、子宮のストレスの影響を緩和しなかった。
これらの結果から、妊娠中のストレスは、当研究チームの発見による部分的に胎児の免疫系の発達を変化させることによって直接的にマウスに影響を及ぼし、かつ、母体の膣内細菌叢を変化させることによって間接的にも影響を及ぼすことが示唆される。ヒトでは、妊娠中の母体のストレスは子の精神系疾患の危険因子となるが、この危険性も同様に膣内細菌叢の影響を受けるかについては未だ不明である。
ベール博士が言うには「これらの結果は非常に興味深いものです。 」「マウスで見いだされた効果がヒトにも当てはまるかどうかを調べることは、明らかに研究する価値があります。」
ベール博士は、自閉症や統合失調症などの神経発達障害のストレスとその後のリスクとの関連について、多くの研究に焦点を当てています。
以前の胎盤の研究では、雄の疾病に対する出生前のリスクの増加を予測する可能性のある、今までに確認されていなかった性差が発見されています。
彼女は以前、マウスでは、父親のストレスが子孫の脳の発達に影響を与える可能性があることを発見しました。 このストレスは父親の精子を変える可能性があり、子供の脳の発達を変える可能性があります。 ボイル博士はまた、慢性的な軽度のストレスを経験している雄のマウスには、ストレスに対するホルモン応答の低下を伴う子孫がいることを見出した。 この反応は、PTSDを含むいくつかの神経精神障害に関連している。 これは、軽度の生育環境上の問題でさえ、子孫の健康に重大な影響を及ぼす可能性があることを示唆しています。
~以上~
むずむず脚症候群の改善のためにセッションを受けたのではなく、ほかの目的だったのですが・・・・何故か「気が付いたらむずむず脚症候群が良くなっていた。」という方が少なからずおります。
むずむず脚症候群とは:https://ja.wikipedia.org/wiki/むずむず脚症候群
最近、NERUOSCIENCE NEWS.com(政府、助成金、製薬会社、大企業、銀行、学校、または利害の衝突する可能性のある他の者からの資金提供を一切受けていない、ニューロサイエンスの研究ニュースに専念したサイエンスウェブサイト)を見ていたら、新たな研究によりむずむず脚症候群の原因として体性感覚皮質の構造変化が示されたという内容がありました。
以下は、NEROUSCIENCE NEWS.comの記事の内容です。
神経学のオンライン版で2018年4月25日に発表された研究によると、むずむず脚症候群の人は、感覚情報を処理する脳の一部に変化を起こす可能性があると発表されています。
むずむず脚症候群は、脚に不快な感覚を引き起こし、脚を動かさざるを得ない衝動を伴います。 しばしば夕方と夜に発生し、ときには、睡眠にも影響を与えます。 運動によって症状が軽減することがあります。
鉄分の欠乏がある場合は、鉄分のサプリメントが処方されることもあります。 より深刻な場合には、投薬もありますが、多くの場合、長く服用するれば、重大な副作用があります。
ミネアポリスのミネソタ大学のByeong-Yeul Lee博士が言うには、
「むずむず脚症候群に関して、感覚神経系の変化を最初に説明した私達の研究は、感覚が処理される部分である脳の体性感覚皮質の構造変化の証拠を発見した。」
「この症状は脳のこの領域の病理学的変化と関連している可能性が高い。」
脳の体性感覚皮質は身体の体性感覚系の一部であり、身体の内側または外側の変化に反応する神経経路網で構成されています。 このシステムで、人が接触、温度、痛み、動きおよび位置を知覚することができます。
この研究には、平均で13年間重度のむずむず脚症候群を抱えた28人が参加し、症状のない同じ年の51人と比較されました。各参加者は、磁気共鳴イメージング(MRI)による脳スキャンを行った。
研究者たちは、むずむず脚症候群の人は、健常者と比較して感覚を処理する脳領域の脳組織の平均厚さが7.5%減少していることを見出した。 彼らはまた、神経線維が脳の片側を他の側に接続する脳の領域では、かなりの低下を見出した。
Byeong-Yeul Lee博士は、「これらの構造変化は、むずむず脚症候群の症状が、脳の特異な変化に起因していることをさらに確信させ、この症候群を理解し、新たな治療法を開発するための新たな焦点となる分野を提供する」と語った。
世界大学ランキング16位のUCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)医学部の研究によりますと、愛する人の死や離婚などの負の運命的な出来事を経験した中年男性は明らかに、脳の老化が早まることが示されました。
確執、家族の死、経済的困難、深刻な医療危機など、すべて身体的な老化を加速さえせることに関連しています。
このような、FLEs(負の運命的な出来事)は脳の老化を明確に加速させるように思われます。
磁気共鳴イメージング(MRI)の研究によれば、負の運命的な出来事を1つ経験すると、その年代の年齢よりも年に約3分の1だけ生理学的に高齢に見えるようになった。
脳科学や生理学など最先端の研究によって、ストレスが血管や脳を破壊したり、がんを悪化させたりするといった、人を病に陥れる詳細なメカニズムが明らかになってきています。ストレス状態が続けば、全身を不調に陥れ死にもつながるものです。ストレスを回避しようと、体は、抗ストレスホルモンである副腎皮質ホルモンを合成します。
精神的ストレスの特徴は、それが何日も続くのが特徴です。私たちは意識できませんが、生体内では副腎皮質ホルモンの血中濃度を一定に保つために合成と分解が絶えず行われています。その合成と分解の過程で活性酸素が発生してしまいます。
ストレスの対策としてアメリカ心理学会は5つの対策を進めています。
*ストレスの原因を避ける *運動 *笑う *サポートを得る *マインドフルネス
BSTは究極のリラクゼーションです。ストレスの対策、回復力や本来の能力を強化するものです。
人生100年の時代を目前として、老いても健康で生きることや、子供の人口が減る分だけ、子供一人一人の能力向上が求められる時代でもあります。
高ストレス状態では、持てる能力は発揮されずに、螺旋階段を転がり落ちるようなものです。
ストレスの対策においては、精神論や根性論だけでは、すでに時代錯誤だと感じています。また、ストレスの耐性については、胎児、バーストラウマ、幼少期のトラウマとの関りが深いものです。ストレス反応系は脳からのシグナルです。
日時:5/21(月曜日) 5/22(火曜日)
場所は未定ですので、決まり次第ご案内いたします。
私たちの脳は、本来、とても可能性に満ちたものですが、
また、脳の進化過程は、自然が数千年にわたり変化するよ
最近の研究において、心の傷は、脳の傷として刻まれ、脳
時代が進めば、当然、今までにない発想や技術が世の中に
BST(Brain State Techinology)もその1つです。
脳波のバランスを整える。
このような概念はあまり一般的ではありませんでした。
しかし、心身ともに健康、前向き、QOL(クオリティ・
BSTは、お客さまの脳波を測定して、コンピューターア
(8/1000秒、クローズドループ・フィードバック)
高度にパーソナライズされた音です。
その音を聞くだけで、脳は自ら脳波のバランスを正常化し
自己の能力を高めたい方 本番で能力を発揮させたい方!
(ピークパホーマンスの向上を目指す方、特にアスリートなど)
* 精神的に疲れ将来的に対し前向きになれない方
*トラウマを抱えていて日常に影響を及ぼしている方
*不眠でお悩みな方
* 不定愁訴でお悩みな方
* 年齢にを問わず、いつまでも快活でありたい方
* QOLを高めたい方
* 美人になりたい方
* 瞑想、座禅、ヨーガなどに関心があり、より深遠な世界を目指したい方
*受験など本番で結果を出したい方
* 胎教をお考えの方など
是非、ご参加ください。
いったん脳が深いリラクセーションの状態になると、脳は
リラクゼーションと瞑想は、ストレスホルモンからの解放
2018年、年も明けて、正月の気分が大分薄れ、普段の日常生活に戻っている頃でしょうか?
The New York Timesなら知っている方も多いかと思いますが、 TATRC TIMES は、ちょっと専門的な会報誌なのでほとんど知られておりません。
TATRCは"THE TELEMEDICINE & ADVANCED TECHNOLOGY RESEARCH CENTER"の略です。Telemedicine(テレメディシン)とは、電気通信技術を用いて遠隔で患者を診断および、治療することです。Advanced Technology Researchは先端技術のことです。
TATRC TIMES はテレメディシンと先端技術リサーチの会報誌です。アメリカの軍隊の会報誌です。
2018年12月号のTATRC TIMES では、軍の機関による実行可能性の研究におけるB2(ヘッドバンド)の使用に関する記事がありました。
記事の内容はTATRC_Times_Q1_FY18-pg24and25-HIRREMandB2v2.pdf
日本語訳
AAMTIプロジェクトのスポットライト:
脳波最適化のためのクローズドループのニューロテクノロジー(HIRREM)
人間の脳の機能に多大な影響を与えられる新しい技術を開発することには、大きな関心事です。その目的は、重傷を負った人の回復を支援することから、エリートパフォーマーのスキルを向上することにまでの全範囲に及びます。
国防総省、大学、産業界の研究者は、最も複雑な器官である脳の飛躍的な進歩を達成するためにどこよりも先に、全面的に協力しています。
この記事では、脳機能を進歩のための大切な突破口を紹介します。米国陸軍研究庁(ARO)、BST社、ウェイクフォレスト大学医学部(WFSM)、ウォーマック陸軍医療センター(WAMC) 防衛と退役軍人の脳損傷センター(DVBIC)、the Uniformed Services University of Health Sciences(USUHS)など、さまざまな分野の専門家が研究参加しています。
米国陸軍医療局 米軍高度医療イニチアチブによる急速なイノベーション基金の報奨金で、ウォーマック陸軍医療センターは、アリゾナ州スコッツデールの BST社 によって開発された自己使用型 アロスタティク・ニューロテクノロジーデバイス(ヘッドバンド、B2v2)の軍隊による実用可能性を評価しています。
この技術は、脳の電気的活動を非侵襲的にモニタリングすることで動作、高解析度スペクトル解析(0.01ヘルツの狭い周波数帯域)、そして、アルゴリズムは、選択された周波数をリアルタイムの音響刺激(常にピッチとトーンが変化する可聴音)に変換して、ヘッドフォンで届けられます。(図1)
アロスタシスとは「変化による安定性」を指します。
アロスタシスはむしろ、生きていく上で、たえず変化する複雑な環境変化にうまく対処するためには、すべての生物学的機能は常に状況に合わせ変化し、先を見越したものであるべきとモデル化しています。
アロスタシスの概念は、脳機能の単一の「正常な」形態が存在するとは仮定しません。
正味の効果は、神経振動の自動較正、即ち、脳自体がそれ自身の独特の自己最適化調整を独自の条件で行うことができるプロセスをサポートすることです。
自己最適化とは、「慢性または外傷性ストレスに関連し得る右脳と左脳の非対称性の減少」とも表現できます。(図2)
自己使用型デバイスは、HIRREM®のコア技術(BST社で開発された高解像度、リレーショナル、脳波ミラーリング)から採用され、 HIRREM®は、2011年からウェイクフォレスト大学医学部で不眠症などの症状を治療するためのオフィスベースの医療介入として研究されています。
2014年、米国陸軍研究庁は、概日リズムの調節のためのデバイスを制作するために、BST社にフェーズ1の賞を授与しました。 賞の目標を達成するために、BST社は脳の電気活動の自己最適化、睡眠の改善、脳へのストレスの影響の減弱、ひいては概日リズムの乱れの減少のために自己使用の形態で動作するような技術を開発しました。
2015年3月には、自己使用型の試作機を首尾よく提供し、現時点では2回のバージョンアップを経てB2v2(図3)として利用可能。
ウォーマック陸軍医療センターのRapid Innovation Fund(RIF)は、30人の米陸軍特殊部隊兵士によるBST社の自己使用機器の実行可能性テストを許可し、 機器の利点だけでなく目的について説明します。
兵士は、1週間に2〜3回、1日2回まで、4〜6週間、一回のセッションで10分〜20分間使用するよう求められます。
期間の終わりに、兵士達は、器機を使用したか?使用しなかったか?そして、その理由、何を経験したのか?および、使用後に気付いた変化がないかどうか?を尋ねられます。
旅行中、または、プライベートな家庭で兵士達が器機の使用を受け入れることは、予備データで示されています。 改善のための唯一の提案は、適切なセンサーの接触を簡単にするようにヘッドバンドを修正することでした。 BST社は、すでに大幅に改善操作を可能にするためにヘッドバンドを改良しています。報告された副作用はありません。
これらの結果は、軽度の外傷性脳傷後の継続的な症候を改善する方法としてオフィスベースのHIRREM®を評価する対照臨床試験(2018-19)をリードするために、今秋、今後の研究計画をBST社に通知する予定です。
二番目の試験 (2020-21) は、HIRREM ®と自己使用型機器の統合が、アロスタティックな脳最適化戦略のさらなる拡張性とコスト効果をサポートできるかどうかを検証します。
この試験の全体的なパートナーは、主任研究者Sung Lee博士(BST社)、研究主幹Wes Cole博士(DVBIC)、Fort Bragg氏(NC)、Y. Sammy Choi博士(ウォーマック陸軍医療センター)、USUHSの神経科学・再生医療センターMichael Roy博士(COL、RET)です。 外傷性ストレスおよび外傷性脳損傷に苦しむ負担は計り知れません。
軍人や彼らの愛する人は、偏った影響に侵されます。
薬は、最善でも、いまいちの効果で些細でないリスクを伴います。
多くの標準的な行動療法は、取り込み性が少なく、睡眠障害の効果が少ないなどの限界があります。TBI(外傷性脳症)に起因する痛みおよび感覚障害のFDA認可の治療法はまだありません。
「脳はそれぞれ異なります - そして、常に変わること - そして、脳からアプローチして脳を重視する戦略は、決定的に重要な意味を持ちえます。研究者として、この技術で何ができるのかを想像してワクワクしています。」とこの記事で紹介された研究者たちの中心人物であるY. Sammy Choi博士は述べました。
"脳が中央司令部の器官と見なされるとき、その機能を真に進歩させることができる医療介入の使用で、多くの利益が予測されます"
TATRCを含む米陸軍医療研究部門は、この公理に関連する広範な技術とアイデアのテストを支援するために重要な役割を果たしている。
この実現可能性プロジェクトに関する情報の一部は、2017年8月27〜30日、フロリダ州キシミーの軍保健システム研究シンポジウムで発表されました。詳細は、AAMTIプログラムマネージャー:Holly Pavliscsakにお問い合わせください。
10歳代の若者(若い成人)
- 恐怖反応と攻撃性を制御する脳の反応部分である扁桃体は、人生の早い段階で発達するが、脳の推論と論理的部分は時間の経過とともにゆっくりと発達し、成人までは成熟しない(一般的には25歳~30歳)。これは、ほとんどの10代が、合理的な思考や論理よりも、衝動的な反応によって多くのことが駆り立たたされることを意味します。
- 10代で完全に発達した脳の部分は、脳の「喜びの中心」または「報酬を求める」部分です。研究では、成人の脳よりも「報酬」が提示された場合、10代の脳がより強く反応することが示されています。繰り返しになりますが、前頭葉の発達が未熟な段階では、10代が報酬を求めるふるまいや行動に強く追い込まれることを意味しますが、彼らは、長期的な結果を予想するような論理性も欠けています。
- また、研究では、10代の脳が薬物やアルコールの中毒になる可能性が非常に高いことが示されています。これは、若い脳の強い「報酬」応答と、脳がまだ発達段階であるという事実に起因しています。この間にどのような行動が強制されても、それに固執する可能性があります。
- 感情システムがまだまだ発達中なので、10代は他の人の感情を誤って読むことが多く、その結果、10代の若者たちの反応は扁桃体に大きく依存しています。これは、10代の若者が「過反応」または「感情的に不安定」につながるのかもしれません。
- 10代の脳にはまだ "ブレーキシステム"(前頭葉で時間の経過とともにゆっくりと発達する自制と衝動に抵抗する能力)が欠けていることに留意してください。 これは、多くの場合、10代の若者が不必要なリスクを冒し、行動を起こす前に十分に考えているとは思えない理由です。 間違いを犯すことは、学習プロセスの重要な部分であり、間違いの結果に直面することは有益なフィードバックです。親として、時々、子供の誤りの結果に子供に直面させるのは難しいかもしれません。親として、痛みや不快感からあなたの子供を守ることを望みます。しかし、悪い意思決定や行動を繰り返すことには、未解決の結果をじかに経験するよりも、抑止力はありません。 子供の行動の結果から子供を保護すれば、あなたは何気なくその悪い行動を強化しています。
10代の脳を刺激するアイデア
- 思春期は10代の若者が大人になった時に、脳を「再編成」する方法を決定づける脳の発達と成長にとって重要な時期です。 練習や繰り返しは、大人の生活でも通用するスキルを開発する上で重要です。親として子どもがこの成長期を最大限に活用する僅かな方法は、子供たちを大人の意思決定のプロセスに参加させることです。 たとえば、「午後10時までに家に帰りなさい」というよりも、10代の若者も交えて門限に関する議論をすることが有益です。これらのタイプのシナリオは、10代が各自の状況のいい部分と悪い部分を考え、それぞれの選択に対するする影響を予測するように促します。 10代の若者を重要な意思決定に必要な論理と問題解決の場面にさらすことは、これらの新たに発展する脳の神経経路を強化するのに役立ちますが、もちろん、親が最終的な「拒否権」を持っているという理解を持って親の指導の下で行うべきです。
- 時には、難しい場合もありますが、子供が間違いや悪い行為の結果を経験できるようにしてください。 このフィードバックは、自己調整能力と衝動制御を開発するのに役立ちます。
幼児期の脳を刺激するアイデア(生まれてから6年)
- 安全な探索を推進して下さい!もちろん監視の下で、中と外の世界の探索は、よちよち歩きの幼児の感情的、社会的、身体的な発展のためには重要です。人類は本質的に好奇心が強いですし、多くの私たちの基本的な本能をかき立てるのはこの好奇心です。研究によれば、子供が遊んで過ごす時間は、学習能力に影響します。身体活動と探索は、前頭葉(脳のCEO)の健全な発達を促すのに役立ちます。子供が動くほど、脳の前頭葉のつながりがより強くなり、その結果、自己調節を手助けします。
- 出生時および初期幼児期に存在するニューロンの膨大な量のため、幼児の脳は新しい言語を容易に学習し、身に付けることができます。研究によると、2つ以上の言語で話されている赤ちゃんは、後の人生でより優れた実行機能を持ち、特に、注意を払う能力、つまり、課題に対する集中維持能力の向上が証明されています。
- 幼児や幼児を対象としたビデオやテレビ番組の「早期学習」には注意し、全体として、テレビやビデオに触れる時間を制限してください。 これらの「早期学習」ビデオに含まれる情報はそれ自体「悪い」ものではありませんが、しかし、情報は非常に不完全であり、学習、統合、理解の重要な文脈が欠けています。例えば、乳幼児や幼児に対象物を認識させるために対象物の絵もしくはビデオを見せ、その後、「リンゴ」の写真が示され、「リンゴ」と話された言葉が続き、目的物の名前を強固なものにするようなビデオ教材。しかしながら、ここではどれほどの情報が欠けているのかを考えてみてください。リンゴの味と香り、リンゴの重さと密度、触れたときの感触とパサパサしないでサクサクとした内側を取り巻くワックスを塗ったようなリンゴの皮の感触。子供たちは、不完全で欠けている再現より、現実の世界と直接交流することから もっと多くを学びます。
後期幼児期/早期児童(7歳〜12歳)
- 7-12歳の間で、前頭葉(推論や自己調節のような実行機能の役割を果たす)のサイズが増え続け、また、神経接続も発展し続けます。これは、より複雑な行動能力と、より複雑な認知能力を遂行する手助けとなります。
- 思春期の初期には、現在の行動が将来の結果をもたらすことを理解し始めますが、自制能力はまだ、未熟で発達中です。多くの場合、10代の若者は、計画と自己規制の領域の一貫性に苦しみます。これらの神経接続が強化されるにつれ、世界を知覚し、考える子供の能力は、結果的に、エゴ(自分中心)の視点から、もっと(他人をも考える)共感的な思考の視点へと進歩します。
- 前頭葉のサイズが増大するにつれて、思春期の初期には、合理的な順序で一連の作業を行うなど、ますます困難な認知課題に取り組むことができます。例:一連の書面による指示に従っておもちゃを組み立てる。
- 後頭部(視覚や知覚のような感覚情報処理を担う)は、10~11歳の間に最終的な急成長が始まります。興味深いことに、小脳(整合された精神的思考だけでなく、運動性や身体の整合性を制御)は、まだ青年期に成長している脳の一部です。研究者たちは、私たちが「より高い思考」(数学、音楽、哲学、意思決定、社会的スキルなど)とみなしているものは何であれ、小脳の機能性や処理能力を引き出すという説を出しています。10代の若者が複雑な社会生活の舵を取るにつれて、小脳は大きな役割を果たすように見え、しばしば厄介な思春期の発達過程を乗り切ります。小脳は脊髄と脳幹の上端に位置しているため、自動車事故やフットボール試合などの「鞭打ち」でダメージや損傷を受けやすいです。
幼児期から10代前半の若者の脳を刺激するアイデア
- 身体活動と新しいことに挑戦することは、生涯を通じて非常に重要ですが、特に若い10代が子供の無制限な「自由時間」から教室の枠組み、境界、そして「ルールと規制」へと移行しているため、この段階では特に重要です。近年、学校は休憩や継続的な運動から離れて、教室での学習により多くの時間を費やすようになりました。残念なことに、これはしばしば「じっとして座ることができない」、または集中することが難しい子供にとって、望ましい効果がありません。進化論的に言えば、人間はまだ長期間座っているようには設計されておらず、研究によれば、運動と探査が自己規制能力を開発する上で重要な役割を果たすことが示されています。10代前半の若者が移動して探索する機会たっぷりと与えられると、ニューロンネットワークの発達に利益がもたらされます。
- テクノロジーが脳の発達の仕方を変えていることがますます明らかになってきているため、スクリーンを見ている時間の境界を設定することで、子供たちが将来、テクノロジーと健全な関係を築くことができます。テクノロジーの使用を子どもに任せきりだと、大部分の子供と10代の若者は、それを酷使します。現代のテクノロジー主導型文化は、絶えずメディアのフィードバックを得て社会を過飽和状態に導いているため、ほとんどの子どもたちは健全な境界を設定するために何らかの支援を必要とします。携帯電話、タブレット、ビデオゲーム、そしてテレビの制限を設定することで、脳のバランスを再び整え、絶えず続く感覚過負荷(子供たちを過度に刺激し過敏にする可能性がある)から子供と10代にとって必要とされる休憩をもっと得ることができます。あなたの子供たちに、人々、そして、まわりの世界と再び繋がるのを促すだけでなく、子供たちが他の興味を探求するため、テクノロジーからの週末休暇時間を多くとることを検討してください。
- 大部分のタブレット、テレビ、そして、スマートフォンから放出される青色光も、健康的な睡眠の調整に重要なホルモンであるメラトニンの生成を脳内で妨げることが証明されています。就寝前、または、就寝前の1時間にデバイスの使用を制限すると、お子さんが眠りやすくなり、安らかで睡眠を回復するのに役立ちます(開発途上の脳は、何か多くのものを必要とします。)
早期児童発達(誕生~6年)
4週齢の胎児は毎分250,000の驚異的な速度で新しいニューロン(脳信号の新しい縦断する「道」)を形成します!
子供が3歳になるまでには、脳は成熟した大人の80%までの容量になり、1000兆に近い神経接続になっています。これは、脳が生後3年間で爆発的(指数関数的)に成長することを意味します。実際には、誕生から3歳までの間で、人間のライフサイクル全体における脳の発達が最も速いと考えられています。
出生時には、健康な赤ちゃんには約1000億個のニューロンがあり、これは成熟した成人の2倍のニューロンです。この膨大な数のニューロンは、赤ちゃんが健全な成長と生き残るために必要な学習と適応にとって、ふさわしい量です。これらのニューロンのすべてが永遠に残るわけではありません。
「シナプスの刈込現象」は、小児期に始まり、思春期が始まるまで続きます。これは、脳がより弱いニューロン接続を「刈り込み」し、最も強い接続のみを保持している時期です。
2〜6歳の間には、前頭葉に急速な成長が見られます。前頭葉は、より高い認知プロセスを扱う脳の統括責任者です。子供たちは問題解決の方法と自己規制を学び始め、この部分の発達の結果、記憶、言語、思考のスキルが向上するのです。
ニューロンの過剰産生およびシナプスの刈込現象は、小児期の時期を通じて続きます。頻繁に使用されるシナプスは強化され、めったに使用されないシナプスは除去されます。
「経験が重要です!」たとえば、一度も話し掛けられることがなかったり、読んで聞かせられてない子供は、後の人生で、会話能力で苦労するかもしれません。また、ほとんど、じゃらされなかった子供は社会適応で苦労するかもしれません。
幼児期の脳を刺激するアイデア(生まれてから6年)
安全な探索を推進して下さい!
もちろん監視の下で、中と外の世界の探索は、よちよち歩きの幼児の感情的、社会的、身体的な発展のためには重要です。
人類は本質的に好奇心が強いですし、多くの私たちの基本的な本能をかき立てるのはこの好奇心です。研究によれば、子供が遊んで過ごす時間は、学習能力に影響します。身体活動と探索は、前頭葉(脳のCEO)の健全な発達を促すのに役立ちます。子供が動くほど、脳の前頭葉のつながりがより強くなり、その結果、自己調節を手助けします。
出生時および初期幼児期に存在するニューロンの膨大な量のため、幼児の脳は新しい言語を容易に学習し、身に付けることができます。研究によると、2つ以上の言語で話されている赤ちゃんは、後の人生でより優れた実行機能を持ち、特に、注意を払う能力、つまり、課題に対する集中維持能力の向上が証明されています。
幼児や幼児を対象としたビデオやテレビ番組の「早期学習」には注意し、全体として、テレビやビデオに触れる時間を制限してください。 これらの「早期学習」ビデオに含まれる情報はそれ自体「悪い」ものではありませんが、しかし、情報は非常に不完全であり、学習、統合、理解の重要な文脈が欠けています。
例えば、乳幼児や幼児に対象物を認識させるために対象物の絵もしくはビデオを見せ、その後、「リンゴ」の写真が示され、「リンゴ」と話された言葉が続き、目的物の名前を強固なものにするようなビデオ教材
しかしながら、ここではどれほどの情報が欠けているのかを考えてみてください。
リンゴの味と香り、リンゴの重さと密度、触れたときの感触とパサパサせず、サクサクとした内側を取り巻くワックスを塗ったようなリンゴの皮の感触
子供たちは、不完全で欠けている再現より、現実の世界と直接交流することからもっと多くを学びます。
体罰や暴言などで子供の脳が「萎縮」「変形」すると厚生労働省研究班が注意喚起をしています。
「愛の鞭」のつもりが「虐待」になることもあります。
子供が言うことを聞かず、イライラすることもあり、つい叩いたり怒鳴ったりしたくなりますが・・・・・・
一見、体罰や暴言には効果があるように思えますが、恐怖により子供をコントロールしているだけで、なぜ、叱られているか子供が理解できていないこともあります。
最初は「愛の鞭」のつもりでも、いつの間にか「虐待」へとエスカレートしてしまうこともあります。
すでに、子供への体罰などを法的に全面禁止している国は世界で50か国以上です。
友田医師の研究によれば、厳しい体罰により、前頭前野(社会生活をする上で非常に重要な脳の部位)の容積が19.1%減少し、言葉の暴力により、聴覚野(声や音を知覚する脳の部位)が変形していたことが判明しています。
厚生労働省の研究班による資料「愛の鞭(むち)ゼロ作戦」によれば、体罰や暴言により、子どもの脳に「萎縮」や「変形」が起きること、親子関係の悪化や精神的な問題が起きやすいことが、国内外の研究で明らかになっています。
また、約16万人分のデータに基づき、親による体罰を受けた子供と、受けていない子供の違いを分析した研究もあります。
親による体罰の影響として、「親子関係の悪化」「精神的な問題」「反社会的行動の増加」「攻撃性の増加」などの望ましくない影響が大きいのです。
BuzzFeedd Newsより https://www.buzzfeed.com/jp/seiichirokuchiki/taibatsu-brain?utm_term=.yvpqdxoyg6#.el3b6gXJQk
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脳震盪の臨床診断で問題のないケースであっても、脳に加わった(一時的な)ダメージが充分に回復しないうちに競技に復帰した場合に、更に重大な脳損傷に繋がる例がしばしば報告されています。
また、一見何にもないように見えても、脳の中では様々な変化が起きており、その根拠が最近の研究で次第に明確になってきました。
別冊日経サイエンス No 218 脳科学のダイナミズムによれば
脳震盪から脳疾患へ
頭部に何度も衝撃を受けると、精神障害になることは以前から知られており、そうした障害が現れたボクサーは「パンチドランカー」と呼ばれる。
アメリカンフットボールの選手にこの問題が指摘されるようになったのはここ10年のことで、また、この障害の病理学的マーカーが培検(病理解剖)で特定され、この障害は現在「慢性外傷性脳損傷(CTE)」と呼ばれている。
NFL(プロアメリカンフットボールリーグ)の選手が頭部に繰り返し衝撃を受けるために、引退後に重度のうつ病や記憶喪失。奇行や攻撃的行動、早期痴呆を呈しているという説に、いまだに懐疑的あるいは否定的な学者もいる。
だが、精神障害の症状が出た後に自殺あるいは死亡した元NFL選手の数は気がかりなほど多い。
そして、彼らの多くは、脳に障害があるのではないかと悩み、自らの脳を科学的研究に使ってほしいと申し出た。
つい最近の例は、元シカゴ・ベアーズの名セーフティ、デュアソンだ。彼は自分の脳を研究のためにNFL脳バンクに提供するとの遺書を残し、頭でなく胸を撃って2011年2月に自殺した。
培検の結果、他の多くの例と同じく、デュアソンがCTEを患っていたことが判明した。
~中略~
長年にわたってNFLから否定され、科学界からも懐疑的にみられてきたCTEが、「今では広く、みとめられつつある」とマッキーは言う。「折り返し地点は確実に越えた。同調する人がどんどん増えている」。
NFLも見解を変え、マッキーが共同センター長を務めるボストン大学外傷性脳損傷研究センターに100万ドルの研究費を寄付した。 (マッキー: ボストン大学とマサチューセッツにあるベットフォードVA医療センターに所属する神経病理学者)
~以上~
BSTの研究デレクターのサン・リー博士のSBMT(脳マッピングおよび治療協会)の第13回年次総会での発表の中身
昨年、フロリダ州マイアミで行われたSBMT(脳マッピングおよび治療協会)の第13回年次総会でBSTの研究デレクターのサン・リー博士は、世界的に有名なベネット・オマル博士の講演の前に、軍事におけるトラウマ(PTSD)のセッションのデータを示したプレゼンテーションを行いました。(研究は、特殊作戦を通じて米国国防総省によってサポートされ、ウェイクフォレスト大学医学部で行われた。)
ウェイクフォレスト大学医学部での研究はBSTと表現せずに、HIRREM(High-resolution Relational Resonance-based Eletroencephalic Mirroring)と表現しています。
リー博士のプレゼンテーションの内容は以下のとおりです。
- HIRREMの使用はPTSD症状の顕著な改善、ならびに心拍数と血圧の調整機能の改善
- 外傷性脳損傷(TBI)およびスポーツ関連の脳震盪の顕著な改善
ベネット・オマル博士はSBMTから医学賞のパイオニアという名誉を与えられました。
オマル博士は、元NFLの選手でスーパーボールのチャンピオンである有名なマイク・ウエブスターの司法解剖でCTE(慢性外傷性脳症)を初めて記述した神経病理学者です。
オマル博士とマイク・ウエブスターの話し、そしてNFLの反応は、ウイル・スミス主演のハリウッド映画「Concussion」(原題)のテーマとなっています。
映画のストーリー:
単なるスポーツの枠を超えて、いやまアメリカを代表するエンターテインメントとなったNFL。毎週2000万人ものファンを熱狂させ、多大な経済効果と雇用を生み続ける"アメリカの夢"。そんな巨大組織がひた隠しにしてきた業界の闇に、たった一人で立ち向かった外国人医師がいた。
『Concussion』は、全米を揺るがした衝撃の告発に基づく実話ドラマ。アメリカ社会の正義と理想を信じて孤独な戦いを続け、ついにはNFLを動かすに至った、不屈の男の物語だ。
ナイジェリアから夢を抱いてアメリカにやってきたベネット・オマルは、優秀で誠実な医師。2002年、ピッツバーグで検死官を務めていた彼は、元NFLの名選手マイク・ウェブスターの変死解剖を担当する。
"史上最高のセンター"と言われながら晩年は奇行を繰り返し、車の中でホームレス同然の生活を送っていた地元の英雄。
という見解を発表し、危険な論文を撤回させるべく、絶大な権力を駆使してオマルを締め上げていく──。
その寂しい最期に不審を抱いたオマルは、周囲の反対を押し切ってマイクの脳を精査。長期間にわたって激しいタックルを受け続けることにより引き起こされる「CTE(慢性外傷性脳症)」という新たな疾患を発見し、マイク以外にも多くのプレーヤーたちが精神を病み、謎の死を遂げていることに気付く。警鐘を鳴らすべく、オマルは医学誌に論文を発表。
しかしNFLは、アメリカの国民的スポーツを根底から揺るがしかねないこの事実を、全面的に否定。逆に「試合中の衝突で脳震盪を起こした選手はいない」という見解を発表し、危険な論文を撤回させるべく、絶大な権力を駆使してオマルを締め上げていく──.
私たち人間の可聴領域は、おおよそ20Hzから2万Hzと言われております。
高い周波数帯域の可聴限界は年齢とともに下がり、
高齢になると1万Hz以上の音はだんだん聞こえなくなってしまいます。
「音はなぜ癒すのか」ミッチェル・ゲイナー著 上野圭一・菅原はるみ訳
によりますと
現代人は、目から入ってくる情報過多な状態、即ち、視覚優位の文化のなかで
生活しているために聴覚刺激の生理学的作用は軽視されていると伝えております。
昔の人々と現代人を比べてみますと、
現代人は、都会になるほど様々な騒音の中で暮らしています。
その為、可聴能力は低下していると言われております。
また、騒音は、ストレスを生じさせ様々な病気の起因のひとつであるとも
言われております。
音は生理機能の全てのレベルに働きかけ、そのアンバランスを調整する作用があり、
どんな症状や病気にも有効だと考えられています。
音が、直接体に作用するだけでなく、感情レベル、思考レベル、霊的レベルに深く触れ、
その人を変容させることによって、結果的に体に作用するという結果をもたらすのです。
カルフォルニア州サンディエゴ市のシャープ・カブリリョ病院の神経科科長、
および同市のチョプラ健康センターの医長であるデービット・サイモン博士の研究によると、
癒しを目的とする詠唱や音楽には、計測可能な生理学的効果があり、
サイモン博士は、詠唱によって脳内麻薬物質の分泌が促進され、
それが鎮痛作用と治癒作用をもたらすと指摘しています。
癒しの音は、興奮状態にある人へ深いリラクゼーション状態をもたらしますし、
衝撃的な経験やトラウマによって心が凍りついている人の内奥に隠れている
痛ましい感情をなだめることも出来ます。
悲しみに打ちひしがれている人、怒りにとりつかれている人(ひと)にとっても
そうした癒しの音が鎮痛作用をもたらします。
以上が「音はなぜ癒すのか」の大まかな内容です。
あらためて、音の影響力を再認識させられます。
私たちは、この世に生まれる前から、子宮の中で、音に包まれているのです。
母親の心臓の鼓動音、心音です。
新生児に72拍の心音を聞かせると落ち着き、120拍の心音ではむずかり始めるのです。
生まれる前からすでに、心地よいリズムが脳に刻まれているのです。
今回のブロクは海外サイトhttp://www.yourtango.com/2016298017/seven-ways-childhood-trauma-can-change-your-brain
からの内容です。
少し衝撃的な内容かもしれませんが、トラウマとは脳に刻まれたものです。
医療と脳科学のブレークスルーは既に始まっています。
本文の結びの言葉ですが、「脳と体は決して不変なものではありません。 常に変化していく過程にあるのです。」
少し長いのですが、最後まで読んで頂ければ幸いです。
軽減されない慢性的な感情的、肉体的な健康状態、そしてそれは、決して止むことのない見えない流れに逆らって泳ぎ続けているように感じるかもしれません。そんな状態がちょっと辛く、ちょっとばかり長く続いているのはなぜだろうと思ったことが、もしもあれば、ある科学研究の新しい分野は、希望、答え、癒しの見通しを与えてくれるかもしれません。
1995年、ビンセント・フェリッティ医師とロバート・アンダ医師は、子供と思春期の被験者17,000人におよぶ履歴を徹底調査する大規模な疫学研究を立ち上げました。それは、子供の時の経験とその後の大人になった時の健康記録を比較するものでした。
その結果は衝撃的でした。約2/3の被験者が有害幼年期経験(Adverse Childhood Experiences ,ACEs)を一回かそれ以上経験しています。
有害幼年期経験(ACEs)は、フェリッティ医師とアンダ医師によって、子供が直面する慢性的、予測不可能そしてストレスを誘発する体験を網羅するために新たに作り出した用語です。
これらは、うつ状態もしくはアルコール依存の親と一緒に育つこと、離婚や他の原因で親を失うこと、慢性的に恥をかかされることに耐えること、感情無視、性的もしくは肉体的虐待などを含みます。
これらの幼年期の感情的トラウマの形態は、日々成長に必要な体験課題の枠を超えていました。有害幼年期経験(ACEs)の回数は驚くほどの正確さで大人になった時に、どれだけ医療にかかるかを予測していました。
- 有害幼年期経験(ACEs)のカテゴリーの4つ以上に直面した場合、幼年期に逆境を経験していない場合と比較してがんと診断される可能性が2倍高かった。
- 女性の場合、それぞれの有害幼年期経験(ACEs)スコアが加算されるに連れて、自己免疫疾患で入院するリスクは20%上昇しました。
- 有害幼年期経験(ACEs)スコアが4の人は、有害幼年期経験(ACEs)スコアが0の人よりうつ病に罹患する可能性が460パーセント高くなりました。
- 有害幼年期経験(ACEs)スコアが6以上であれば、寿命は約20年短縮されました。
幼年期の慢性的で予測不可能な毒性ストレスの経験は、成人期に慢性的な状態になる傾向にあることを有害幼年期経験(ACEs)の研究は物語っています。しかし、なぜ?
昨今、国中の研究室で神経学者たちは、かつては不可解だった脳と体の繋がりを覗き込こみ。生科学的レベルで、まさに、どの様にして私たちが若い頃に直面したストレスが大人になるまで影響を及ぼし、体、細胞そしてDNAさえ、変えてしまうのかについて解析中です。
科学者が見つけたものに驚かされるかもしれません。
子供の頃のトラウマについてのこれらの科学的な発見の一部は、熟慮するには少し圧倒的でさえあります。
私たちは、感情的そして肉体的な痛みがどの様に絡み合っているのか考え直さなくてはなりません。
1. 将来のストレッサーに効果的に対応する能力の喪失
幼年期や思春期に何度も何度もストレスを誘発する状況に晒されると、生理的ストレス反応はオーバドライブになり10年、20年、たとえ30年後さえ、将来のストレッサ―に対し適切で効率的な適応能力を失います。
これは、DNAメチル化として知られているプロセスのために起こります。小さな科学的指標、すなわちメチル基は、ストレス反応を調整に関与している遺伝子と結びつき、これらの遺伝子が正常に働かなくなります。
遺伝子の機能が変えられるにつれ、ストレス反応は、生命に対し"高い状態"に再設定され、炎症と病気が促進されます。
これは、私たちが大人の生活の中で経験する毎日のストレッサー(予期しない請求書、配偶者との不一致、または高速道路で私たちの前に、急に割り込む車など)に過剰反応し、より多くの炎症を引き起こす可能性が高くなります。これは次第に、自己免疫疾患、心臓病、癌、うつ病を含む多くの慢性疾患の原因となる。
事実、イエールの研究者は最近、慢性毒性ストレスに直面する子供たちは、"全ゲノムにわたって"ストレス応答を監視するだけでなく、広範囲の成人病に関与する遺伝子においても、変化を示していることを発見しました。 初期の感情的トラウマ、エピジェネティックな変化、および成人の身体疾患に関するこの新しい研究は、医療界が長い間「肉体的」疾患と見なしてきたものと「精神的とは?」または「感情的とは?」との間の長年の図解を切り崩します。
2. 脳の大きさと形の収縮
科学者は、発達中の脳が慢性的なストレスを受けると、感情と記憶を処理し、ストレスを管理する脳の領域である海馬の大きさを実際に縮小させるホルモンを放出することを発見した。 最近のMRI研究は、有害幼年期経験(ACEs)スコアが高いほど、脳の鍵となる他の領域の前頭前野(意思決定および自己管理能力に関連する領域)そして、恐怖処理センターである扁桃体において、灰白質がより少ないとことを示唆しています。
有害幼年期経験(ACEs)によって脳の働きが変わってしまった子供たちは、成人になると軽度のストレス要因にも過度に反応する可能性が高くなります。
3. 気分障害の可能性が高い
子供の場合、ニューロンとシナプスの接続は過剰です。子供の脳は一生懸命に働き、周囲の世界を理解しようとしています。最近まで科学者たちは、過剰なニューロンと接続の刈り込み現象は単に"使わなければなくなる"方式でなされると信じていましたが、驚くことに、脳の発達過程で新たな役割を担うものが現れたのです。
それは、非神経細胞であり、実は免疫系の一部であるミクログロリア(全脳細胞の10分の1を占める)が刈り込み現象に携わっています。
庭師が垣根を刈り込むように、これらの細胞はシナプスを刈り込みます。全ての細胞と細胞破片をのみ込んで、消化します。そして、それによって重要な整理整頓の役割を演じます。
しかし、子供が有害幼年期経験(ACEs)の予測できない慢性的ストレスに直面した場合、「ミクログロリアは、確実に活動が高ぶり、神経炎症を引き起こす神経化学物質をどんどんと機械的に作りだします。」
「この目立たない状態の慢性神経炎症は、脳のトーンをリセットする変化につながります。」と脳の発達過程を研究しているメリーランド大学メディカルセンターの研究チームのマーガレット・マッカーシー博士は語ります。
それは、有害幼年期経験(ACEs)の履歴があったり、信頼できる愛情のある大人の存在を欠いて育った子供たちが思春期になった時、気分障害を発症したり、実行機能や意思決定スキルが低下したりする可能性が高くなることを意味します。
4. テロメア
感情的な表現になるが、幼年期のトラウマは、仲間たちより「年上」に見られるようにしてしまいます。現在、デューク大学、カリフォルニア大学、サンフランシスコ、ブラウン大学の科学者たちは、有害幼年期経験(ACEs)が細胞レベルで子供を時期尚早に老化させる可能性があることを発見しました。
幼年期にトラウマに直面した成人は、ゲノムを健康で無傷に保つテロメア(DNA鎖の端にある保護キャップ、例えば靴ひものキャップのようなもの)がより多く侵食されています。 テロメアが腐食するにつれて、病気が発症しやすくなり、細胞もより早く老化します。
5. 回りの世界に適切に反応する時の問題
私たちの脳の内部で、 "デフォルトモードのネットワーク"と呼ばれる神経ネットワークは、道路でアイドリングしている車のように、静かに鳴り響いています。それは記憶と思考の統合に関連する脳の領域を結びつけ、いつもスタンバイしていて、次に何をする必要があるかについて理解する準備ができています。
「脳のこれらの領域の密接な接続は、関連性があるものと関連性がないものを判断するのに役立ち、その結果、周りの様々な環境に対応する準備ができるのです。」と神経科学者、精神医学の教授そしてオンタリオ大学の心的外傷後ストレス障害(PTSD)研究部門局長のルース・ラニウス教授は説明します。
しかし、子供たちが幼年期に有害幼年期経験(ACEs)に直面し、日常的に闘争・逃避反応モードに陥ると、デフォルトモードネットワークがオフラインになり始めます。 それはもはや、何が関連しているのか、あるいは次に何をする必要があるのかを理解する助けにはなりません。
ラニウス教授によると、幼児期にトラウマに直面した子供たちは、トラウマが刻印されて数十年後でさえ、デフォルトモードネットワークの接続性が低下しています。 彼らの脳は、健全なアイドリングポジションに入るようには思えないので、周りの世界に適切に反応するのに苦労するかもしれません。
6. ストレスは肉体的苦痛をもたらす
最近まで、脳が「免疫特権」、すなわち、体の免疫系から遮断されているということが科学的に認められていました。しかし、バージニア大学医学部の研究者たちによって行われた画期的な研究によると、それはそうでないことが判明した。
研究者らは、リンパ管を介して脳と免疫系との間を移動するわかりにくい経路があることを発見したのです。リンパ系は循環系の一部でリンパを運びます。リンパは毒素を排除したり、免疫細胞を身体のある部分から別の部分に移動させる液体です。今、我々は、免疫系の経路には脳が含まれていることを知っています。
この研究の結果は、有害幼年期経験(ACEs)研究に深い意味があります。有害幼年期経験(ACEs)がある子供にとって、精神的苦痛と身体的苦痛との関係性は強く、慢性的なストレスを受けると、子供の体に溢れ出す炎症性化学物質は、体だけに閉じ込められません。頭からつま先まで循環するのです。
7. 不安やうつ病を発症するリスクが高い
神経精神医学者でウィスコンシン大学の小児・青年精神科助教授であるライアン・ヘリンガは、慢性的な幼児期の逆境を経験した小児および十代は、前頭前野と海馬との間の神経接続が弱いことを発見した。また、女の子の場合、前頭前野と扁桃体の間の繋がりが弱いことが示されました。
前頭前野と扁桃体の関係は、私たちの日常生活において、どのように感情的に反応するのか、そしてまた、どの様に日常の出来事が、ストレス状態もしくは危険と知覚するのかを決定する重要な役割を演じます。
ヘリンガ氏は語ります。
「もし、有害幼年期経験(ACEs)があり、これらの神経接続が弱い女の子ならば、成長するにつれて、あらゆるストレスの多い状況に遭遇した時には、より多くの恐れと不安を経験するかもしれません。」
ヘリンガ氏は、これらの神経接続が弱い少女は、思春期の後期に不安とうつ病を発症するリスクが高かったことを見出しました。これは、ある部分、女性が思春期後期の気分障害に苦しむ割合が男性の約2倍である理由を物語っています。
この科学的研究は、特に親である私たちにとって、圧倒的であるかも知れません。愛する子供が幼年期の苦境の影響を受けているなら、何をすることができるでしょうか?
良い情報としては、逆境が発達中の脳にどの様に影響を与えるかに関する科学的理解が進んでいるのと同様に、困難にもよく対応できるような育児で愛する子供を育てる方法と小さなあらゆる手段により身体と脳を癒す方法に関する科学的理解もまた進んでいることです。
体の傷や打ち身が治癒するのと同じように、また筋肉の調子を取り戻すことができるのと同様に、脳の神経回路を再配線することで機能を回復させることができます。 脳と体は決して不変なものではありません。 常に変化していく過程にあるのです。
関連記事
http://sora-shinonome.jp/blog/post_194.html。
題名は「身体はトラウマを記憶する」脳・心・身体のつながりと回復のための手法
紀伊国屋書店 著者:ベッセル・ヴァン・デア・コーク
早いもので、めくる暦もあと僅かな時期となりました。
経済性や効率性が優先されるけど、富が分配されず。先進国では中間富裕層が消えていく。
日本においては、年金削減、寝たきりとなる期間は平均約10年間、寝たきり老人大国、
少子化、なお且つ増える子供の貧困層、精神科のベッド数は185万床(全世界の精神科に入院している患者の5人に1人が日本人)
増え続ける医療費、昭和30年 人口8,000万人の時の医療費は2,300億円
現在 国家税収 52兆円に対し医療費は41.5兆円 昭和30年と比べると170倍です。
この状態が将来も続くとは、とても思えません。
こらからの時代は、社会の枠組みが大きく変わりますのであらゆる面で、自己防衛は必要になってくると思います。
病気になったら、すべてお医者さん任せで、薬と手術ですぐに、治してくれると考えるのは、既に時代錯誤なのかも知れません。
結果には原因があります。先天的、遺伝的な病気もありますが、生活習慣に起因する病気は、食事やライフスタイルを変えることで予防できます。
大いに遊ぶだけ遊び、食べたいものを好きなだけ食べ、好きなだけ飲みたいものを好きなだけ飲めば・・・・・・・・どうなるか? その結果は、誰にでも想像できますね。
でも、人間の脳の場合もこれは、情動脳(爬虫類の脳と旧哺乳類)の脳から強い欲求なのです。
この欲求を理性的にコントロールしているところが、理性脳。大脳です。特に実行機能である前頭前野が担っています。
また、前頭前野は、ヒトで最も発達した脳部位で最も遅く成熟する部位であり、一方老化に伴って最も早く機能低下がおこる部位の一つでもあります。
自己管理とは、脳内の働きは、理性脳と情動脳の均衡強化ということになります。
(内側前頭前皮質と情動脳は神経回路で繋がっています。しかも、神経可塑性=脳神経回路の再構築可能)
日本でもカジノが解禁されようとしていますが、例えばギャンブル依存症等も脳が機能障害となっていることは明らかにされています。
情動脳は、生命根元に係る事を制御しており、内蔵の制御、血圧の制御、体温調整、ホルモンの分泌などを行っています。
トラウマを負った人は、長い年月を経った後でさえ、自分の身に起こった事を他に人に話すのに非常に苦労します。
過覚醒の場合には、光や音に悩まされ、望みもしないのに過去の光景が心に侵入し、パニックになったり逆上したりします。
低覚醒の場合には、心も体も麻痺しているように感じ、頭の働きが鈍り、椅子から立ち上がることも難しくなります。
PTSDでは、情動脳と理性脳の重要な均衡が根本的に変化した結果、情動と衝動の抑制がはるかに難しくなります。
強烈な恐れや悲しみ、怒りはみな情動脳をより活性化させ、前頭葉の様々な領域、特に内側前頭前皮質の活動を大幅に低下させます。
そうすると、前頭葉の制御機能が損なわれ、人は正気を失う。何であれ大きな音に反応して驚いたり、些細な欲求不満で激怒したり、誰かに触られると凍りついたりするのです。
現代の科学的手法では、脳の全てを解明するのは不可能です。まだまだ未知に満ちております。
だから、脳に秘められた可能性は無限大です。
年をとっても脳細胞は新たに生まれます。脳の神経回路の再配線は可能です。
私達の脳は、まだまだ、未知に溢れており
現代の科学的手法ではすべて解明されていません。
それだけ、私達の脳は可能性に満ち溢れたものです。
私が読んだ脳についての本の中で特に印象的な本を4冊ご紹介させて頂きます。
まず、一冊目
「身体はトラウマを記憶する」
脳・心・身体のつながりと回復のための手法
紀伊國屋書店
著者 ヴッセル・ヴァン・デア・コーク
世界第一人者が、トラウマによる脳の改変のメカニズムを解き明かし、薬物療法の限界と
EMDR、ニューロフィードバック、内的家族システム療法、PBSP療法
ヨーガ、演劇など身体志向のさまざまな治療法の効果を紹介する、全米ベストセラー。
二冊目
「脳科学は人格を変えられるか?」
そのカギは楽観脳と悲観脳にあった!
オックスフォード大 脳科学研究室が明かす驚異の世界
文藝春秋
著者 エレーヌ・フォックス
- エジソン、チャーチル、マンデラ・・・・ 逆境に打ち勝つ人の共通点は「楽観主義者」
- 楽観的な修道女は悲観的な同僚より、平均10年も長生きしていた
- 楽観脳のカギ「側坐核」を刺激すると強い快感が得られる
- 悲観脳のカギ「偏桃体」が損傷した人は、恐怖や不安を感じられなくなる
- 大事なのは楽観脳と悲観脳のバランスである
- そのバランスを決める遺伝子があり、外的な環境によって楽観・悲観両様に発現する
- だから母親の愛情の量で、子供の脳のストレス耐性が変わる
- ロンドンの複雑な道を記憶したタクシー運転手の海馬は三倍に肥大している
- 脳細胞は年をとってもあらたに生まれる
三冊目
「脳の神話が崩れるとき」
角川書店
著者 マリオ・ボーリガード
真実とは、
人類がまだまだ足を踏み入れたばかりの
広大なる未知の領域のこと。
それは、物質的な世界よりもはるかに
広大な世界である。
4冊目
「脳は奇跡を起こす」
人生の奇跡は脳のなかで起きている
講談社インターナショナル
著者 ノーマン・ドイジ
平衡感覚を失った女性、麻痺の残る脳卒中患者、
視覚・聴覚障害者
失われた機能をふたたび〝取りもどした"人たちの再生物語
何れも、読んでみると脳に秘められた偉大な可能性を知ることが出来ます。
年末年始に読んでみると、新たな可能性の扉が開くかもしれません。
航空自由化で採算性の悪い地方路線は、減便、廃止などで地方の空港は、かつての賑やかさはなくなりました。
山形県の場合も、庄内空港と山形空港と二つの空港があり、なお且つ、山形新幹線との競合もあり、空港利用者の拡大をはかなければ、路線の拡大維持は困難な状態にあります。
2017年 3月26日(日)から札幌便が再就航となります。運行する航空会社はFDA(フジ ドリーム エアラインズ) です。(運航ダイヤ、運賃は2017年 1月下旬に発表予定)
山形空港は、新千歳空港、羽田空港、県営名古屋空港、伊丹空港と繋がるようになります。
九州や北海道方面からのお客様は、仙台空港経由でお越し頂いており、ソラ・シノノメまでのアクセスが不便で、なお、初めて来られるお客様は、特に、女性のお客様は、土地勘が無いところの移動に対しとても不安感を抱くことも多かったと思います。
FDAは、県営名古屋空港(小牧)から熊本、福岡、北九州、出雲、高知にも就航していますので、他社便で羽田、伊丹経由もありますが、FDA便の県営名古屋空港経だと、乗り継ぎは便利で楽です。
山形空港は、ソラ・シノノメまで車で約10分と、とても近い位置にあります。
ご不明な点は、遠慮なくお問い合わせ下さい。http://sora-shinonome.jp/contact/
最近、とても魅力的な本に出逢いました。題名は「身体はトラウマを記憶する」です。
脳・心・身体のつながりと回復のための手法 紀伊国屋書店 著者:ベッセル・ヴァン・デア・コーク
世界的第一人者が、トラウマによる脳の改革のメカニズムを解き明かし、薬物療法の限界とEMDR,ニューロフィードバック、内的家庭システム療法、PBSP療法、ヨーガ、演劇など、身体思考の様々な療法の効果を紹介する、全米ベストセラー。
~ 本のプロローグより~
私達人間は、きわめて回復力に富む種だ。太古の昔以来、残忍な戦争や、数え切れぬほど多くの災難、各自の人生で経験する暴力や裏切りから立ち直ってきた。
とはいえ、トラウマ体験は必ず痕跡を残す。それは、歴史や文化に影響の及ぶ大規模なものもあれば、もっと身近で、私たちの家族に影を落とすこともあり、その場合には、暗い秘密が代々ひっそりと伝わっていたりする。トラウマ体験はまた、私達の心や情動、喜んだり親密な関係を結んだりする能力、さらには、生物学的作用や免疫系にまで痕跡を残す。
トラウマは、直接それを体験した人ばかりでなく、その周囲の人にも影響を与える。戦闘から帰還した兵士は、逆上したり、感情が欠落していたりして、家族を怖がらせかねない。心的外傷後ストレス障害(PTSD)の夫を持つ女性は抑うつ状態になりやすく、抑うつ状態の女性の子供は、自信がなく不安な気持ちで成長する危険がある。子供のころに家庭内暴力を目の当たりにすると、大人になった時に信頼に満ちた安定した人間関係を築くのが難しくなることが多い。
~中略~
新たに三つの科学分野が誕生したおかげで、トラウマと虐待とネグレクト(教育放棄)の影響についての知識が爆発的に増えた。その三つの分野とは、脳が精神機能をどう支えているかを研究する神経科学、心と脳の発達に対する有害な経験の影響を研究する発達精神病理学、私達の行動が周囲の人々の情動と生物学的作用と物の見方にどう影響するかを研究する対人間係精神生物学だ。
これらの新しい分野における研究で明らかになったのだが、トラウマは現に生理的な変化を引き起こす。
たとえば、脳の警報システムが再調整されたり、ストレスホルモンの活動が増したり、情報をふるいにかけて、関係ないものを捨て、関係あるものを残すシステムが改変されたりする。生きているという身体的な感覚、体を通して感じたり表現したりする感覚を伝達する脳の領域をトラウマが損なうことも、今ではわかっている。
トラウマを負った人が脅威を過剰に警戒し、自然な日常生活が送れなくなる理由も、こうした変化で説明がつく。
また、トラウマを負った人がなぜあれほど頻繁に同じ問題行動を繰り返し、経験から学習するのに苦労をするのかも、これで理解しやすくなる。彼らの行動は、道徳的な欠陥のせいでもなければ、意思の弱さや性格の悪さの表れでもなく、脳内で実際に起こった変化に起因することが、今では知られている。
~以上~
~解説の試みより~ 浜松医科大学児童青年期精神医学講座 杉山登志郎氏
本書を通して私は、被虐待児とその親の臨床の中で疑問を感じつつそのままになっていた問題や、断片的な理解のままになっていた問題のほぼすべてに、明確な回答が得られ、視野が何倍にも広がったような体験をした。
本書では、日本でも、トラウマに向き合わざるを得ない人、少年非行や少年犯罪、薬物中毒、性被害、性加害、
社会的養護、里親・里子、貧困、すべての精神疾患、怠学、不登校に関わる人々、つまり学校教師、ソーシャルワーカー、児童養護施設や児童自立支援施設で働く人、精神科医、臨床心理士、弁護士、裁判官、警察官、検察官、そして政治家。まさに私達の社会は今、トラウマを強く意識しなくては何もできない時代を迎えようとしているのである。
~以上~
不可能とも思われたトラウマの後遺症からの回復を可能にする様々な方法が、実証を伴った研究によって今日の到達点として描かれています。
是非とも多くの方に読んでい頂きたい本です。トラウマは、負の連鎖を繰り返します。人類がトラウマから解放された時、初めて黄金期を迎えるのではないかと思います。
本では、ニューロフィードバックバックのことも取り上げられていました。
上の写真は、アメリカの個人病院で10歳の少年がニューロフィードバックのセッションの前後に描いた家族の肖像です。
少年は、酷い癇癪もちで、学習障害と自己管理の全般的問題があり、学校は対処しかねていた。
セッションを受ける前の絵は、三歳児の発達水準に相当するものが、5週間もしないうちに20回のセッションを受けた時の絵が中央部の絵です。そのころ、癇癪を起す回数は減少しました。10週間経ちさらに20回のセッションの後の絵は、最下段の絵です。絵は緻密さが飛躍的に増し、行動は正常になりました。
BSTとニューロフィードバックと類似していますが違うものです。専門的な事になりますが、データの解析度、フィードバックの時間、オープンループなのかクローズドループなのか?オペラント条件付けなのか? 技術的な関心がある方はお問い合わせ下さい。
最後に、数年前にソラ・シノノメで4歳児の男の子がセッションを受けた時に、絵を描いてもらった時の写真をご覧ください。
上から、セッション1回目、セッション8回目、セッション13回目の後で、あえて、何も言わずに自由に絵を描いてもらった時の絵です。色彩感覚、表現力の違いは一目瞭然です。(セッション1回目から13回目までの期間は4週間)
トラウマは誰でも、多かれ少なかれ持っているものですが、意外と根が深いものがあります。
一人で悩まずに、お問い合わせください。気持ちは楽になり、きっと、物事はうまくいきますよ!
秘密は厳守いたします。
お問合せ TEL0237-47-4501 メール sora1@shinonome1.jp
最近、とても魅力的な本に出逢いました。
「身体はトラウマを記憶する」 脳・心・身体のつながりと回復のための手法
紀伊国屋書店 著者:ベッセル・ヴァン・デア・コーク
世界的第一人者が、トラウマによる脳の改革のメカニズムを解き明かし、薬物療法の限界とEMDR,ニューロフィードバック、内的家庭システム療法、PBSP療法、ヨーガ、演劇など、身体思考の様々な療法の効果を紹介する、全米ベストセラー。
私たちは何よりもまず、患者が現在をしっかりと思う存分生きるのを助けなくてはならない!
早速読んでみます。
でも700ページくらいある分厚い本なので、一気には読めないでしょうね。
関心のある方は、ぜひ、購入して呼んでみてください。
健康寿命と平均寿命その差 10年
これから少子高齢化で世界一になる日本。急速に超高齢化社会になっていきます。
病気になるのが当たり前で日本で自然死の割合は数%まで低下しています。
医療費は毎年増え続けており(国家予算94兆円に対し医療費40兆円、介護費9兆円)、これから先、より快適に過ごすためには、普段から病気になる前に、食事や自分自身の体のメンテナンス、即ち自律神経のバランスや免疫力の向上に取り組むことが不可欠です。
病気する前、未病の段階での対策がこれからますます必要な時代です。
2025年では、厚生労働省の予測では、65歳以上の高齢者の人口は14歳以下の若者の5倍に達し、そして認知症は700万人を突破します。65歳位以上の高齢者は5人に1人が認知症と予測しています。
2008年の時点での予測は、2025年で386万人、7年前の予測より2倍の予測値となっています。それだけ増加していますので、決して他人事ではありません。
健康寿命とは、健康上の問題がなく日常生活を普通に送れ、自立して生活できる期間のこと。現在、日本人は世界第一位です。2013年、厚生労働省発表では、男性71.19歳、女性74.21歳。一方、平均寿命では、男性79.59歳、女性86.35歳です。
健康寿命と平均寿命の差は、約10年間この期間は介護など人の手助けが必要となる可能性がとても高いのです。介護を理由に退社、介護離職する人の数は年間10万人を突破しているといわれ、離職する世代は40代から50代の働き盛りの人達です。
今後日本では、現在の医療制度、健康保険制度そして、介護制度などいつまで続くのかと不安になります。これから先、より快適に自立して過ごすためには、普段から病気になる前に、自分自身の体のメンテナンスに取り組むことが不可欠です。病気する前、未病の段階での対策がこれから、ますます必要な時代です。健康寿命と平均寿命の差の空白の10年間をうめる必要があります。
ソラ・シノノメの脳波最適化は、体に負担をかけずに(非侵襲性)脳からのアプローチにより、QOL(生活の質)を高めます。
・睡眠の質の改善
・ストレス軽減 直感力そして集中力の向上
・学習能力、記憶力の向上・決断力と自信の強化
・ピークパフォーマンスの向上、維持
・長期的にリラックスした穏やかな状態
・内面の平穏と喜びの感覚は、時には人生を好転させます
11月の健康講座 すこやかに幸せに過ごすために!
健康講座では、大切な自律神経のバランスに働きかける呼吸法やヨーガ、フィットネスなどを取り入れております。
是非体験して頂いて、日常の生活に取り入れ健康増進にお役立て下さい。日々の自分自身の体に対すケアの習慣は、1日僅かな時間でも、将来大きな変化となって現れます。
10年後、20年後の自分の姿を想像してみましょう。怖くて想像できないという方は、健全な未来像のイメージよりも、年を取ることに対しての負の刷り込みが強い傾向があります。
加齢と言えば、あまりイメージとして、前向きではありませんが、積極的華麗と表現すればどうでしょうか?
年を取る。 取るとは手に入れることです。そして華麗になるのです。
年を手に入れたらその分だけ若者よりも経験値が高く尊敬に値するものです。
「いやいや年を取るのではなく積極的に年を取りに行く。」
80歳で60歳位に見える人と100歳位に見える人がいます。
その差はなんなでしょうか?
30年後は実年齢60歳でも20歳にしか見えないほど若い人もいるかもしれませんね。そんな未来予想図も実は、既に存在しています。
場所 神町公民館(東根市神町防災センター) 2F 和会議室
日時 11月13日 (日曜日) 10:00~13:00
講師 佐々木 伸子さん
参加費 300円 床に敷くバスタオルもしくはマットをご持参ください。
運動しやすい格好でお越しください。
お問い合わせ 健康サロン ソラ・シノノメ 0237-47-4501
(健康体操は、毎月開催しておりますので詳しくは、お問い合わせ下さい。)
佐々木 伸子さんのプロフィール
東北大学薬学部卒業後、宮城県の公立病院の医局長(薬剤師)を長年務め定年退職
現在 宮城県色麻町 町会議員
定年退職後は、いい世の中創りのため、地域のコミュニティー活動として農業、健康講座などの分野で楽しみながら、PPK(ピン・ピン・コロリ)をさらに発展させてPPKT(ピン・ピン・コロリ・楽しく)活動を広げています。
宮城県色麻町在住、宮城県の地元の主婦の集まりからスタートして現在では、学校の生徒や親の集まりで100名規模の講座にもなる人気の健康維持講座ですので、ぜひお気軽にご参加ください。
頭を使わなくとも脳細胞はこき使われることがあります。
心労、精神的ストレスです。ストレス状態は、全身を不調に陥れ死にもつながるものです。
ストレスを回避しようと、体は、抗ストレスホルモンである副腎皮質ホルモンを合成します。
精神的ストレスの特徴は、それが何日も続くのが特徴です。
私たちは意識できませんが、生体内では副腎皮質ホルモンの血中濃度を一定に保つために合成と分解が絶えず行われています。
その合成と分解の過程で活性酸素が発生してしまいます。
活性酸素から脳細胞を守るためにも、
ストレスをたかがストレスと軽く見るのは禁物です。
自分の人生を後悔しないように、ストレスのケアは必要不可欠です。
BSTのセッションは、手軽に、心地よくストレスのケアができます。
ソラ・シノノメでお客様にご提供しておりますセッションは、伝統的手法のヒリーングではありません。
脳波を測定して、アルゴリズムで特殊な"音"に変換してお客様に聞いて頂く、テクノロジーベースのセッションです。
時代の流れは加速度的に早くなり、技術革新は日進月歩です。
世界、宇宙は絶えず変化し進化しています。
ソラ・シノノメでは、最高のセッションをお客様に提供できるように、学びの姿勢は常に崩しません。
そんな理由で、私たちは、ブレイン・ステート・テクノロジーズ社が提供する継続的教育も常に受講して技量向上に努めています。
ブレイン・ステート・テクノロジーズ社(BST)継続的教育(CEU)認定資格について
- ブレイン・ステート・テクノロジーズ社継続的教育(CEU) 制度は、それぞれのオフィスのテクノロジストの習熟度を認定する資格で、2015年の継続的教育ユニット(Continuing Education Units/ CEU) 及び2015年検定試験(2015 Certificate Exam)に合格した個人に付与されます。
- ブレイン・ステート・テクノロジーズ社(BST)の、2015年の検定試験に合格すると、クライアント様に最新の技術でのセッションを提供することができることを意味します。正しい知識を持ち、クライアント様に、安全、安心はもちろんのこと、より効果の高いセッションを受けていただけることの証となります。
現在(2016年10月)時点で、2015年の検定試験に合格したオフィスは、日本では、2ヶ所あります。
もう1つのオフィスは、ブレインウエルネスになります。
ブレインウエルネスのホームページはこちらです。➡http://brainwellness.jp/
Facebookに音の癒し効果に関する記事がありましたので、そっくりそのまま掲載させていただきます。
音楽は、人に癒しを与えるというのは、古くから知られています。
そもそも、音楽というのは古代の人々が「神々」や、「目に見えない存在」とつながるための儀式などで使われたものがはじまりであるといわれており、古代の人は音による様々な効果を活用していたのです。
最近では、DNAを修復してくれるといわれている「ソルフェージオ周波数」などが話題となっていますが、こうした癒やしの音楽を聴くことで、さまざまな影響を受けているのは実は人間だけではありません。
もっとも有名なものとしては、「植物に音楽を聴かせることで成長が良くなる」というものがあります。
これに関しては、実際にさまざまな学術的な研究も行われており、イタリアの農業大学では、ぶどう園でクラシック音楽を流すことで、ぶどうの生育に影響があるかどうかを調べたりもしています。
2006年に行われたこの研究はかなり本格的なもので、目で見える生育状態だけでなく、葉緑素と硝酸塩の含有量や、光合成の速度までも調査したそうです。
その結果、音を聞いたもののほうが、成長が大きかったという結論がでています。
こうした研究ではクラシックが使われることが多いのですが、ロックミュージックだと悪い影響がでたという報告もあり、
ある一定の周波数が植物の生育に影響を与えているのではないかという説と、植物を世話する人間が、クラシックのような落ち着いた曲を聴くことで、植物とより良い関係を築けるのではないかという説などがあります。
ちなみに、そもそも曲ではない周波数だけを流して植物を栽培した場合でも、成長に影響がでることがわかってきているので、どちらかというとポイントは周波数のほうにありそうです。
そもそも、エネルギーレベルでは、私たち人間を含めて、すべての存在が波動であり振動しているわけですので、音楽はそういったエネルギーに働きかけやすい要素であるといえるでしょう。
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「古代人は、音に対して親密な関係を持っていた。」という内容で以前ブログを書いてます。
ご関心のある方は http://sora-shinonome.jp/blog/post_113.htmlをご覧ください。
BST社の創設者兼最高経営責任者、リーガーディス氏の娘さんは、馬の愛好家でなおかつ脳波最適化の愛好家でもあります。
娘さんの馬"アメラ"は疝痛に襲われました。疝痛は、馬の死因の第二位で、加齢による問題も作用して獣医は手をこまねいていました。
娘さんは、お父さんが一番知っていることに目を向けることにしました。それは、馬のために特別修正された脳波の最適化。
リーガーディス氏によれば
馬もまた、脳のバランスを整えることを好みます。本当に知りたかったのです。脳波最適化を微調整して、馬のために使えるようにすることができるか?
その答えは"YES"です。
娘の馬は、"Hot stomach"とよばれる消化系の問題との長い闘いが軽減し、バレルレースでは、他の馬を上回ったのです。
馬の耳にリラックスしろと囁いてみようとしたことはあるだろうか?馬がコンピュータ画面で棒を持ち上げたり、特別な呼吸をしたり、リラクゼーションの気づきのための作業をすることができるだろうか?あるいは、馬にあなたを信じろと囁くことはどうだろう?
馬にあなたがこれから用いようとしているこの技術は、馬が「プラセボ」効果を得られるようにするためのものだと?
もし,これらの心理カウンセリング、気づき・瞑想、ニューロフィードバックやバイオフィードバック、呼吸訓練、またはプラセボ効果を生むための誘導などのいずれかを試したとしたら、それがあなたと馬にとってうまく働くと思うだろうか?
そういうことはおそらくないだろう。
馬のために、特別変更された脳波最適化は、効果的だったのです。
なぜならば、馬が成し遂げるに必要な指導は何もないからです。馬が持つべき能力は何も必要ありません。
そして、馬には、不快感を軽減するため、脳の活動パターンを変えるために取り入れなければならない信念体系もありません。
馬自身の脳は、それ自体に関する情報を送受信して、そのプロセスは、よりリズミカルにバランスの整った脳になるために解放されるのです。
最終的には、馬の脳の最適化だったのです。すなわち、馬として達成できる健康、迅速性、幸せ。
娘の馬は、トレーラーの乗り降りの際に全く騒がず、また、騒がしいファンの前で、レースのリングに入れられた時は、神経過敏になりませんでした。馬の感性、能力を高めるのではないでしょうか?
今度は、あなたの番なのかもしれません?
脳波最適化で最適な状態に! 健康、迅速性、幸せ そして、幸福度をはかる基準線としての睡眠の改善。
馬の脳波最適化はまだどこでもご利用いただけません。現段階のバージョンを馬に使えませんのでご了承ください。
あなたは、カウンセリングのための臨床心理士を見つける必要がありません。リラックスするように自分自身に教え込まなくともいいのです。
オフィスに長い時間いく必要もなく、コンピュータ―スクリーンの棒を上げようとしなくともいいのです。
あなたの脳に音を変えさせようとしなくともよく、他の事を意識している必要もありません。
脳波最適化は、ニューロフィードバック、もしくは意識トレーニングではありません。
また、あなたはそんなことを信じる必要すらありません。脳波最適化は脳に直接作用する音響による反射鏡です。あなたが信じている何かによるプラセボ効果ではありません。
近くの脳波最適化のプロバイダーを見つけて、脳波最適化のセッションのスケジュールを組んでみてはいかがでしょうか?
アセスメント(脳波測定)と2~4回のセッションをまず初め、"ジャンプスタート"として私は勧めます。
そして、自宅の心地よい場所で最適化したいと思う時はいつでも、あなたと家族の他のメンバーが将来にわたりいつでも使える装着型のB2を家でご使用下さい。
脳のバランシングが終了する時、 その時には、セラピストとのワークショップ、意識、もしくは瞑想トレーニングで大幅に、効率的に、報われるでしょう。また、より効果的に呼吸することを学ぶでしょう。
さらにまた、バランスのとれた脳の状態では、以前にあなたの人生に組み込むことが困難であったかもしれないものの多くを達成することができるようになります。
お馬さんのセッションの写真はこちらで見ることができます。
http://brainwaveoptimization.com/blog/horse-stricken-with-colic-saved-by-brainwave-optimization/
セッションについて、ニューロフィードバックとの違いなどお気軽にお問い合わせ下さい。
お問い合わせ先 http://sora-shinonome.jp/contact/ TEL0237-47-4501
8/3のソラ・シノノメのオープンハウスはこちらです。➡http://sora-shinonome.jp/event/
(今回のテーマは、リオのオリンピック開催間近 「本番で如何にして結果をだすか?」 トップアスリートが経験している「ゾーン」とは?)
7月7日 七夕ですね。
~りえ子先生が書かれた「心の病が癒やされる あるがままメソッド」 P49~ より~
- 可能性に満ちた96%
私たちの目に見えるものは4%ですが、顕在意識も4%~5%と言われています。私たちはたいていいつも、そこから物事を見ています。そして、「ああだ、こうだ」と判断しています。
それが悪いと言っているわけではありません。常に4%から物事をみて、それ以外の96%は見えず、自らの思い込みで生きている、それが私たち人間の常であるのです。それを知っていると知らないとでは違う、と言いたいのです。
知っていることが心の調整に役立つのです。4%以外の96%は目に見えないもの。潜在意識ともっと深いところにある魂・本質と呼ばれるものとの総和です。目に見えないけど、可能性に満ち満ちた96%なのです。
七夕なので星に願いを! 精神科医・松薗りえ子先生の講演会に多くの方が参加されますように!
多くの方に講演会に参加して頂きたいと思いますので、講演会の抽選会では、BSTお試しセッション無料券(通常30,800円)2枚を提供させていただきます。
お試しセッション➡http://sora-shinonome.jp/price/post_4.html
講演会のお申し込み➡http://sora-shinonome.jp/blog/post_175.html
りえ子先生のブログ➡http://ameblo.jp/dr-rieko444/
8月28日(日曜日) 山形県東根市 タントクルセンターで「あるがままメソッド」 出版記念講演会を開催したします。
りえこ先生が22年間精神科医としての臨床経験から導き出した自分でできる気持ちの調整法があるがままメソッドです。
~りえこ先生の体験によりますと、(本の前書きにより)~
新しい薬が増えていくのと並行し、その効果があれば、治っていく患者さんもいる筈なのですが、気がつけば通院する人は増える一方で、病院から「卒業」する人はほとんどいないのです。一日40人も50人も、時には100人近くの患者の対応に疲弊し「これでいいのだろうか?」と考える日々が続いたのです。
精神科医になって10年が過ぎたころ、たまたま医局にあった「精神科における養生と薬物」(神田橋條治・八木剛平対談 診療医学新書)に出会ってから代替医療・統合医療を学び始め、「漢方」「ホメオパシー」「バッチフラワーレメディー」「アロマテラピー」「サプリメント」などの知識を得て、「レイキ」や「気功」「ヒーリング」「呼吸法」「リラクゼーション」「瞑想」「催眠療法」「心理療法」なども学んだのです。
ここ数年は、主に心理療法を学び、「認知療法」「森田療法」「マインドフルネス」や「仏教思想」を治療に取り入れるようになり、そんな学びの過程で生まれたのが「あるがままメソッドです。」
りえこ先生のアマラクリニックの外来に通う患者の中から心療内科を「卒業」していく方が出てきたり、最初から薬を使わなくとも数回のカウンセリングでうつが改善し、自分らしい人生を歩み出す方も増えてきたのです。たくさんの方が実践して素晴らしい効果を上げています。 松薗先生のブログはこちらです➡http://ameblo.jp/dr-rieko444/
~以上~
先行き不透明、世の中の枠組みが大きく変わろうとしている今、あちらこちらで不協和音が響いています。鋼のような強い意志というより、むしろ、柔軟性が必要とされているように思えます。
「人間は、生まれながらにしてみずからの内に100人の名医をもっている」これは古代ギリシア、医学の父、ヒポクラテス(BC460~377年頃)の言葉です。この「100人の名医」とは、自然治癒力にほかなりません。
講演会詳細
一部
12:30 受付開始
13:00〜15:00 講演会
15:15〜16:15 質疑応答
16:15〜17:00 抽選会&書籍サイン会
二部
18:00〜 出版記念パーティー(お食事会)
講演料 一部 講演会 前売り券5000円(当日550
キャンセルによる返金はできかねますのでご了承くださ
二部 お食事会 3500円(1ドリンクつき)
会場 東根市タントクルセンター 2F視聴覚室
お申し込み先はこちらです。
☆一部受付
ソラシノノメ 菅原和幸
sora1@shinonome1.jp
TEL0237-47-4501
(お振込み希望の方には折り返し、振込先をご連絡いたし
☆二部とおもしゃい会(前泊)受付
シナリーGromit営業所 小山田リサ
sinary_gromit@yahoo.co.jp
TEL090−1065−6817
(パーティーは、8月15日までにメールでお申し込みく
7/31は大坂で講演会があります。詳しくはこちらです➡http://ameblo.jp/dr-rieko/entry-12170950722.html
「キラーストレス」そのストレスは、ある日突然、死因に変わる。
先日NHKでストレスの番組がありました。現代社会においては、世界的に日々のストレス対策が急務です。
ここ10年で精神疾患での労災件数は4倍にもなっています。
二極化、複雑化した現代社会において、ストレスに晒されていない人はいるのでしょうか?
ストレスといっても、ごくあたりまえのように日常的に使われていますが、決して軽く思わないで、正面から向き合う必要があります。
なぜならば、死に至る可能性もあるからです。心臓に負担がかかり突然死、脳梗塞、脳出血を引き起こす可能性、更にはストレスで癌が進行していく詳細なメカニズムも解明されています。
ストレスに強い、弱いとかいろいろといわれますが、根性云々、精神論からだけのアプルローチはすでにナンセンスです。
本来あるべき方向に脳の機能を変えることで「ストレスに強い人」に変化するのです。
効果的なストレス対策には、脳からのアプローチが必要とされています。
BSTは、独自の脳の活動パターンを独自の条件で脳を最適化します。
BSTとは、http://sora-shinonome.jp/training/
直接的に脳に刺激を与えるものではありません。(例えば経頭蓋直流電流刺激がそうであるように)また、任意の特定のリズムに同調するものでもありません。(バイノーラルビートデバイスがそうであるように)また、また、識的に自分の脳波を調節する学習でユーザーに報酬を与えるものでもありません。(ニューロフィードのゴールがそうであるように)
仮に、80歳まで生きるとしたら、なんと、27年間も眠っていることになります。「惰眠を貪る」という言葉があるように、一般的には睡眠は生産的な営みとは思われておらず、一見すると無駄なように思われますが、「寝る子は育つ」とも昔から言われるように、私たちの体にとって睡眠は、生命活動を支えている大切なものです。
夜にうとうとしている時、脳は、今日一日、経験したことを再生します。この時、記憶を創造したり保存するための不可欠な脳の領域(海馬と新皮質)はお互いにコミュニケーションを取り合っています。
睡眠中の脳が最近の経験を再生している証拠は、神経学者が、ネズミの睡眠時と起きている時の両方において、ネズミの海馬のプレイスセルと呼ばれる神経回路の電気的活動を調べた1980年代と1990年代までにさかのぼります。
ラットが迷路の周りを走った間、神経回路は迷路内の特定の位置に対応し、特定の順序で発火しました。後ほど、ネズミが居眠りしている時も迷路を再びたどるかのように、特定の順序で発火するのでした。人間の脳を調べるために脳波記録法(EEG)を使用している調査は、人々が眠るとき、人々は類似した何かを経験することを明らかにしています。
徐波睡眠(ノンレム睡眠)と呼ばれる深い、夢を見ないステージに人々が入り込むと、海馬の活動は活発になるのです。この睡眠ステージの間、海馬は新皮質に信号を発し、その日の感覚的印象を中継します。この脳内のピロートークが海馬の一時的な保管から新皮質の長期の記憶装置へ記憶を移す脳のプロセスであると、科学者は思っています。そして、このプロセスが統合と呼ばれている。と、マシュー・ウォーカー(10年以上、睡眠を調査したカリフォルニア大学バークレー校の神経科学者)は言いっています。
脳波の研究はまた、脳全体に1秒に1回程度、ピークに達する電気的活動の波(デルタ波)を証拠立てています。この脳波は、神経細胞間の接続、またはシナプスの強度を変化させると考えられています。ほとんどの科学者は、初期学習と睡眠から生じるシナプスの変更は、記憶の中心にあると考えています。(アルツハイマーやうつ病などでは、睡眠中のデルタ波が減少することが知られています。)
近年では、ニューヨーク大学医学部と北京大学深圳研究生院の科学者は、睡眠が新しいシナプスの形成をサポートすることを証明しました。マウスを回転ロッドの上に歩くために訓練した後、研究者はマウスを2つの
グループに分けました。起きているグループ、そして、7時間眠らせたグループ。両グループともにトレーニングの後、運動皮質により多くのシナプスがありました。しかし、睡眠不足のマウスは眠らせたマウスより新しいシナプスが少なかったのです。
最近の研究では 睡眠不足がアルツハイマー病になりやすいことを示す証拠が増えています。ポートランドのオレゴン健康科学大学の脳科学者、ジェフリー・リフは、睡眠習慣の変化が痴呆症のステージを決めているのかもしれませんと述べています。
ジェフリー・リフとオレゴン健康科学大学の他の科学者は、睡眠障害と、アルツハイマー病との関係を明確にすべく研究を立ち上げようとしています。数十年も前から、睡眠とアルツハイマーには、何らかの因果関係があるのは明らかになっています。睡眠障害は、アルツハイマー病の人々の間では非常に一般的です。
2009年、セントルイスのワシントン大学の研究者が、アルツハイマー病に関連したアミロイドプラークは睡眠不足のマウスの脳で、より早く発達することを明らかにしました。
その後、2013年、ジェフリー・リフは、睡眠不足がどのようにして、アルツハイマー病斑の発達を早めるのかを発見したチームのメンバーでした。顕著な洗浄プロセスは、少なくとも動物で、深い睡眠中の脳で起こるのです。
何が起こるかというと、通常は脳の外側に存在する流体(きれいで透明な脳脊髄液)はまさに、血管の外側に添って脳内に再循環し始めるのです。glymphaticシステムとして知られているこのプロセスで、脳がアルツハイマー病斑形成毒素などを含めた毒素を排出できると、ジェフリー・リフは述べています。また、彼はこうも述べています。少なくとも一つの要因として、睡眠の障害はアルツハイマー病に向かう可能性があると。
ジェフリー・リフの説が正しい場合は、実験により、睡眠不足だとアルツハイマー病になりやすいという議論を大幅に強化していきます。また、十分に深く眠れておらず、健康状態が危険にさらされている人々を識別する方法が登場するかもしれません。
それは新たな治療法への道を開くかもしれません。人々により定期的に何か運動させることや、新薬など、今後治療法としての可能性はあります。多くの睡眠補助薬は、特に人々を深い睡眠ステージまで導くことに焦点をあわせていません。とジェフリー・リフと一緒に仕事しているビル・ローニーは述べております。
BST社の研究ディレクターは、Sung Lee医学博士です。Lee博士によれば、「多くの睡眠補助剤は、本質的に化学的誘導(薬)で脳を強制的に沈静化させています。睡眠の真の価値を破壊する可能性もあります。当社のテクノロジーは、神経回路接続、またはグローバルな神経可塑性の多様な神経回路の配列の生存能力を維持する手助けすることにより睡眠の進化の役割に照準を合わせた高度なアプローチです。」
Sung Lee医学博士の経歴
エールニューヘブン病院 内科 コーネル大学、ワイル医科大学 内科
カリフォルニア大学 医学博士、科学の修士、臨床疫学、健康サービスの研究
ケンブリッジ大学 哲学、医学の歴史の修士
ブラウン大学 芸術、歴史の学士号 国際脳教育委員会 相談役 ブレインワールド誌の科学顧問
2025年では、厚生労働省の予測では、65歳以上の高齢者の人口は14歳以下の若者の5倍に達し、そして認知症は700万人を突破します。65歳位以上の高齢者は5人に一人が認知症と予測しています。2008年の時点での予測は、2025年で386万人なので、7年前の予測より2倍の予測値となっています。それだけ増加していますので、決して他人事ではありません。
アメリカ アリゾナ州のBSTの本社での体験談(ビフォー・アフター)をご紹介いたします。
60代前半の女性のケースです。(認知機能低下、医師の診断ではアルツハイマー病。2016年3月にセッションをうけました。)
ビフォー(3月3日)
3月3日のアセスメント(セッションの前の脳波測定)の状況ですが、自律神経系に関連した側頭葉のデータでは左右のアンバランスが目立ちます。自律神経のバランスが悪いと免疫力は確実に低下します。
図の右側は右側頭葉の活動状態です。緑の線で囲まれた部分は高い周波数の脳波ですが、ここが強く出ているので交感神経が過敏に働き、ストレスが高く感情的にも安定しない状態です。➡闘争・逃避反応
次に、図の左側は、左側頭葉の活動状態です。赤の線で囲まれた部分は、低い周波数の脳波です。この部分もアンバランスで副交神経優位の状態、お休みモードになります。例えば、明晰な思考能力の低下、倦怠感、低心拍数など。➡麻酔・フリーズ反応。
2時間のセッションを4回、そして継続的に自宅でB2を毎日使用した結果
アフター(5月12日)
グラフでは、自律神経系のアンバランスは見事に改善されています。
クライアントの実際の体験談
アセスメント(脳波測定)では簡単な計算をしてもらったり、連続する数字を復唱してもらう項目もあるのですが、以前よりもかなり多く答えられたといっています。また、意識も以前より鮮明になり、すらすらとまた話すことが出来るようになったといっております。
継続は力なり!短い時間でも毎日の積み重ねは大きな差となって現れます。B2とのコンビネーションプランによりさらにセッションの効果は上がります。
コンビネーションプランの詳細はこちら➡http://sora-shinonome.jp/price/
詳しくはこちらをご覧ください。➡https://www.facebook.com/events/629402220542984/
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徳島県での講演会の主催者 カウンセラー 柏 智香さんのブログ
※アメブロ うつ病、クスリに頼らずどんどん元気になるカウンセリング
http://ameblo.jp/aromaiyashi0428/
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松薗 りえこ先生のアマラクリニック
山形講演会 お申込み お問い合わせ
ソラ・シノノメ TEL0237-47-4501 FAX 0237-47-0739 メールsora1@shinonome1.jp
BSTの研究デレクターのサン・リー博士(写真左)は、世界的に有名なベネット・オマル博士(写真右)の講演の前に、軍事におけるトラウマ(PTSD)のセッションのデータを示したプレゼンテーションをしました。
(研究は、特殊作戦を通じて米国国防総省によってサポートされ、ウェイクフォレスト大学医学部で行われた。)
ウェイクフォレスト大学医学部での研究はBSTと表現せずに、HIRREM(High-resolution Relational Resonance-based Eletroencephalic Mirroring)と表現しています。
HIRREM➡https://school.wakehealth.edu/departments/neurology/hirrem
- HIRREMの使用はPTSD症状の顕著な改善に関連、ならびに心拍数と血圧の調整機能の改善
- 外傷性脳損傷(TBI)およびスポーツ関連の脳震盪の顕著な改善に関連
今回の講演は、フロリダ州マイアミで行われたSBMT(脳マッピングおよび治療協会)の第13回年次総会で行われ、ベネット・オマル博士はSBMTから医学賞のパイオニアという名誉を与えられました。
オマル博士は、元プロのフットボール選手でスーパーボールのチャンピオンである有名なマイク・ウエブスターの司法解剖でCTE(慢性外傷性脳症)を初めて記述した神経病理学者です。調査結果を公表した結果ナショナル・フットボールリーグから予想外の敵意を抱かれました。
オマル博士とマイク・ウエブスターの話し、そしてNFLの反応は、ウイル・スミス主演の最近のハリウッド映画「Concussion」(原題)のテーマとなっています。
注釈:慢性外傷性脳症(CTE)とは、脳震盪などの脳への反復する傷害が原因となり、進行性の脳変性による脳症をきたすこと。死後の脳の病理学的検査でしか診断することができない。
この疾患はボクシングにおけるパンチドランカー としても知られていた。慢性外傷性脳症は現在、アメリカンフットボール、アイスホッケー、レスリング、野球などの接触の多いスポーツの多くでみられているほか、脳震盪を繰り返した兵士にもみられている。脳にはタウタンパク質の蓄積と、脳組織の変性が認められる。この疾患の患者は、外傷を受けてから数年から数十年経って、記銘力低下、易攻撃性、錯乱、抑うつ状態などの認知症症状を呈する。
マイク・ウエブスター:引退後、周囲が首をかしげるような奇矯な行動が目立つようになっただけでなく,家人が知らないところで金銭が消費されるようになったのである。やがて,記憶障害,苛立ち・怒りっぽさ,うつといった症状も現れるようになり,いつしか家を失い,妻にも去られてしまった。往年の大選手が認知症様の症状を患った挙げ句に,「落ちぶれて」ホームレスとなった。
引退から12年後の2002年,心筋梗塞が原因で50歳の若さで亡くなった。検死を担当したのは,ナイジェリア生まれの医師,ベネット・オマル博士だった。
先ずは、熊本の地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。そしてまた、避難生活を余儀なくされている方々が通常の生活に一日でも早くも戻れますようお祈りいたします。
先日、畑でアーシング体験会とジャガイモの種イモの植え付けをいたしました。
現代人の多くは,大地(地球)から切り離された生活をしております。
アーシングとは、体内の自然な電気シグナルを正常に戻して安定させることです。
野生動物はなぜ自然に治るのか?動物は土にふれる必要があるのです。
肉体には水とミネラルが豊富でどちらも伝導体として優れており、約60兆個ある細胞は、其々が固有の周波数をもち、エネルギーを送受信しながら栄養と水を運んで生命活動を行っています。
体の炎症部分は電位が高かったり、低かったりしますが、アースすることによって、
電位が調整されると自己治癒力が高まり、炎症は改善されていくのです。
全ての病気は炎症から始まると言われています。
今回は、10名の方にご参加いただいて、ジャガイモの種イモの植え付けをしました。
私を含め、ほとんど農業素人ばかりで、農業経験者の指導を受けながらの体験となりました。
初めて使う鍬で畑を耕すと、畝は真っ直ぐにならず曲がってしまうし、また、普段の運動不足で息切れするし、店先で当たり前に売られているジャガイモなのですが、作物が実るまでの過程を体験するとやはり、作物のありがたみはこれまで以上のものとなります。
また、自分たちが育てた作物なので安心であることと、やはり作物に対して親近感が湧いてきます。
アーシング体験は、畑の周りの雑草の上で裸足になり歩きました。
朝露に濡れた草の上を歩くのは、アーシングの効果も高く気持ちがいいものです。
女性でも、なんと裸足で鍬を持もち裸足で畑を耕しておりました。
そういえば、靴を履くのがあたりまえで、裸足になる習慣はほとんどなくなりました。裸足で遊んだ記憶は、遠い昔、幼稚園の砂場遊びの記憶くらいしかありません。
しかし、意識的に、自宅でアーシンングマットなどの製品を使ったり、散歩の際に裸足になれる場所(伝導体)を見つけて裸足になる事を心掛けましょう。
自分の健康をよりいい状態にしていこうと思わなければ先々大変になってきます。
いまの医療制度が将来とも、今のまま続くとはとても思えません。
今後、畑の草刈りや収穫の際にもまたお声かけをいたしますのでご関心のある方は
ご連絡ください。都市部からの参加者も大歓迎です。
次回の「畑の草刈りとアーシング」をご案内いたします。
5月14日(土曜日) 09:00~12:00 場所 山形県東根市大字若木9723-23
参加費 500円 昼の軽食付きです。 お問い合わせ先 メール sora1@shinonome1.jp
「B2は、無線通信を使うので電磁波の影響はどうなんですか?」
とご質問を頂いたました。
多くの市場に出回っている脳関連ツールの場合は、無線送信器とバッテリーは頭のそばにありますが、B2はそうではありません。
コントローラボックスにバッテリーと無線装備(ブルーツース)は統合されており頭から離れています。
ブルーツース接続は、私たちの周りの他の無線設備よりとても弱く電磁波も非常に弱いものです。
参考までに、
認識できるどうかに関わらず、私たちは、毎日、携帯電話や無線インターネットのホットスポットからもっと強いレベルの電磁波の影響を受けています。
- 高出力の携帯電話の電波は、中継基地局まで数キロメート伝搬しています。
- 中出力のWi-Fiの電波は30メートから100メートルだけの範囲です。
- 低出力のブルーツースの電波の到達範囲は10メートルほどです。
- ブルーツースの出力は、無線器具の中で最小であり、自宅やオフィス用のコードレス電話と同じ周波数です。
B2のブルーツースは、すべての基準を満たしていると認定試験所での厳格なテストを通過していますが、それでも、気になる方は、タブレットとコントローラボックスを体から遠ざけるために、長いHDMIケーブルをご購入下さい。最大5Ft(150cm)まで装着可能です。
胎教とは、一般に妊婦が精神の安定に努めて、胎児によい影響を与えようとすることで、胎内教育とも呼ばれます。
でも、胎教は、胎児だけでなく、その子の将来、母親、家族のためでもあると思うのです。
ソラ・シノノメでは、妊婦さんのセッション、胎教セッションもしております。
妊娠中のお母さんの栄養状態は、胎児に影響があることはすぐにイメージできますが、じつは、妊娠中のお母さんの精神状態が胎児、そしてその後の成長にも、何らかの影響がることは否定できるでしょうか?
胎児はすでに、子を宿す宮、子宮の外の音は、妊娠5カ月で聞いています。
と言うことは、お腹の外での出来事、たとえば、夫婦喧嘩などのいい争いは、胎児は、確実に感じ取っています。
ことわざで「三つ子の魂100まで」とよく昔から言われますが、昔は、生まれた時既に1歳と数えていました、生まれる前、胎児で1歳です。
現代風に言えば、「二つ子の魂100まで」となります。この時期、ママさんには、是非とも、愛情をタップリ我が子にかけてもらいたいのです。
胎教セッションを受けて頂いたお客様に先日、お会いした時に、生まれた子供は、生まれて間もない時から、笑うし、笑顔が多いと言っておりました。
胎教セッションに関心がある方は、お気軽にご連絡ください。
最近、平地では雪がとけ、"ふきのとう"も芽吹いてきております。土の色も日増しに草が生え緑色に変化してきています。
明治時代から比べると平均寿命は2倍になり80歳を超えました。しかし現実を直視すれば、完全な健康体で天寿を全うしている人は、ほんの一握りです。病気になるのが当たり前で日本で自然死の割合は数%まで低下しています。
医療費は毎年増え続けており(国家予算94兆円に対し医療費40兆円、介護費9兆円)、これから先、より快適に過ごすためには、普段から病気になる前に、食生活の改善やリラクゼーション、即ち、自律神経のバランスや免疫力の向上に取り組むことが不可欠です。病気する前、未病の段階での対策がこれからますます必要な時代になりました。
2025年では、厚生労働省の予測では、65歳以上の高齢者の人口は14歳以下の若者の5倍に達し、そして認知症は700万人を突破します。65歳位以上の高齢者は5人に一人が認知症と予測しています。2008年の時点での予測は、2025年で386万人なので、7年前の予測より2倍の予測値となっています。それだけ増加していますので、決して他人事ではありません。
健康寿命とは、健康上の問題がなく日常生活を普通に生活を送れ、自立して生活できる期間のことですが、現在、日本人は世界第一位です。2013年、厚生労働省発表では、男性71.19歳、女性74.21歳。一方、平均寿命では、男性79.59歳、女性86.35歳です。
健康寿命と平均寿命の差は、約10年間この期間は介護など人の手助けが必要となる可能性がとても高くなります。介護を理由に退社、介護離職する人の数は年間10万人を突破しているといわれ、離職する世代は40代から50代の働き盛りの人達です。
アーシングをご存知でしょうか?
一冊の本を紹介いたします。ヒカルランドからでている本です。
題名は「不調を癒す《地球大地の未解明》パワー アーシング」
クリントン・オーバー (著)、 エハン・デラヴィ (翻訳), 愛知ソニア (翻訳)
現代人は、どんどん静電気がたまるような環境で生活しています。溜まった静電気は体を蝕みます。
多くの電子機器の電磁波、アース対策が十分でない日本の住宅事情、裸足で土を踏む習慣がなく、道路はきれいに、絶縁体で舗装されているのがあたりまの環境で地球から電子をもらえなくなっております。酸化されやすい環境です。
現代においても裸足で生活している人々の身体能力は、文明人と比べものになりません。
いつの間にか、地球との繋がりがなくなってしまいましたが、木についている木の葉1秒つかむだけでもアーシンングです。
アーシングは大地の未解明パワーです。
アーシングを始めよう!畑であなたを大地につなげる、ジャガイモの種イモ植え付け体験会を開催いたします。
お気軽にご参加ください。
日時 4月16日 (土曜日) 09:00~11:30
ジャガイモも種イモの植え付け体験。 畑でアーシング体験。
(雨天決行、天候により内容変更あり。)
場所 (有)菅原工務店 敷地内畑 TEL0237-47-0739
〒999-3737 山形県東根市大字若木9723-23
11:30~12:00 河北町ひなの湯に移動
12:00~15:00 ひなの湯8畳間休憩室にて 昼食会、寄り合い
15:00~ 温泉に入る方はご自由にどうぞ
ひなの湯 住所 山形県西村山郡河北町谷地字下野269 TEL0237-71-0333
会費 1500円(食事代込み、温泉に入る方は250円 自己負担)
持ち物 畑で使う軍手、ゴム手袋、お風呂に入る方は、入浴セットなど。
畑でアーシングは裸足になりますので必要な方は、替えの靴下など。
なお、宿泊を希望される方は申し込み時にお問い合わせ下さい。
参加申し込み、お問い合わせ先
ソラ・シノノメ メールsora1@shinonome1.jp TEL0237-47-4501
産経ニュースのコラムに村上和雄先生の記事がありました。一部を要約します。
脳には無限の可能性があります。
米誌タイムによる「20世紀の英雄と象徴100人」にも選出されている。心身医療の分野で世界のリーダーであるディーパック・チョプラ博士によりますと、
「慢性病は意識がつくり出しており、怒りや恨みや憎しみなどの感情を持つと、それが悪い遺伝子を活発にしてしまい、ガンや心臓病の原因となる炎症を起こす。一方、喜びや愛、他人の成功を喜ぶという感情を持つと、良い遺伝子が活発になり、身体は病気にかかりにくくなって、肉体年齢も若返る。脳には心と身体と外界のバランスをとる自己制御装置があり、これを上手に使うことによって、素晴らしい人生を築くことができる。」と述べています。
脳に使われるのではなく、脳を上手にコントロールして使うことが肝心です。そのためには、固定観念を捨て去り、柔軟性を持ってリラックスすること、素直であること、心配しないことなどが大切。
脳は固定的で、機械的で、確実に衰えていくものだと思われていた。しかし、実際の脳の姿は全く異なることが分かっている。この瞬間も私たちの脳は変化を続けており、新しい現実を生み出している。
人は心の持ちようを変えることによって、遺伝子のオンとオフを切り替えれば、一生涯進化できる可能性がある。 一般に、頭がいい人と悪い人がいるといわれているが、脳そのものにはいい、悪いの区別はない。使い方によって、良くなったり悪くなったりする。脳を上手に使えば、思いは必ず実現する。
~ 以上~
脳に使われることなく、脳を上手にコントロールして使うことが肝心です。
心で自分自身の可能性をもっと感じてください。脳は受信装置です。
1.ストレス
ストレスは、ウエルネスに影響を与えます。私たちはストレスを受けると、気分的にもすぐれず、身体の苦痛、睡眠障害、そして、風邪やウイルスの抵抗力も低下します。
WHO(世界保健機関)憲章前文における健康の定義
「健康とは、身体的、 精神的、及び社会的に完全に良好な状態であって、単に病気でないだけでない」という文 の「完全に良好な状態(Well-being)」を、さらに積極的に解釈して、輝くように生き生きしている状態を「ウエルネス」(wellness)と定義
2.脳の内側に秘められた力
リラクゼーションと瞑想は、ストレスへの反応を最適化する手助けとなります。瞑想やリラクゼーションは、ストレスホルモンからの解放、自律神経の活動そして脳や体の機能に影響を与えることは多くの研究で明らかにされています。これらは、脳に秘められた生来の力が反映しています。
3.膠着状態の脳
急性、慢性的にかかわらずトラウマはストレスが活性化している膠着状態を引き起こします。深い膠着状態では、多くの伝統的なリラクゼーション方法では、習得するのが困難な場合もあります。また、不十分なのかも知れません。
4.脳波最適化はリラクゼーションを促進させます。
脳波最適化は、脳を容易に深いリラクゼーションの空間に到達させるために21世紀に生まれた技術ベースの手段です。脳に内在する最適化と癒しの働きをサポートします。深くリラックスした状態は、ストレスを軽減し、脳の活動状態のパターンを最適化することが可能です。
脳波最適化では、お客様の今現在の脳波を測定して、瞬時にアコースティックトーンに変換します。このアコースティックトーンは、脳の活動を瞬時に映し出す鏡のようなものです。 人それぞれ刻々違って見えるように、アコースティックトーンは人それぞれ、刻々違う独特なものです。
瞑想の目的は、臨床心理学、精神医学、予防医学、教育の多くと重なっています。また、瞑想することで、うつ病や慢性疼痛の治療、全体的な安寧感を涵養する効果があること示唆する研究が増えています。
瞑想することで、脳の一部が領域の大きさが変わる生理学的変化も起きているのです。
瞑想においては、脳のリラックスする能力を習得するのが一番の壁となっています。脳の深いリラクゼーションなしにして、瞑想の実践者は、望んだ高い状態に行けることはまずありません。
脳に秘められた能力をBST(脳波最適化)で高めてみませんか?
将来のために!
最近の研究では 睡眠不足がアルツハイマー病になりやすいことを示す証拠が増えています。ポートランドのオレゴン健康科学大学の脳科学者、ジェフリー・リフは、睡眠習慣の変化が痴呆症のステージを決めているのかもしれませんと述べています。
ジェフリー・リフとオレゴン健康科学大学の他の科学者は、睡眠障害と、アルツハイマー病との関係を明確にすべく研究を立ち上げようとしています。
数十年も前から、睡眠とアルツハイマーには、何らかの因果関係があるのは明らかになっています。睡眠障害は、アルツハイマー病の人々の間では非常に一般的です。
2009年、セントルイスのワシントン大学の研究者が、アルツハイマー病に関連したアミロイドプラークは睡眠不足のマウスの脳で、より早く発達することを明らかにしました。
その後、2013年、ジェフリー・リフは、睡眠不足がどのようにして、アルツハイマー病斑の発達を早めるのかを発見したチームのメンバーでした。顕著な洗浄プロセスは、少なくとも動物で、深い睡眠中の脳で起こるのです。
何が起こるかというと、通常は脳の外側に存在する流体(きれいで透明な脳脊髄液)はまさに、血管の外側に添って脳内に再循環し始めるのです。
glymphaticシステムとして知られているこのプロセスで、脳がアルツハイマー病斑形成毒素などを含めた毒素を排出できると、ジェフリー・リフは述べています。
また、彼はこうも述べています。少なくとも一つの要因として、睡眠の障害はアルツハイマー病に向かう可能性があると。
ジェフリー・リフの説が正しい場合は、実験により、睡眠不足だとアルツハイマー病になりやすいという議論を大幅に強化していきます。また、十分に深く眠れておらず、健康状態が危険にさらされている人々を識別する方法が登場するかもしれません。
それは新たな治療法への道を開くかもしれません。
人々に、より定期的に何か運動させることや、新薬など、今後治療法としての可能性はあります。多くの睡眠補助薬は、特に人々を深い睡眠ステージまで導くことに焦点をあわせていません。
とジェフリー・リフと一緒に仕事しているビル・ローニーは述べております。
BST社の研究ディレクターは、Sung Lee医学博士です。Lee博士によれば、「多くの睡眠補助剤は、本質的に化学的誘導(薬)で脳を強制的に沈静化させています。睡眠の真の価値を破壊する可能性もあります。当社のテクノロジーは、神経回路接続、またはグローバルな神経可塑性の多様な神経回路の配列の生存能力を維持する手助けすることにより睡眠の進化の役割に照準を合わせた高度なアプローチです。」
Lee博士は、さらに「睡眠は時間の無駄であると考えるは誤りである。良い睡眠がなければ、私たちの脳は、ギッスギッスに日常活動のパターンに応じて神経回路を配線する危険性がり、高度なパフォーマンスと学習が侵害されるか、または事実上不可能となる。」と説明しています。
一日の1/3を眠って過ごしているので、80歳まで生きるとしたら27年間も眠っていることになります。「惰眠を貪る」という言葉があるように、一般的には睡眠は生産的な営みとは思われておらず、一見すると無駄なように思われますが、「寝る子は育つ」とも昔から言われるように、私たちの体にとって睡眠は、生命活動を支えている大切なものです。
夜にうとうとしている時、脳は、今日一日、経験したことを再生します。この時、記憶を創造したり保存するための不可欠な脳の領域(海馬と新皮質)はお互いにコミュニケーションを取り合っています。
睡眠中の脳が最近の経験を再生している証拠は、神経学者が、ネズミの睡眠時と起きている時の両方において、ネズミの海馬のプレイスセルと呼ばれる神経回路の電気的活動を調べた1980年代と1990年代までにさかのぼります。
ラットが迷路の周りを走った間、神経回路は迷路内の特定の位置に対応し、特定の順序で発火しました。後ほど、ネズミが居眠りしている時も迷路を再びたどるかのように、特定の順序で発火するのでした。
人間の脳を調べるために脳波記録法(EEG)を使用している調査は、人々が眠るとき、人々は類似した何かを経験することを明らかにしています。
徐波睡眠(ノンレム睡眠)と呼ばれる深い、夢を見ないステージに人々が入り込むと、海馬の活動は活発になるのです。この睡眠ステージの間、海馬は新皮質に信号を発し、その日の感覚的印象を中継します。
この脳内での睦言が海馬の一時的な保管から新皮質の長期の記憶装置へ記憶を移す脳のプロセスであると、科学者は思っています。そして、このプロセスが統合と呼ばれている。と、マシュー・ウォーカー(10年以上、睡眠を調査したカリフォルニア大学バークレー校の神経科学者)は言いっています。
脳波の研究はまた、脳全体に1秒に1回程度、ピークに達する電気的活動の波(デルタ波)を証拠立てています。この脳波は、神経細胞間の接続、またはシナプスの強度を変化させると考えられています。ほとんどの科学者は、初期学習と睡眠から生じるシナプスの変更は、記憶の中心にあると考えています。(アルツハイマーやうつ病などでは、睡眠中のデルタ波が減少することが知られています。)
近年では、ニューヨーク大学医学部と北京大学深圳研究生院の科学者は、睡眠が新しいシナプスの形成をサポートすることを証明しました。マウスを回転ロッドの上に歩くために訓練した後、研究者はマウスを2つのグループに分けました。起きているグループ、そして、7時間眠らせたグループ 両グループともにトレーニングの後、運動皮質により多くのシナプスがありました。しかし、睡眠不足のマウスは眠らせたマウスより新しいシナプスが少なかったのです。
B2(ヘッドバンド)の主任研究者はBST社研究ディレクターの Sung Lee医学博士です。
Lee博士によれば、「多くの睡眠補助剤は、本質的に化学的誘導(薬)で脳を強制的に沈静化させています。睡眠の真の価値を破壊する可能性があります。当社のテクノロジーは、神経回路接続、またはグローバルな神経可塑性の多様な神経回路の配列の生存能力を維持する手助けすることにより睡眠の進化の役割に照準を合わせた高度なアプローチです。」
Lee博士は、さらに「睡眠は時間の無駄であると考えるは誤りである。良い睡眠がなければ、私たちの脳は、ギッスギッスに日常活動のパターンに応じて神経回路を配線する危険性がり、高度なパフォーマンスと学習が侵害されるか、または事実上不可能となる。」と説明しています。
私たちは、睡眠の時間をただ寝ているだけと思いがちですが、睡眠の質はとても大事です。
春休みは、お子様のセッションは毎年多くなります。
高校、大学受験など目前にして受けるよりは、一年前に準備としてセッションを受けたほうが効果は高いです。
ストレスは、学習能力を低下させます。
ソラ・シノノメは4月1日より新たに移転して営業いたします。移転にともないまして、3月28日から3月31日までの4日間は休業とさせて頂きので予めご了承ください。また、宿泊施を安価でご提供させて頂いておりましたが、宿泊施設の提供は昨年度で終了となりました。
1月よりソラ・シノノメは東北サプライズ商店街にも掲載しております。お得なキャンペーン情報、クーポン券などを発行しておりますのでご覧ください。
また、サイト内でソラ・シノノメをお気に入り登録して頂きますと、自動的にソラ・シノノメのHPのブログが更新のたびに配信されますので、もっとBSTについて詳しくお知りになりたい方は、是非お気に入りのご登録をお願いします。
詳しくはこちらです➡東北サプライズ商店街 http://yamagata-mall.jp/shop/detail/1028
お客様の声
今春、 中学校に入学した息子が、春休みの期間中、セッションを受けました。
特に大きな問題行動などは、ないのですが、多少落ち着きなく、幼さを感じていました。中学校では、勉強に部活に大きく環境が、変わります。その前に、前から興味のあったセッションに通いました。
子供自身飽きてしまわないか心配でしたが、落ち着きのある休憩室で、読書などして、過ごしました。周辺の環境もとても静かで、のどかな場所で、他人の目も気になりませんでした。
セッション後は、コンピュータで、前後の脳波の比較を簡単に説明して頂きました。表面上は大きな変化は、感じられないかもしれませんが、自然な形で大きな成長が、得られたと、感じています。
たまたま、中学校の入学式の代表挨拶になったのですが、親の緊張をよそに、本人は堂々と立派に、大役をはたすことが出来ました。セッションの効果もいくらかあったのでは...。と 思っています。スタッフの方も気軽に声をかけてくださるので、こちらも、安心して、リラックスする事ができました。
こらからの成長が楽しみです。ありがとうございました。 (山形市 40代主婦)
新年明けましておめでとうございます。
昨年は、多くの方々に支えられ、2015年を締めくくり、お陰様で新たな新年2016年を迎える事ができました。、皆様方に感謝いたします。
時代はやはり、変革期の真っただ中です。変革期は、先の事が読みずらくまた、過去の事例もあまり参考になりません。
ただ何もしないで、時代変化を見つめる傍観者でいるよりも、いま自分の直感を信じ行動を起こした方が楽しく生きられるのではないでしょうか?
2016年 4月1日より ソラ シノノメは新たな場所に移転いたします。心機一転新たな場所で、お客様により満足して頂く為に、どんどん新しいことにチャレンジしていきます。
2016年、皆様方のご多幸をお祈り申し上げます。
ソラ シノノメ 代表 菅原 和幸
クリスマスも過ぎると、大晦日まであっと言う間ですね。
今年一年も多くの方にお世話になり、今年一年を振り返ってみますと、お陰様で大きく飛躍した一年となりました。
みなさまありがとうございました。
心身ともに健康な状態を考える場合、一番大切なことは、最終的にどのようにして自己治癒力を高めるかです。良好な栄養状、運動と健康的習慣は全て大切です。しかし、自然治癒力や自己調整機能を最大に働かせるのには、司令塔である脳の機能を最適化も必要です。
楽観主義(オプティミズム)とは、ラテン語で「可能な限りの最善」を意味する「オプティマム」に由来するそうです。人生においては、雨の降らない人生はありません。修羅場と思えるような場面では、感情の起伏は誰でも激しくなりますが、その現状を認識しているのは脳です。感情のコントロールは、より良き人生を生きる為には大事な要素です。
ある調査により、1950年代から急速に富は向上しましたが、人々が感じる幸福度は横ばいで、多くの人が未来について深い悲観を抱いており、社会の物資的な豊かさと、そこに住む人々が感じている幸福や安心の度合いには何の関係ないことがわかりました。しかも、昨今では、不安症や抑うつの発症率は非常に上がっています。
他人が自分人生を決めてくれるのではありません。自分の人生の舵を自分で握っている感覚はとても重要です。現状はどうであれ、まずは、自分の抱えている問題は、他人にあまり依存せずに、自分で解決できると一歩踏み出すことです。
心的外傷後成長という言葉があります。トラウマとして深く心に刻まれ、大変な状況を克服した経験は、「自分自身の成長そして、人間としてより豊かになった。」と語る人もおります。
私たちの、脳は、可塑性が高く、それぞれ秘められた能力が明らかに存在しています。
では、みなさま良きお年をお迎えください。
年末年始は、12月30日から1月3日までお休みとさせて頂きます。
最近、「アルツハイマー病を治せ!」 "認知症800万人"時代の処方箋 NHKスペシャル取材班をよみました。(主婦と生活社)を読みました。
厚生労働省発表によれば、10年後の2025年には、認知症患者は700万人を突破。65歳以上の5人に1人が認知症になる予測をしています。
認知症は、平均寿命が延びたからなのではないと思います。普段から、生活習慣もかなり起因していると考えられます。 発表数値からも「自分は大丈夫だ」という根拠なき自信は危ないと認識すべきです。
特に、60歳前後からは、予防や生活改善といった認知症対策を始める必要があります。
2000年以降、アルツハイマー病は、驚くべき速さで急増しているので、ただ単に高齢化が問題ではありません。アルツハイマー病の"引き金"はまだ謎なのですが、最近の研究では、発症の25年も前から脳に変化が表れていることが分かりました。
認知症のリスク要因として、ストレスは非常にかかわりが深いともいわれています。
- 強いストレス➜2.ストレスホルモン「コルチゾール」分泌➜3.脳の海馬萎縮➜4.認知症の進行
現代の社会は、便利な社会なのですが、ストレスと無縁な人はだれ一人としていません。
認知症に限らず、健康で若々しく生きるためには日々のストレスケアはとても大事です。
近年、アルツハイマー病の国際会議で注目を集めているのは「運動」と「睡眠」です。
ピッバーグ大学のエリクソン准教授の研究では、長い間、高齢者の脳は、老いていくだけと思われてきましたが、「運動」でプラスの方向へ変われることが発見されました。
海馬は記憶を司り、短期記憶に関係していて、年齢とともに小さくなる領域です。小さくなると新たな事を覚えるのが難しくなります。アルツハイマー病になると海馬の萎縮が加速度的に進んで行くことが分かっていますが、「海馬」を大きくすることは現在の薬では不可能です。
「スニーカーをはいて街に出よう!」
最低、週3回位は、30分から45分の散歩をしましょう。歩く速さは息が少し弾むけど、会話は出来る程度の運動でも気分が良くなり生活の質は向上します。
エリクソン准教授によりますと、「アルツハイマー病を含め認知症のリスクを下げたいなら、"治療"を待つべきではありません。"魔法の薬"を待つべきでないのです。自分のためにスニーカーを買い、外に出ていくことです。そうすることが、自らの将来を手中にすることに等しいのです。自ら動いて、将来を変えていくことが出来る。それがとても重要です。」
睡眠がアルツハイマーと関係している。 脳は寝ている時に、きれいになる。 (セントルイスにあるワシントン大学の研究)
質の良い睡眠を取らないとアミロイドβが脳内に溜まりやすく、アルツハイマー病を引き起こしたり、より悪化させたりすることが分かってきました。
同大学の精神医学の教授、デイビッド・ホルツマン医学博士によりますと、「よく眠れているとアミロイドβを蓄積している人は少なく、一方、睡眠の質が悪いと、アミロイドβを蓄積している人は多いのです。」
「"睡眠の改善"は、治療のアプローチになるかもしれません。例えば、睡眠導入剤を服用することによって、よい睡眠が確保され、その結果としてアミロイドβが減ることが分かれば、これが予防や治療に繋がるわけです。もちろん、薬を使わずに良い睡眠が得られればその方がいいのですが・・」
「運動」と「睡眠」をいかに改善していくか認知症に限らず、健康を維持してくうえでは大事なテーマです。
ウェイクフォレスト大学のスザンヌ・クラフト医学博士は、20年間アルツハイマー病とインスリンの研究をしており、ここ5年で研究が大きく進み、アルツハイマー病の発症リスクと糖尿病の関係を明らかにしました。糖尿病、糖尿病予備群、低血糖症はアルツハイマー病のリスクは高くなりますので注意が必要です。
100年前は、アルツハイマー病の患者はほとんどいませんでした。やはり遺伝子の影響も確かにありますが、生活習慣の要素はかなり影響しています。遺伝要因より生活習慣要因のほうが大きいようです。
アルツハイマー病にかかわらず、これからの時代は、未病の段階で食生活改善、運動、リラクゼーションなど積極的に取り入れていきましょう。
脳の重さは体重の2%ですが、体全体の約20%ものエネルギーを消費しています。人体の中では消費エネルギーは最大です。
食生活の面での健脳生活!
脳を元気に働かせるためには常にブドウ糖を補給していく必要があります。また、脳の活動に必要な神経伝達物質の材料はアミノ酸です。たんぱく質も欠かせません。アミノ酸から神経伝達物質を作ったり、ブドウ糖をエネルギーとして利用する上で必要なのがビタミン、ミネラル。
特に、脳の働きと密接に関係しているのがビタミンB群(ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸です。) ビタミンB群は、濃緑色の葉もの野菜、ブロッコリーや枝豆、アスパラガス、オレンジなどに多く含まれています。
人間の脳は約50%が脂肪でできています。海馬やシナプスには特に多価不飽和脂肪酸のDHAが多く含まれています。魚を多く食するイヌイットの人々に心筋梗塞や動脈硬化など血管系の生活習慣病がほとんど見あたらないことから、魚に多く含まれるDHA・EPAの血液をサラサラにする作用が判明しました。DHA・EPAは体内で合成できないため、食事から摂取しなければなりません。DHAはアルツハイマー病を改善するという臨床報告もあります。
多価不飽和脂肪酸には肉や植物油に多いn-6系統(リノール酸、アラキドン酸など)と、魚に多いn-3系統(α-リノレン酸、EPA、DHAなど)があります。
いずれも細胞膜の材料になりますが、脳ではn-6系統よりもn-3系統の脂肪が多く必要です。
n-3系統の食品は、魚や一部の植物油に限られるため、現代の食生活はn-6系統過多になりやすい傾向にあります。n-3を多く含む食材は緑黄色野菜、海藻(乾燥していないもの)、青魚、クルミ、亜麻仁油、エゴマ油などです。
アルツハイマー病患者は、アセチルコリンと呼ばれる神経伝達物質が少ないのが特徴です。大豆に含まれるレシチンは、体内でこのアセチルコリンの材料となるコリンに分解されます。レシチンは記憶障害を改善する効果が確認されており、アルツハイマー病の予防が期待できます。
いちご、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーなど、記憶力の向上、抗酸化作用、抗炎症作用、毒物排出作用があります。
抗酸化作用や毒物排出作用は脳を若く保つことに繋がり、抗炎症作用はうつやアルツハイマー病進行の予防になります。
うつとはストレスホルモンが長期にわたって分泌され続けることで脳の炎症が起こり、神経細胞が死んでいく、または機能が低下することによって起こるということが最近わかってきています。アルツハイマー病の症状にも脳の炎症があり、ベリーの消炎作用がアルツハイマー病の進行を抑えることが期待できます。
インド人にアルツハイマー病の発症が少ないことが以前から指摘されていましたが、カレー成分のクルクミンがアルツハイマーの危険因子 アミロイドβの蓄積を阻止しているようです。
イチョウ葉エキスは1965年にドイツで医薬品に登録され、現在、世界数十か国で医薬品として扱われています。1994年には、ドイツで認知症の治療薬として認可されています。
実際すべて実生活に取り入れことは、なかなか出来ないとは思いますが、物が有り余る時代、より本物を取り入れて健康維持に努めていきましょう。
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10月17日、18日 パシフィコ横浜で開催されました舩井フォーラム2015でBST30分の体験セッションとして出展してきました。
30分の体験セッションでも時間割りは、1時間の枠組みなので、決して多くの方に体験して頂くことは出来なく、キャンセル待ちが出るほどになりまた。お待ち頂いても体験して頂くことが出来ず申し訳ありませんでた。
また、体験できる機会をつくろうかなと考えています。
さて今回のブログは、以前にアップしたことがあるのですが、多くの方に、自分自身に秘められた能力について知って頂きたいので、ちょっと編集して再UPします。
人の脳の神経回路の働きかたで、楽観的にも悲観的にもなり、しかもその回路は一番可塑性が高いのです。
「脳科学は人格を変えられるか?」(文芸春秋)という本をかつて読みました。とてもワクワクする内容でした。
英語のタイトルは「Rainy Brain, Sunny Brain.」 The New Science of Optimism and Pessimism
楽観主義と悲観主義の新しい科学のことです。
著者は、エレーヌ・フォックス。 現在オックスフォード大学教授。認知心理学と神経科学、遺伝学を組み合わせた先端的研究で有名になりました。
今まで、心理学はネガティブな問題ばかりに着目し、不安や抑うつ、依存症や強迫感などを研究の対象にしてきたが、最近の流れは、幸福感や楽観をもたらすのは何かを解き明かす方向に向かっています。
「人生の明るい面に目がいくか、暗い面に目がいくか」という差が脳の活動パターン自体に関連しているらしいことまでわかってきました。
脳の中には、思考を司る新しい領域と原始的な感情を司る古い領域があり、両者は神経繊維の束で結ばれています。
この結びつきが様々な心の動きを生みます。ネガティブな心の動きとポジティブな心の動きは、それぞれ別の回路が担当しており、どちらの回路も人間にとってなくてはならないもので、この二つのバランスこそが、あなたをあなたと言う人間に、私を私と言う人間にしているのです。
出来事をどう解釈し、どう行動するかによってどんな人生を送るかは大きく変わります。
何もかもうまくいかないと思いこんでいる極端な不安症の人や抑うつ症の人はもちろん、もっと程度の軽い人まで、悲観的な人はみな、人生の明るい部分よりも、暗い部分に目を向けがち、難題にぶつかるとそれを、何かのチャンスとしてではなく、障害としてとらえてしまいます。
楽観主義者は、いつもチャンスに目を光らせ、好機と見れば全力で、それに飛び込んでいく。こうした態度の違いは、人それぞれの幸福度や成功そして、健康までに影響をおよぼすのです。これは多くの科学的な証拠からも明らかにされています。
自分の弱さと強さを知るのは重要だし、役にも立ちます。生まれもった傾向が何によって表にでるのか、どうすればそれを変化させられるかがわかれば、人は自分で自分を守ることも、進んで幸福へと向かうこともできる。
ありがたいことに、サニーブレイン(楽観脳)とレイニーブレイン(悲観脳)の根底にある回路は、脳の中でも一番可塑性が高い、変化しやすいい部分なのです。
ものの見方、いいかえれば心の癖や偏りがわずかでも変化すれば、脳の構造は再形成されます。そしてそれは、人をより快楽的にもすれば、悲観的にもする。逆にいえば、困難や喜びに対する脳の反応を変えることが出来れば、性格を変えるのも夢ではないのです。
~「脳科学は人格を変られるか?」序章より~
サニーブレイン(楽観脳)とレイニーブレイン(悲観脳)の回路は、一番と可塑性があるようです。
臆病で不安がちな性格であっても、「生まれつきだから」と諦める必要はありあせん。
サニーブレインとレイニーブレインのバランスを変化させれば、「ものの見方」を変える一歩を踏み出し、人生そのものを変える事も出来るのです。
近年急速に脳の可塑性について研究され、脳は驚くほど変化する力があることが証明されています。
長らくの間、おそらく7歳くらいを過ぎると脳は、柔軟性を失いもう変化出来ないと信じられてきましたが、たとえ、非常に高齢者であろうとも人の脳には、これまで考えられたよりはるかに高い柔軟性がある事がわかってきました。
修羅場のさなかでも、感情的な反応をどれだけコントロールできるかはその人の成功の度合い、そして人生に対する満足度も関わって来ます。ポジティブとネガティブの黄金比があるようです。
豊かな人生を送りたければ、ネガティブな感情を全て排除しようとはせずに、ネガティブな気持ちを一つ感じるごとにポジティブな気持ちを3つ感じられるようだといいのです。
「レイニーブレイン」と「サニーブレイン」の回路の働きいかんで、思考は悲観的にも楽観的にもなります。
不安をつかさどる古来の脅威に対応して進化してきた「レイニーブレイン」の回路の働きが過剰に反応すれば、不安や抑うつなどの症状があらわれます。
快楽をつかさどる「サニーブレイン」もまた、先祖にとって良きものに対応するために進化を遂げてきました。
私たちの祖先にとって良きものとは、例えば、食べ物や住みかの獲得であり、誰かとい一緒にいることで得られる身の安全であり、愛や許しや思いやりです。
1950年代から富は目覚ましく向上しましたが、人々が感じる幸福度は横ばいで、しかも不安や抑うつの発症率は大きく上昇しています。多くの人が未来について深い悲観を抱いており、社会の物資的な豊かさと、そこに住む人々が感じている幸福や安心の度合いには何の関係もありません。
今は時代の過渡期であり、混乱は避けられないように思えます。幸福度を左右する重要な要素は、状況を自分でコントロール出来る事、あるいはコントロールできると感じることです。困難な状況でも、状況をわずかにでも自分で制御できると信じれば、対処しようと言う気持ちはおこりやすいのです。猛スピードで走る自転車の荷台や、横滑りしている車の助手席に座っている時は恐怖感でいっぱいです。もしも、自分で運転していれば、恐怖心はいくらかなりとも緩和されます。それは自分が状況を制御しているという感覚が、自信を与えてくれるからです。
人が本当の意味で幸福になれるのは次の3つの要素が合わさった時だけという科学的な研究からもたらされています。
l ポジティブな感情や笑いを数多く経験する。
l 生きるのに積極的に取り組む。
l 今日明日ではなくもっと長期的な視点で人生に意義を見出すこと。
脳の回路が可塑性を持ち、鍛えれば変化するものである以上、どんなに深く刻まれた有害な回路も心理的な訓練によって修正することは可能なはずなのです。
私たちの脳には、秘められた内なる力が存在しております。どのような状況であれ、「人生の舵を自分で握っている。」という感覚は人生を最大限に楽しむ秘訣です。
夜空に月が冴えわたる季節になりました。最近、心地よい秋の日が続いています。みなさんいかがお過しですか?
久しぶりのブログ投稿です。以前、『プレアデスかく語りき』(バーバラ・マーシニアック著 太陽出版)という本を購入して、全部読んでいないのですが、以前、読んだ時に気になって本文の一部を書きとめたメモが、本棚から出てきました。
そのメモとは、以下の内容です。
現在、地球全体が様々な現実の拡大に没頭しています。他の現実に入って行くためには、まずあなた自身の現実の奥深くを探求しなければなりません。と言っても、このために精神分析をして20年を費やす時間はないのです。あなた自身の感情的進化において、2,30年進化することを可能にしてくれるような技術、能力を短期間のうちに開発する必要があります。あなた方は、感情のハイウエイを旅しなければなりません。それは、人間の肉体は感情を通して、自己表現するからです。
それこそ人間の独自性であり才能です。
個人的には、感情的進化とは、脳機能の活性化と同じだと解釈しています。情動は脳の深部からのシグナルです。
私たちを取り巻く昨今の社会情勢は、人々に不安感や欲求不満を増幅させてストレスも増大しており、様々な問題が生じております。
現状の分析だけでは、「時、既に遅し。」だと思います。こらからは、人に依存するより自己の潜在能力を引き出し能力を高めあって生きていかなければならない時代だ思います。
何も、全て出来る必要はないと思います。一つだけ輝くものがあればいいのです。それが個性です。
これから感情の旅の始まりですね。 人間の独自性の才能を極めていきましょう。
あえて言うまでもありませんが、これから少子高齢化で世界一になる日本。急速に超高齢化社会になっていきます。
2025年では、厚生労働省の予測では、65歳以上の高齢者の人口は14歳以下の若者の5倍に達し、そして認知症は700万人を突破します。65歳位以上の高齢者は5人に一人が認知症と予測しています。2008年の時点での予測は、2025年で386万人なので、7年前の予測より2倍の予測値となっています。それだけ増加していますので、決して他人事ではありません。
健康寿命とは、健康上の問題がなく日常生活を普通に送れ自立して生活できる期間のことですが、現在、日本人は世界第一位です。2013年、厚生労働省発表では、男性71.19歳、女性74.21歳。一方、平均寿命では、男性79.59歳、女性86.35歳です。
健康寿命と平均寿命の差は、約10年間この期間は介護など人の手助けが必要となる可能性がとても高くなります。介護を理由に退社、介護離職する人の数は年間10万人を突破しているといわれ、離職する世代は40代から50代の働き盛りの人達です。
今後日本では、現在の医療制度、健康保険制度そして、介護制度などいつまで続くのかと不安になります。これから先、より快適に自立して過ごすためには、普段から病気になる前に、自分自身の体のメンテナンスに取り組むことが不可欠です。病気する前、未病の段階での対策がこれから、ますます必要な時代です。健康寿命と平均寿命の差の空白の10年間をうめる必要があります。
最近、大企業などでは、社員の健康維持のため、職場でストレッチなども積極的に取り入れるなどしております。また、日本でも職場に瞑想時間を取り入れる大企業も増えております。
普段から、自分自身の体に対するメンテナンスと自己ヒーリング(リラクゼーション)を積極的に取り入れていきましょう。
手軽に出来る脳の活性化についてお知らせいたします。
その1 ウオーキング
ウオーキングは景色がどんどんと変化するから多種多様な視覚情報が刺激として脳に入力されます。これは、大脳新皮質を活性化させます。
それまで、側頭葉に保存されていた情報が前頭連合野に転送され新しいアイディアが創出されます。
アイディアが出れば、目標も生まれるしやる気にもなります。ソクラテスや松尾芭蕉をはじめ、偉大な哲学者や詩人は歩くことで思索を深めました。机にかじりついて考えるだけが思考力を付ける手段ではありません。歩きながら考えることも、脳を鍛える効率的な手段です。
家の父ちゃんは、昭和10年生まれなので、今年で80歳です。まだ元気にですが、耳が悪く、補聴器を両耳に入れております。それでも日常の会話は、チグハグな時もあります。
「まあ、しょうがないか」といった感じです。最近、BSTのセッションをしばらくぶりで4回受けてもらいました。
いつもなのですが、左の耳から音が聞こえないと言うので、ボリュームをかなり上げるのですが、・・・・・・・ それでも左耳は聞こえないのです。
そうです。ほとんど左の耳は聞こえません。今回セッションを受けてもらったのは、やはり老化が気になったからです。
今回のセッションの初めのうちは、左耳が聞こえないせいなのか?右の脳の不活性部分がありました。(左耳の音は右脳で処理、右耳の音は左脳で処理)
2回目のセッションからは、なんとバランスが取れて来たら、「音が高くてダメだー、ボリュームを下げろと!」と言い出すのです。一回目と同じボリュームなのに!
話は、飛びますが、数ケ月前、父ちゃん、母ちゃん、知人でスナックに行ったときに父ちゃんが歌を歌いました。・・・・眼鏡をかけているのでテロップは読める筈なのですが・・・・・音も外れ、字余りでした。(笑)(笑)(笑) 裸一貫で商売をしてきた父ちゃんなので、流石チャレンジャーです。また、数曲 ご披露しました。そして、しまいには、母ちゃんから「もう、歌わなくていい。」と止められました。昔は、もっとまともだったらしいです?
ここで、話を戻すと、左耳の情報は右脳で処理されるので上手く歌えなくなるのも分かるような気がします。さて、それでも、疑問が残るのです。
それは、左耳が聞こえない筈なのに、なぜ脳波のバランスが整うのでしょうか?セッション後父ちゃんは、聞こえない左耳が「なんだかツー・ツーと何か聞こえる。」と言っていました。
耳が聞こえなくとも、音、(振動)は脳に伝わります。耳の器官から頭蓋骨に振動は伝わっております。あらゆるものは、絶えず振動しています。目に見えない物も振動しています。人の目に見えているものはほんの僅かです。
さて、今後の父ちゃんの歌はいかに?
初秋の候、
大分気温も下がり、もうじき秋の到来ですね。昨日、山形県東根市のタントクルセンターで、東京都港区南青山のアマラクリニック表参道の院長、心療内科 松薗りえこ先生の「あるがままメソッド山形講座」がありました。
山形県内だけでなく、県外にお住いの方々にも参加頂きました。ありがとうございました。
松薗先生は、22年間精神科医をやっておりまして、接したクライアントは3万人を超えています。
心の病に薬はいらない、「自分」「家族」「周りの人」を薬から助ける、
精神科医 松薗りえこの『あるがままメソッド講座』
この講座の対象は
★ご自分やご家族、周りの方が心の病のお薬を使っていらっしゃる方
★カウンセラーやセラピスト、治療家さんの方々
となります。
『あるがままメソッド』は「お薬に頼らない治療」です!
うつ病、パニック、社会不安障害などの心の病がお薬に頼らずに治療ができます。そのため、通院期間も短くてすみます。
この『あるがままメソッド』は精神科医の専門的な知識がなくても、コツさえつかめば、誰にでもできる方法です。
ご本人がこのメソッドを学ぶのが無理な状況でも、ご家族や周りの人がこのメソッドを使えるようになれば、本人の状態が目に見えて改善します。
わたしは22年間、精神科医をやってきました。接したクライアントは3万人を超えています。
統合失調症や躁うつ病、認知症をはじめ、うつ病やパニック障害・社会不安障害など数多くの症例を診てきました。
薬物療法を専門におこなう病院に勤めていた経験もあり、薬物療法の長所も短所もよく知っています。
そして、薬物療法だけでは治せない患者さんもたくさん診てきました。
特にうつ病・パニック障害・社会不安障害・適応障害の症例では、薬物にたよらない方法が薬物療法以上の効果をあげることが多いことも経験的にわかってきました。
ここ12年はおもに心理カウンセリングを精力的に学び、認知療法や森田療法、「今、ここ」に意識をおくことで、気持ちの安定をはかる心理療法などに取り組んできました。
わたしがこれまで学んできたメソッドはどれもすばらしいものです。
それらすべてを組み合わせて生み出されたのが「あるがままメソッド」です。
この「あるがままメソッド」は、心の調整力にはたらきかけ、信頼し、ゆだねるカウンセリング技法です。
医療の場面だけではなく、日常の対人関係、家族関係、夫婦関係などでもとても役に立ちます。
カウンセラーやセラピストさんにもぜひ知っていただきたいメソッドです。
「あるがままメソッド」は「心」にアプローチするメソッドですが、今回の講座では、さらに「体」にアプローチするテクニックもご紹介します。
わたしが実際に治療でおこなっている「医療気功」を使って、「気」の感じ方から、体の不調な部分を「気」で治療する方法をワークショップ形式でお伝えします。
精神的につらいときには、体は固く、緊張している状態になっています。
「気」を使うと、その緊張をゆるめることができ、自律神経のバランスが整います。
この方法を学ぶことで、どなたにでも「気」が感じられるようになり、ご家族やまわりの人に対して「気」を使った簡単なケアができるようになります。
わたしの使命は、この「あるがままメソッド」と「医療気功」をだれもが使いこなせるように世の中に広めることです。
これらの方法はどちらもとてもシンプルです。
そのため、一日でこの両方をマスターしていただくことが可能です。
この講座を受けることで、ご自分の心も自然に調整できるようになります。 落ち込んだときや辛い時、そしてイライラするときも、「わたしは大丈夫」と思うことができるようになり、短時間で気持ちが楽になります。
セラピストやカウンセラーの方々はもちろん、ご家族の心のケアに関心のあるみなさんにもこの「あるがままメソッド」は必ず役立ちます。ご参加を心からお待ちしております。
精神科医 松薗りえこの「あるがままメソッド講座」
<日時>27年5月 6日(祝)13時30分~16時30分 東京 満席
27年5月16日(土)13時30分~16時30分 京都 満席
27年5月17日(日)13時30分~16時30分 大阪 満席
27年6月14日(日)13時30分~16時30分 東京 満席
27年6月21日(日)13時30分~16時30分 札幌 満席
27年7月19日(日)13時30分~16時30分 名古屋 満席
27年7月20日(祝)13時30分~16時30分 大阪
27年8月30日(日)13時30分~16時30分 山形
<場所>東京 貸会議室プラザ八重洲北口
大阪 和泉市ゆう・ゆうプラザ 4階視聴覚室(5月17日)
京都 京都市北文化会館(キタオオジタウン内)1F 第一会議室
札幌 カタオカビル 会議室 5階 5A
名古屋 名古屋 愛知県産業労働センター 12階 1210
大阪 エル大阪 5階 研修室3(7月20日)
山形 さくらんぼタントクルセンター 2階 栄養指導室
※詳細につきましては、ブログ心の病に薬はいらない。心療内科 松薗りえこのあるがままメソッド
をご覧くださいませ。(http://ameblo.jp/dr-rieko444/entry-11969283451.html)
<講座代金> 6000円
※お申込みフォームへお申込みいただきますと自動返信でお振込みご案内メールが届きます。
<お申込み>
お申込みフォーム https://55auto.biz/dr-rieko/touroku/entryform4.htm
お名前・ふりがな・メールアドレス・お電話番号・生年月日をご入力いただき、ご希望の講座日をお選びくださいませ。
<お電話でもお受けしております> 03-6438-9869アマラクリニック表参道直通 担当 中村莉子
胎教が子供の脳の発達や性格などに影響を与えると言われております。
- 夜泣きしない
- 情緒の安定した子に育つ
- 比較的安産の傾向がある
妊娠中はイライラしたり、不安になりやすいことが多くなります。
「お腹の中の赤ちゃんの感受性はお母さんのホルモンで芽生える」と言う研究結果もあります。
母親が落ち込んでいる時は、胎児の動きが鈍くなり、楽しんでいる時は活発に動きます。
胎教で大切なことは、お母さんが気持ちよくリラックスしていることです。
最近では、胎内記憶を持ち合わせて生まてくる子供も多く、赤ちゃんが育つ胎内環境はとても大事なことが分かります。
ソラ・シノノメでは、妊婦さん向けに胎教セッションもしておりますので、詳しくはお問い合わせください。
明治時代から比べると平均寿命は2倍になり80歳を超えました。
しかし現実を直視すれば、完全な健康体で天寿を全うしている人は、ほんの一握りです。病気になるのが当たり前で日本で自然死の割合は数%まで低下していると言われております。
毎年増え続ける医療費の問題、そして、より快適に過ごすためには、普段から、病気になる前に、自律神経のバランスや免疫力の向上に取り組むことが不可欠です。
前回の講座はとても好評でしたのでまた、宮城県在住の佐々木 伸子さんをお招きしまして、健康講座(健康食)と誰にでもできる自己免疫力を高めるストレッチ、呼吸法をお伝えします。
佐々木さんの健康講座は、宮城県の地元の主婦の集まりからスタートして現在では、多い時は、学校の生徒や親の集まりで100名規模の講座にもなる時もあるそうです。
今回の健康講座は、少人数の規模で20名程度を予定しておりますので、お早めにご連絡頂ければ幸いです。
大切な自律神経のバランスに働きかける呼吸法やヨーガ、フィットネスなどを取り入れておりますので是非体験して頂いて、日常の生活に取り入れ健康増進にお役立て下さい。
場所 神町区公民館 3F 大会議室 (山形銀行神町支店の近く)
日時 7月11日 (土曜日) 11:00~14:30
参加費 無料 床に敷くバスタオルもしくはマットをご持参ください。運動しやすい格好でお越しください。
お問い合わせ ソラ・シノノメ 電話番号 0237-47-4501 メール sora1@shinonome.1jp
佐々木 伸子さんのプロフィール
東北大学薬学部卒業後、宮城県の公立病院の医局長(薬剤師)を長年務め今年、定年退職。
定年退職は、地域のコミュニティー活動として農業、健康講座などの分野で精力的に楽しみながら活動されております。
もうじき、蛍が飛び交う時期ですね。ソラシノノメ周辺では、さくらんぼ畑やリンゴ畑が広がっています。しばらくすると、さくらんぼの収穫の時期を迎え、この時期は、一層緑が濃くなり、時折カッコウの鳴き声が聞こえてきます。
Tim de chant of NOVA
http://www.pbs.org/wgbh/nova/next/author/tim-de-chant/ によりますと。
心臓発作とうつ病の共通点は?両者は炎症によってひき起こされている可能性があります。
新たな研究では、うつ病は、炎症によってひきおこされる可能性がある事が分かりました。
炎症とは、傷、感染、異物にたいする免疫システムの自然な反応です。
いったん免疫システムが働くと、いろいろな細胞とタンパク質を傷ついた場所へ血流で運びます。(タンパク質には、細胞間の相互通信を容易にするサイトカインも含まれます。)
ある科学者は、うつ病は炎症反応の副反応であるかもしれないと考えています。
この見識だけでも、うつ病の新しい手当になり得ますが、もっと有効的手段になるには、何が炎症反応を引き起こしているのかについて、まず明らかにすることです。
今現在、研究者の見識は分かれています。
ある研究者は、炎症反応はある種の感染によって刺激されると考えています。また別の研究者は、肥満もしくは現代の高トランス脂肪、高砂糖食品が原因と考えています。また別の研究者は、いじめ、拒絶もしくは、孤独のせいだと言います。
いい知らせがあります。これまでの臨床試験で、抗うつ剤に抗炎症薬を加えることで症状がより一層改善されたことが確認されました。しかし、今後さらなる臨床試験が必要です。
また、所定の治療に対して加えるものとして、明確なエビデンスが十分ではありませんが、オメガ3とウコンから抽出されたクルクミンが症状緩和につながるエビデンスもあり、どちらも店頭で入手可能で試してみる価値もありそうです。
科学者が炎症反応の正確な原因を解明するにはまだ何年もかかるかもしれません。
正確な原因が解明されると、うつ病を増え続ける病気のリストにアレルギーから心臓発作そしてアルツハイマーまで、免疫反応の異常による原因もしくは影響であるとして加える日も来るかもしれません。
最近、病院や大学そして、大企業など様々な場所で瞑想が実践され、世界的にも科学の研究対象となっています。
有名人では、アップルの故スティーブ・ジョブズ、 ビートルズのメンバー、俳優のクリント・イーストウッド、メジャーリーグのイチロー選手など瞑想を実践しているといいます。
瞑想は、短い時間でも習慣にして、長い年月の継続が必要で、すぐ簡単に効果を実感できるものではありませんが、瞑想の効果は次のとおりです。
- リラックスしてストレス軽減
- 不安感が和らぐ
- 創造性が高まる
- 集中力がアップする
- 記憶力や学習効率があがる
- 免疫力が高まる
- 不眠症が改善に向かう
- 感情をコントロールできるようになる。
- 思いやりの気持ちが育まれる
瞑想の習慣は、脳を最適化の方向に向かわせます。
今回新たに加わったプログラムは、MPM (Meditation-Prayer-Mindfulness)というプログラムです。
このプログラムには条件がありまして、脳波のバランスが理想的バランスに近づいている段階で受ける事が出来ます。従来の音の出し方とは全く異なり、効率的に瞑想の質を高めることができます。
詳しくはお問い合わせください。
電話番号 0237-47-4501 メール sora1@shinonome1.jp
久しぶりのブログ更新になります。最近、野山の緑が日増しに色濃くなってきますね。
体と心の健康を考える場合は、自律神経のバランスや免疫力の向上などが不可欠です。 この度、宮城県在住の佐々木 伸子さんをお招きしまして、健康講座と誰にでもできる自己免疫力を高めるストレッチ講座を開催すます。
佐々木さんの健康講座は、宮城県の地元の主婦の集まりからスタートして現在では、多い時は、学校の生徒や親の集まりで100名規模の講座にもなる時もあるそうです。今回の健康講座は、少人数の規模で15名程度を予定しておりますので、お早めにご連絡頂ければ幸いです。
自律神経のバランスに働きかける呼吸法やヨーガ、フィットネスなどを取り入れておりますので是非体験して頂いて、日常の生活に取り入れ健康増進にお役立て下さい。
場所 神町上区公民館
日時 5月23日 (土曜日) 13:30~16:00
参加費 無料 駐車場はスペースに限りがありますので、乗り合いでお越し下さい。
運動しやすい格好でお越しください。内容は参加者に合わせた内容になります。
お問い合わせ 心のリフォーム ソラ・シノノメ 0237-47-4501
佐々木 伸子さんのプロフィール
東北大学薬学部卒業後、宮城県の公立病院の医局長(薬剤師)を長年務め今年、定年退職。
定年退職後は、いい世の中創りのため、地域のコミュニティー活動として農業、健康講座などの分野で精力的に楽しみながら活動されております。
陽春の候、皆様いかがお過ごしでしょうか? みな様のお住いの地域の今年の桜はいかがでしたでしょうか?
今でも、日本人に親しまれている花見ですが、古代では呪術的要素が強い桜の木の下での宴が、奈良時代になると貴族たちが花を楽しむための行事となったようです。
鎌倉時代になると、あらゆる階層に広がり、武士や町人の間でも広く花見の文化は広がりました。江戸時代に庶民の娯楽として定着し、明治時代にソメイヨシノが誕生し全国に広まったようです。
古代から現代まで気の遠くなる時間が流れておりますが、人の寿命は、桜の木々からすれば長いようで短く、桜の木々は時代の変化をどの様に見ているのでしょうか ?
ここ100年の間で、時代は大きく変わりました。周りの風景、自然環境、生活環境などもあらゆるものが変化し、仮に、明治時代の人が、突然タイムススリップして、現代に現われたらきっと戸惑うばかりでしょう。
平均寿命も明治時代から比較すると約2倍になり、現代では既に80歳をこえています。これは、近代の科学技術や医療技術が進歩して豊かな社会になったからだと思いますが、必ずしも喜んでいるだけではいられない部分も多くあります。
1950年代から富は目覚ましく向上しましたが、人々が感じる幸福度は横ばいです。しかも不安や抑うつの発症率は大きく上昇していますし、医療技術が進歩したにも関わらず、病人は増えており、自然死、老衰で亡くなる割合は数%までに低下しています。
超高齢化社会を迎える日本では、今後、更に病人の数は、増加していくのではないかと思います。50歳までに自己免疫力は半減するので、誰しも中年以降は体調の不調が出やすくなります。
日本は、世界の40%もの薬を消費して、アメリカに次いで第2位、一人当たりの消費量では日本は世界第一位となっています。
農薬の入った食べ物を極端にさけるけども、何のためらいもなく薬を数多く飲む人も多いのが現実ですが、多くの西洋医学に基づいた薬は、症状を緩和させますが、人間本来の免疫力を下げ、自己治癒力を奪ってしまいます。
安易に薬に頼らずに、自己の自然治癒力を信じることは大事です。特に北国では、厳しい冬が過ぎ、春が訪れると一斉に、草木が芽吹いて、日に日に野山は、緑が濃くなります。自然界は生命のエネルギーに満ちています。
人も生命である以上は、本来生命力に満ち溢れている存在です。
自己免疫力のアップには、自律神経のバランスと腸内環境がとても大事です。腸は、「第二の脳」とも呼ばれ、免疫機能の70~80%を司っているとされています。
また、癌細胞は健康な人でも毎日3000~5000個は発生しており、そのほとんどが腸内の粘膜から発生しているとされ、早期に発見し排除させているのは、腸の免疫システムです。
免疫力を高める「ほっとヨーグルト療法」を紹介させて頂きます。
材料(一食分) 明治ブルガリアヨーグルトLB81 プレーン(200~250g) ラフィノース100(1本)
作り方 電子レンジは使わずに、鍋にヨーグルトを入れ、弱火にかけ、焦げないようにかき混ぜながら火を通す。後はラフィノース100を加えるだけ。
ヨーグルトに熱を加えるのは、乳酸菌の細胞壁が変化し、腸内の善玉菌を活性化させ、善玉菌が増え、日和見菌の働きも善玉菌に傾きます。
温めると、酸味が少し増しますが、砂糖など加えると悪玉菌が増えますので、そのまま飲んで下さい。
ラフィノース100についてはhttp://item.rakuten.co.jp/yunica/c/0000000183/#rafi
をご覧ください。
また、免疫力は急に上がりませんので半年は続けて下さい。
山の雪も解けはじめ春の訪れを実感するころ、皆様のお陰様でソラ・シノノメは、三周年を迎えました。振り返ってみますと、「光陰矢の如し」 あっと言う間の三年間で、なお且つ、時間の流れが加速しているかのようです。ソラ・シノノメの名前の由来は、ソラは、そら、空、宙をイメージして、シノノメは東雲、即ち夜明けをイメージしています。
お客様に、今まで以上に質の高いセッションを提供し、お客様が心身ともに健康になり、生活の質の向上に更に貢献できるように精進してまいりますので、これかもよろしくお願いいたします。
今回は、BST(脳波最適化調整)の開発のいきさつについて書いてみたいと思います。
開発者であるアメリカ人の天才肌ITエンジニアのリー・ガーディスは1991年、若者の集団に襲われ後頭部をバットで強打されPTSD(心的外傷後ストレス障害)に陥り苦しみました。そして不安定な精神状態を落ち着かせるため仕事にのめり込んだのです。そして開発したのが、今では、あたりまえになっている大手ショッピングサイトなどのマーケティングアルゴリズムです。(ネットショッピングなどで「この商品を買った人はこの商品も買っています。」という案内です。)
しかし彼は社会的な成功を手に入れても不幸のどん底にいました。あらゆる治療法やヒーリング法を試しましたが、極度の緊張状態にあるという心の状態は変わりませんでした。誰に対しても些細なきっかけで過剰な反応をしてしまうのです。
そしてついに彼は、精神状態を正常に戻す方法を自ら開発する決意を固めましたのです。
そもそもリー・ガーディスはネイティブアメリカンのクォーターで、幼少時の数年間をインディアン居留地で過ごしました。また、大学ではコンピューター科学を専攻、大学院では神学と心理学というスピリチュアル分野で修士号を取得しました。
そのため彼は、二つのヒントを得ることができました。
一つは「ニューロフィードバック」という脳の反応の方法を変えることで様々な症状を緩和しようというテクノロジーの情報、もう一つはネイティブアメリカンの呪術の儀式での特定の響きやリズムが脳にとって心地良いという実体験です。
彼は「精神的な問題の原因が脳にあり、脳に音やリズムの刺激を与えると大きな癒し効果があるのなら、脳に自分の音を聞かせたらどうなるのか」と、思い立ちます。
そして検出した脳波をソフトウェアで音に変換して脳に聞かせる実験を行いました。すると何回か繰り返すうちに不安感や鬱状態や不眠症状が一切なくなり強い幸福感がこみ上げてきたのです。脳には(これが正常な自分だ)と思い込んでいるモデルがあり、緊急事態から脱出してもその脳波を持ち続けます。一時的に幸福な気持ちになっても、又、トラウマ脳に戻ってしまうのです。脳に(自分が戻ろうとしているモデルには問題があり、調整してより良い状態にしなければならない)と教えることになるのが、脳に自分の音を聞かせるという方法でした。
こうして脳が自分の悪いところを理解し、勝手に自分自身の微調整を始め、脳波のバランスとハーモニーを作りだすようになりました。
彼は数年に亘る実験と研究を繰り返し、より完成度の高い装置の作成に成功しました。
遂にリー・ガーディスは2000年、「To Help People」という使命の元に、脳のデータベースを使った研究では世界一の「ブレインステートテクノロジーズ社」を設立し、日々研究と進化を続けています。
先日より、新潟県新潟市秋葉区朝日に出張セッッションに来ております。
今回のセッション会場は、いつも新潟セッションでお世話になっているSさんの実家です。昨年、Sさんの母が一人暮らしで亡くなられ、家には生前可愛がっておりました猫ちゃんが住んで家を守っています。
今回、Sさんの3クール目のセッションの初日で単なる偶然なのか、「な・る・ほ・ど」 ということがおこりました。
Sさんの場合は、1クール目のセッションは、去年の4月末でしたが、その時は、交感神経がかなり優位で、明らかに自律神経系のバランスが悪い状態でした。2クール目のセッションは、昨年8月に受け、自律神経のバランスは、若干交感神経が優位ですが、おおむね良好になりました。
自律神経のバランスは、交感神経と副交感神経がお互いに拮抗するように1:1のバランスが理想です。
BSTのセッションでは、お客様の脳波をリアルタイムで音に変換しておりますので、同じ音を再現することは出来ません。ほとんどの方が、セッション中に気持ちよく寝てしまいますので、BSTのセッション中は、若干、癒し系の副交感神経が優位な状態が最適なのです。
さて、ここから本題です。今回のSさんの3クール目のセッション初日、家を守っている可愛い猫ちゃんは、何か悪いものでも食べたのか具合が悪いのです。
セッション中、猫ちゃんは、Sさんのところに寄り添って、Sさんの膝に乗りました。Sさんの手は、軽く、ゆっくりと軽く猫ちゃんを撫でていました。すると、セッション中に副交感神経が強く働きだしたのです。猫ちゃんを癒そうとしたことが、副交感神経を働かせたとすれば、人を癒す、ペットを癒すことが自分自身を癒すことになるのでしょうね。
副交感神経は、癒し系の回路です。後で、Sさんに聞いたところ、猫ちゃんに心の中で、「早く具合が良くなるように撫でた。」と言っておりました。確かに、猫ちゃんは、気持ち良さそうに、目を閉じて寝ていましたし、翌日、猫ちゃんの具合も大分良くなっているのです。めでたし!!!
春光うららかな候、いかがお過ごしでしょうか?
ソラ・シノノメは、3月をもちましてお陰様で三周年を迎えます。
3周年記念といたしまして、3大特典をご用意いたしました。(出張セッションの場合は、諸経費がかかりますので、申し訳ありませんが対象外とさせて頂きますので、予めご了承ください。)
特典1、セッション代金10%OFF。特典2、セッション一回無料券プレゼント。特典3、粗品プレゼント。
3月中に2015年12月末日までのセッションの予約を頂いた方が対象になります。
ソラ・シノノメにも一泊2,000円の宿泊施設がありますが、近隣に温泉施設などもたくさんありますので、気軽にお問い合わせ下さい。
キャンペーン価格を以下にご案内させて頂きます。
3周年キャンペーン価格(税込価格)
お試し価格10%引き 30,800円➡27,720円
初めての集中セッション10%引き 185,000円➡166,650円
セッション終了後三か月経過した場合は、アセスメントが必要になります、その場合のアセスメント代は18,450円(10%引き)です。
追加の集中セッション10%引き
山形のソラ・シノノメのサロンでの追加セッションは、154,200円のところ144,000円です。
アセスメントが必要でない場合 144,000円➡129,600円
アセスメントが必要な場合 164,500円➡148,050円
オプション10%引き 集中セッションを受けた方対象です。 2回以上の回数で申込み可
90分セッション 15,400円➡13,860円
2時間セッション 20,500円➡18,450円
昨日より、新潟県燕市吉田に、半年ぶりで出張セッションに来ております。丁度一年前のBST講演会がご縁で、新潟県に出張セッションで来る機会が多くなりました。これも、セッション会場を貸してくれる方そして、セッションの案内をする方、それからもちろん、BSTのセッションを実際に受けて頂いた方々など多くの方々にお世話になっています。有難うございます。感謝しております。
半年前、吉田に来た時は、真夏でした。今回は真冬の吹雪のなかの移動なので、山形から新潟まで車で6時間もかかりましたが、ワクワクしながら冬道のドライブを楽しみました。道中、降りしきる湿った雪と強い風で、車のワイパーは段々と蔵王の樹氷のようになり、あたかも工芸品のようになりました。山形と新潟は隣の県なのですが、雪の降り方は、全く違います。日本の国土は狭いのですが、日本の気候風土は多種多様です。日本人が繊細だと言われるのは、こんなところに原因があるのかも知れませんね。
出張セッションは、ある意味では、私にとって旅です。日々のルーチンから抜け出すことも、脳の活性化に繋がります。旅をすることで色んな気づきもあります。いずれ、海外にも出張セッションに行くことになるでしょう。これからどんなことでも楽しむことが、より創造的に生きて行く世界の扉を開ける鍵のようです。
楽しむことが少ないのは、没個性、個性の輝きを失っているからだと思います。個性を認め合う社会でなく、平均化、画一化を重んじているからです。本来、教育(education)の語源は引き出すことです。何を引き出すのかと言えば、当然、個性です。
教育の現場でも、人の能力を引き上げるゴールデンルールもあります。それは、長所進展法です。長所を認め褒めることです。三つ褒めてから、一つ叱る。3対1のバランスが大事です。これは、子供の教育現場だけでなく、実は大人の様々な教育現場でも当てはまる事実のようです。
このバランスは、人生をより豊かに生きる為の脳の思考回路の比率と同じです。その比率とは、ポッジティブ思考がとネガティブ思考の割合が3対1のバランスなのです。
先が見えず、社会情勢も混乱している時代に生きている私たちは、自己の能力、個性を引き上げ、生活の質を引き上げていかなければなりません。自分以外の誰か、なにかに依存しても、本当の意味での幸福感、達成感は得られるはずもありません。
BSTを受けるお客様の目的は様々です。私たちの脳は、まだまだ未知です。広大に広がる宇宙空間そのものです。未知なだけ可能性は無限です。脳の進化には天井はありません。100歳になっても脳は進化します。たとえ300歳まで生きる事が出来るとしても脳は変化し続けます。
「もう年だから、年相応に。」「もう年で、脳細胞が死滅していくのだから、今更、新たなことに挑戦するのは無理だよ。」と言いたくなりますが、脳の進化に自ら蓋をしていることになり、言葉のとおり、老化の階段を下りていくだけになります。
脳の進化は、上限がありません。常に発展途上です。お迎えの日まで、脳を進化させるのは、私たちの意識です。
BST(脳波最適化調整)のセッションで、最優先とされるのは、自律神経のバランスを整えることです。
私たちが夜寝ている時でも、起きている時でも、意識しなくとも心臓は動いているし、呼吸もしています。暑ければ、体温下げるために無意識で汗は出ます。寒ければ体温を下げまいと震えたり、鳥肌が立ったりします。これらは全て、無意識で自律神経系が働いています。これらは、実は、自律神経の働きのごく一部で、約200系統の指令を出しているのです。自律神経は、人の意識ではコントロールできない自動生命維持装置です。
自律神経のバランスが崩れると、免疫力は低下しますので病気にかかりやすくなります。最近では、自律神経を意識的にコントロールしようしないと、人生の質(クオリティオブライフ)は10年で約15%低下すると言われるようになりました。
自律神経は、交感神経と副交感神経があります。簡単に説明しますと、交感神経は車に例えると、アクセルで、副交感神経はブレーキの役割です。
過剰に交感神経が優位な状態は、ブレーキの効かない車に乗っているということになります。高血圧、高脂血症、糖尿病を患っている方は、交感神経が過剰に優位な状態が多いのです。 また、過剰に副交感神経が優位な状態は、ブレーキを常に踏んでいる状態なのです。この状態ですと、精神的に、憂鬱感がでてきます。
頭が重い、めまい、疲労感が取れない、よく眠れない、動悸、耳鳴りなど、何となく体調が悪く、検査をしても原因となる病気が見つからない不定愁訴は、自律神経のバランスの乱れから引き起こされます。
交感神経と副交感神経がお互い強くバランスよく働けばいいのですが、現代人は、どちらかと言いますと、交感神経が優位に働いている人が多いのです。
副交感神経を働かせるには、ゆっくり動くこと、リラックスすることです。深呼吸すれば、心拍数も低下して、副交感神経も働き血管は拡張し血流は良くなり、脳の活動も高まります。
ここ数年では、瞑想と脳内でどのようなことが起こっているかについての話題の文献や研究が非常に多くなり、様々病態から回復するためのサポートとして瞑想の研究が登場してきました。
「アップル」のCEOだったスチィーブ・ジョブスは、生前日本の禅僧から瞑想法を学んでいたことは有名な話です。また、タイガーウッズは、ヨーガをトレーニングに入れています。プレー中の歩き方にも特徴があり、胸を張って意識的にゆっくりと歩いているのです。これらの習慣は、自律神経のバランスを良くするので有効です。ただし、即効性を求めず、習慣にして、10年、20年、30年と積み重ねが大事です。
ゾーン、フローとは、「今この瞬間の自分」です。過去や未来の意識は頭から消え、強烈な今という感覚だけが残ります。この状態になると非常に感性が研ぎ澄まされます。表現はいろいろですが、野球選手などは、バッターボックスでボールの軌跡が見えたり、バスケットボール位の大きさにボールが見えたりすると言います。
サッカー選手は、サッカーボールを蹴っている自分の足元も見ているし、不思議なことにスタジアムの上からスタジアム全体を見ていたと言います。一流のアスリートともなれば、身体能力の差は僅差です。勝敗を分けるのは、いかにして、ゾーン入るかです。
日常の生活でも、皿がテーブルから落ちるのを掴もうとしている時、普通の時間間隔でなくスローモーションになって見えた。そんな経験をされた人もいるのではないでしょうか?これもゾーン、フローだとすれば、誰でもゾーンに入れるのです。
健康、能力開発、若さを求めるならば、自立神経のバランスが非常に大事だということです。 今生きている私たちは、交感神経が優位になりやすいので、知らず知らずに緊張状態を強いられています。無意識の緊張状態のままでは、能力は発揮できませんので、副交感神経を働かせるための鍵は「深呼吸して立ち止まって、上を向いて歩くことです。」
専門的な話になりますが、BST(脳波最適化調整)では、自律神経のバランスは側頭葉の脳波で自律神経のバランスがわかり、セッションの前後の変化もグラフで表されます。
詳しくは http://sora-shinonome.jp/training/post_49.html をご覧ください。
深呼吸して立ち止まって、上を向いて歩こうよ。」が2015年のテーマですね。
県外の方から出張セッションのお問い合わせが最近多くなりました。
「山形まで行くには遠すぎるし、かといってセッションを受ける人は3人集まらないので、いまいち足踏み状態。」
より脳波最適化を理解するために講演会を開催してみてはいかがでしょうか?
山形県外ですと、土地勘がありませんので、お手数をかけますが、地元の方に会場などはお取り頂くことになります。会場費などもありますので、講演会を聞きに来られる方、お一人様1000円位徴収するのがいいかと思います。パワーポイントを使ってお話します。あまり堅苦しくなく、アットホームなお話会位のイメージでいいかと思います。講演料などは頂きません。
身の回りの方のお声をかけて頂きまして、10名位集まればベストかな~と思います。
詳しくはお問い合わせ下さい。 TEL 0237-47-4501 メール sora1@shinonome1.jp
早いもので、今年も明日が大晦日となり残り一日を残すだけとなりました。
年末年始の休業日をご案内させて頂きます。
2014年度中は、12月31日の18時30分まで営業しております。 正月期間は元旦から1月4日まで休業日とさせて頂きます。
2015年は、1月5日 8時30分から営業となりますので何卒よろしくお願いします。
2014年を振り返ってみますと「あっと言う間に時が過ぎた一年。」そんな感じがします。また、多くの方々に支えられ助けられた一年でもありました。脳波最適化調整と言いましても、まだまだ、世間一般的には広く認知されていない段階です。
そのような状況の中で、何らかの可能性や信頼を寄せて頂き、セッションを受けられた方々本当にありがとうございました。
心身ともに健康な状態を考える場合、一番大切なことは、最終的にどのようにして自己治癒力を高めるかです。良好な栄養状、運動と健康的習慣は全て大切です。しかし、自然治癒力や自己調整機能を最大に働かせるのには、司令塔である脳の機能を最適化しなければなりません。
楽観主義(オプティミズム)とは、ラテン語で「可能な限りの最善」を意味する「オプティマム」に由来するそうです。人生においては、雨の降らない人生はありません。修羅場と思えるような場面では、感情の起伏は誰でも激しくなりますが、その現状を認識しているのは脳です。感情のコントロールは、より良き人生を生きる為には大事な要素です。
ある調査により、1950年代から急速に富は向上しましたが、人々が感じる幸福度は横ばいで、多くの人が未来について深い悲観を抱いており、社会の物資的な豊かさと、そこに住む人々が感じている幸福や安心の度合いには何の関係ないことがわかりました。しかも、昨今では、不安症や抑うつの発症率は非常に上がっています。
他人が自分人生を決めてくれるのではありません。自分の人生の舵を自分で握っている感覚はとても重要です。現状はどうであれ、まずは、自分の抱えている問題は、他人にあまり依存せずに、自分で解決できると一歩踏み出すことです。
心的外傷後成長という言葉があります。トラウマとして深く心に刻まれ、大変な状況を克服した経験は、「自分自身の成長そして、人間としてより豊かになった。」と語る人もおります。
私たちの、脳は、可塑性が高く、それぞれ秘められた能力が明らかに存在しています。
では、みなさま良きお年をお迎えください。
以前、脳科学は人格を変えられるか?」 著者 エレーヌ・フォックス オックスフォード大脳科学研究室が明かす驚異の世界から「レイニーブレイン」「サニーブレイン」について書かせていただきました。今回は、その続編としてブログを書いてみようかと思います。
近年急速に脳の可塑性について研究され、脳は驚くほど変化する力があることが証明されています。
長らくの間、おそらく7歳くらいを過ぎると脳は、柔軟性を失いもう変化出来ないと信じられてきましたが、たとえ、非常に高齢者であろうとも人の脳には、これまで考えられたよりはるかに高い柔軟性がある事がわかってきました。
修羅場のさなかでも、感情的な反応をどれだけコントロールできるかはその人の成功の度合い、そして人生に対する満足度も関わって来ます。ポジティブとネガティブの黄金比があるようです。
豊かな人生を送りたければ、ネガティブな感情を全て排除しようとはせずに、ネガティブな気持ちを一つ感じるごとにポジティブな気持ちを3つ感じられるようだといいのです。
「レイニーブレイン」と「サニーブレイン」の回路の働きいかんで、思考は悲観的にも楽観的にもなります。
不安をつかさどる古来の脅威に対応して進化してきた「レイニーブレイン」の回路の働きが過剰に反応すれば、不安や抑うつなどの症状があらわれます。
快楽をつかさどる「サニーブレイン」もまた、先祖にとって良きものに対応するために進化を遂げてきました。
私たちの祖先にとって良きものとは、例えば、食べ物や住みかの獲得であり、誰かとい一緒にいることで得られる身の安全であり、愛や許しや思いやりです。
1950年代から富は目覚ましく向上しましたが、人々が感じる幸福度は横ばいで、しかも不安や抑うつの発症率は大きく上昇しています。多くの人が未来について深い悲観を抱いており、社会の物資的な豊かさと、そこに住む人々が感じている幸福や安心の度合いには何の関係もありません。
今は時代の過渡期であり、混乱は避けられないように思えます。幸福度を左右する重要な要素は、状況を自分でコントロール出来る事、あるいはコントロールできると感じることです。困難な状況でも、状況をわずかにでも自分で制御できると信じれば、対処しようと言う気持ちはおこりやすいのです。猛スピードで走る自転車の荷台や、横滑りしている車の助手席に座っている時は恐怖感でいっぱいです。もしも、自分で運転していれば、恐怖心はいくらかなりとも緩和されます。それは自分が状況を制御しているという感覚が、自信を与えてくれるからです。
人が本当の意味で幸福になれるのは次の3つの要素が合わさった時だけという科学的な研究からもたらされています。
- ポジティブな感情や笑いを数多く経験する。
- 生きるのに積極的に取り組む。
- 今日明日ではなくもっと長期的な視点で人生に意義を見出すこと。
脳の回路が可塑性を持ち、鍛えれば変化するものである以上、どんなに深く刻まれた有害な回路も心理的な訓練によって修正することは可能なはずなのです。
私たちの脳には、秘められた内なる力が存在しております。どのような状況であれ、「人生の舵を自分で握っている。」という感覚は人生を最大限に楽しむ秘訣のようです。
今年も、早いもので残すところあと、10日ばかりとなりました。 クリスマスが過ぎると、あっと言う間に年末を迎え、正月になりますね。
只今、クリスマス期間中のクリスマスセッション20%OFFでセッションをしております。好評ですが、1日にセッション出来る人数が限られているため、来年は時期をもう少し延長しようかと考えています。詳細をご案内出来るのは、来年の秋ごろになると思いますのでご期待下さい。
来年度の新潟セッションのご案内をさせて頂きます。
2015年1月の新潟市東区での出張セッションは、1/16~1/23の期間です。 お得なお試しBST体験セッション(アセスメントと90分のセッション1回)と1クールの集中セッションの空がまだありますのでお問い合わせ下さい。
2月のセッション会場は、新潟県燕市吉田になります。期間は2/13~2/19です。こちらは、お試しBST体験セッションのみ数名の空がございますので、詳細はお問い合わせ下さい。
めくる暦の残りが少なくなればなるほど、今年一年を振り返り、新たな年の希望が膨らみます。
11/30より、出張で新潟市に来ております。12月に入りました。12月中旬にもなれば、師走と言われるだけに、何かと忙しくなってきますね。
新潟市まで、セッションに必要な機材を車に詰め込んで来ています。山形から約3時間半くらいで新潟市に到着します。初めて、新潟市に来たのが2月ですから、もうじき1年になります。早いものですね。
新緑の時期、真夏、紅葉、落葉そして冬間近の今、車から見える風景は四季折々で車の運転も疲れません。
今までセッションを受けた割合をふと考えてみたら、男性より女性の方がかなり多いのです。中年以降の女性が圧倒的に多く、その次が、お子様で、一番と割合が少ないのは、中年以降の男性という結果に気が付きました。中年男性でセッションを受けた方は、創作活動を積極的にされている方や、芸術家タイプの方がほとんどでした。
口コミで紹介を受ける事が多いので、口コミと言えば、それは圧倒的に女性なので当たり前の比率なのかも知れませんが、それ以外のところに原因があるような気がします・・・・・・・。
女性性って何? 男性性って何?そんなことを考えれば、意外なところにその答えはあるのかなあと思っています。
HIRREMTM (high-resolution, relational,resonance-based, electroencephalic mirroring), also known as Brainwave OptimizationTM, a noninvasive technology to facilitate relaxation and autocalibration of neural oscillations.
あと一か月もしますと、あちらこちらでクリスマスのムードも漂ってきますね。今日、ソラシノノメの所在地、山形県東根市周辺では、周りの山々の中腹あたりまで、初雪が降り山の半分が雪化粧しました。クリスマスといえば、人それぞれ、色々な思い出があることでしょう。
私自身も小さい頃のクリスマスの思い出があります。クリスマスと言えば、ご馳走、ケーキ、雪、クリスマスプレゼント、街に流れているクリスマスの音楽、クリスマスの飾りつけなど様々な物語があります。
ブログをご覧の方にお得なお知らせです。
2名限定で、12/19(金曜日)~12/25(木曜日)の期間において、集中セッッションを通常価格の20%OFF(出張セッションの場合はこの限りではありませんのでご了承ください。)
先着順ですので、お早目にお申し込みください。 お申し込みはホームページのお問い合わせからお申し込みください。
福岡県福岡市でセッションを希望されております方がおります。交通費、宿泊費、セッション会場などの諸経費がかかりますので、通常3名以上のお申込みで出張いたします。
1名様のお申込みの場合は、交通費、宿泊費、セッション会場などの諸経費はお客様のご負担となりますので、ご了承ください。
福岡市で12月にセッションを希望されている方が1名おられます。今後、福岡市で3名の集中セッッションを受ける方が集まった時に福岡市まで出張いたします。
また、同時にBSTお試し体験セッションも可能です。 BST体験セッションとは、約1時間の脳波測定(アセスメント)と90分セッション×1回 合計3時間 代金は、3万円です。(90分のセッションはサービスなのでお得なプランとなっております。)
集中セッッション 18万円 (4日~5日間) を2名とお試し体験セッション 3万円 希望者が数名いらっしゃる場合も出張させて頂きます。
福岡県に、限らず、セッションを受けてみたいとお考えの方がおりましたら、ソラシノノメのホームページのトップページのお問い合わをクリックしてご連絡ください。
暦も残り少なくなってきました。2014年の残りをより快適に暮らしたいものですね。
11月に入り暦も段々と薄くなってきました。秋も深まり、朝夕は肌寒さを覚える時期となりましたね。
先月の26日に、にんげんクラブ新潟支部主催の「超古代の叡智と最先端リラクゼーション波動と癒しのコラボセミナー」に参加しました。
初めに私がBSTの講演会を1時間させて頂きました。
今回も冒頭に、ミケランジェロのフレスコ画と脳の解剖図、脳の神経細胞から伸びている軸索と銀河の中心から成長し続けている星の集団のフラクタル構造,相似象などについて簡単にお話をさせて頂きました。ミケランジェロと言えばルネッサンス盛期のイタリア人の彫刻家、画家、建築、詩人であり様々な分野に通じていた人ですが、システィーナ礼拝堂の天井画、「アダムの創造」がなぜ脳の断面図にそっくりに描いたのか、偶然なのか?暗号なのか? 謎が残りますね。
BSTの講演会の次に名古屋市在住の磯部 賢一先生による光透波の講演会が2時間タップリ!
2時間では、内容を伝えるのはなかなか大変なようでした。ご関心がある方は、ヒカルランドの言霊<光透波>の世界をお読みください。
言霊の幸ふ国・日本
6000以上あるとされる世界の言語の中でも、日本語は比類ないほど豊富な語彙量を誇っています。それゆえに日本語は多彩で精妙で深遠な表現が可能な言語です。
私を表現するだけでも俺、僕、自分、吾、我、吾輩、ワシ、拙者、おらー、・・・・
などたくさんあります。
更に今日、私たち日本人が使っている文字も平仮名、カタカナ、漢字、アルファベット、漢数字、ローマ字、その他絵文字など多種多彩です。
原始未開人ほど言葉の数が少なく、文明が進み精神性が高まると豊富な言葉を持つようになります。
日本語は精神的視点で捉えると世界に類のない誇るべき言語文化です。
最近、日本語の乱れが言われるようになりましたが、一音一音、一語一語、一文字一文字にエネルギーが秘められています。
コトバは神なり! 文字は神の化身なり!
綺麗な日本語を大切にしたいものです。
最近、朝夕は冷え込みますね。風邪など引かないようにご自愛ください。
みなさん今日は、いかがお過ごしでしょうか? このところだいぶ秋も深まってきまして、山形でも周りの山々の中腹あたりは、紅葉が始まっております。
また、ソラシノノメの周りのリンゴ畑のリンゴは、真っ赤になってきました。
秋と言ば、「秋の日は釣瓶落とし」、「読書の秋」、「収穫の秋」、「紅葉の秋」 などといろいろ言われますね。
山形では、今の時期は、晴れた秋空の下、河原で芋煮会をしている人達が多くなります。これが風物詩でもあります。
皆様にとりまして、秋と言えば何でしょうか?
英語で秋をfallとかautumnと表現されますが、16世紀こらからだ言われています。それ以前は、現代人より、もっと自然に触れた生活をしていたので、harvest(収穫)が「秋」を表す言葉でした。
ふと考えてみると、今の人達より、昔の人達の方が一年に一回の収穫の時期を喜んでいたのでは?と思います。
さて、ここからBSTのことについてですが、常に技術は進歩しております。BSTのharvest(収穫)として、プライマリーセッションが10月から導入されました。
プライマリーセッションとは、一回2時間のセッションを7回受けて頂けるセッションです。従来のセッションは、90分のセッションを10回受けて頂きますので、セッションの期間として最短で5日間かかりましたが、プライマリーセッションの場合は、セッション期間は最短で4日間と短縮できます。
従来の90分セッション×10回をクラッシクセッションとして今後もご利用できます。なかなかまとまった時間が取れない人は、プライマリーセッションが進めです。
お子様や高齢者、体力的な衰えを感じる方は日数は多くかかりますが、従来のクラッシクセッションを選択される方もおられます。
詳しくは、お問い合わせ下さい。
最近、とても興味深い本を読んでいます。その本の題名は「科学は人格を変えられるか?」
英語のタイトルは「Rainy Brain, Sunny Brain.」 The New Science of Optimism and Pessimism
楽観主義と悲観主義の新しい科学のことです。
著者は、エレーヌ・フォックス。 現在オックスフォード大学教授。認知心理学と神経科学、遺伝学を組み合わせた先端的研究で有名になりました。
今まで、心理学はネガティブな問題ばかりに着目し、不安や抑うつ、依存症や強迫感などを研究の対象にしてきたが、最近の流れは、幸福感や楽観をもたらすのは何かを解き明かす方向に向かっています。
「人生の明るい面に目がいくか、暗い面に目がいくか」という差が脳の活動パターン自体に関連しているらしいことまでわかってきました。
脳の中には、思考を司る新しい領域と原始的な感情を司る古い領域があり、両者は神経繊維の束で結ばれています。
この結びつきが様々な心の動きを生みます。ネガティブな心の動きとポジティブな心の動きは、それぞれ別の回路が担当しており、どちらの回路も人間にとってなくてはならないもので、この二つのバランスこそが、あなたをあなたと言う人間に、私を私と言う人間にしているのです。
出来事をどう解釈し、どう行動するかによってどんな人生を送るかは大きく変わります。
何もかもうまくいかないと思いこんでいる極端な不安症の人や抑うつ症の人はもちろん、もっと程度の軽い人まで、悲観的な人はみな、人生の明るい部分よりも、暗い部分に目を向けがち、難題にぶつかるとそれを、何かのチャンスとしてではなく、障害としてとらえてしまいます。
楽観主義者は、いつもチャンスに目を光らせ、好機と見れば全力で、それに飛び込んでいく。こうした態度の違いは、人それぞれの幸福度や成功そして、健康までに影響をおよぼすのです。これは多くの科学的な証拠からも明らかにされています。
自分の弱さと強さを知るのは重要だし、役にも立ちます。生まれもった傾向が何によって表にでるのか、どうすればそれを変化させられるかがわかれば、人は自分で自分を守ることも、進んで幸福へと向かうこともできる。
ありがたいことに、サニーブレイン(楽観脳)とレイニーブレイン(悲観脳)の根底にある回路は、脳の中でも一番可塑性が高い、変化しやすいい部分なのです。
ものの見方、いいかえれば心の癖や偏りがわずかでも変化すれば、脳の構造は再形成されます。そしてそれは、人をより快楽的にもすれば、悲観的にもする。逆にいえば、困難や喜びに対する脳の反応を変えることが出来れば、性格を変えるのも夢ではないのです。
~「脳科学は人格を変られるか?」序章より~
サニーブレイン(楽観脳)とレイニーブレイン(悲観脳)の回路は、一番と可塑性があるようです。
臆病で不安がちな性格であっても、「生まれつきだから」と諦める必要はありあせん。
サニーブレインとレイニーブレインのバランスを変化させれば、「ものの見方」を変える一歩を踏み出し、人生そのものを変える事も出来るのです。
超古代と最先端リラクゼーション~波動と癒しのコラボセミナー
【光透波】セミナー
講師...磯部賢一
光透波研究30年、名古屋市在住。新潟初登壇。
世界の文字の原点である日本の神代文字から始まる光透波こうとうは、ことばの波動についての入門編。何気なく使っている言葉の宇宙の法則性やエネルギーを『字割』から読み解き、幸せに生きる知恵ときっかけをお伝えします。
【BST】講演会 講師 菅原 和幸 ソラシノノメ代表
ぜひ皆様お誘い合わせのうえ、ご参加くださいませ。
10月26日(日)
新潟市市民活動支援センター(西堀六番館ビル三階)駐車料無料
1315~1415:BST 脳波最適化調整:1000円(二回目の方は700円)
1430~1630:光透波:3000円
セットで3500円(振り込みでお願いします。20日までに振り込みで3000円。
ゆうちょ銀行112703-2005141 関本礼
連絡先
関本08088390717
塚本07013231299
久しぶりのブログの更新です。
夏が過ぎ、季節はあっと言う間に秋になりました。最近、上空の雲も高層雲、巻雲。秋空になりました。
山形では、毎年この時期は、鍋を持って河原で楽しそうに芋煮会をしてい家族、仲間、団体が多いです。
県外からセッションにこの時期来られる方がおりましたら・・・・・・ 芋煮会のお・も・て・な・しもいいですね。
残念ながら、セッション期間はお酒は飲めませんが、普段の日常から離れ癒しの一時になるかもしれませんね。
芋煮会は、10月下旬まで秋空のもと、高原や河原で行います。ご希望の方は、セッション申込み時にお問い合わせ下さい。
すっかり、ソラシノノメの周りのリンゴ畑のリンゴは、赤くなってきました。
もうじき食べごろの時期を迎えています。青空のもと、そよ風に揺られています。
ここから、話題を変えて脳の話しです。
私たちの脳の神経細胞と、銀河の星の数がほぼ等しく約2000億前後と言われております。
宇宙の構造は、フラクタル(相似形)で、銀河の渦は、地球の台風の渦と酷似しています。太陽系の動きも、私たちのDNAの2重螺旋構造と酷似しています。
人も宇宙と共鳴しているのです。
自分の脳が創り出す音で、深いリラクゼーションの世界に導かれますと自己免疫力、自然治癒力、インスピレーション能力、自己実現能力は高まります。
音には、深い癒し効果があるのです。音、オンと読むとONです。様々な眠っている遺伝子のスイッチをONにするのが音なのかも知れません。
脳にいい食べ物もありますので、ご紹介いたします。
脳を元気に働かせるためには常にブドウ糖を補給していく必要があります。また、脳の活動に必要な神経伝達物質の材料はアミノ酸です。たんぱく質も欠かせません。アミノ酸から神経伝達物質を作ったり、ブドウ糖をエネルギーとして利用する上で必要なのがビタミンとミネラル。特に、脳の働きと密接に関係しているのがビタミンB群のビタミンB6、ビタミンB12、葉酸です。
人間の脳は約50%が脂肪でできています。海馬やシナプスには特に多価不飽和脂肪酸のDHAが多く含まれています。DHAはアルツハイマー病を改善するという臨床報告もあります。
多価不飽和脂肪酸には肉や植物油に多いn-6系統(リノール酸、アラキドン酸など)と、魚に多いn-3系統(α-リノレン酸、EPA、DHAなど)があります。脳ではn-6系統よりもn-3系統の脂肪が多く必要です。n-3系統の食品は、魚や一部の植物油に限られるため、現代の食生活はn-6系統過多になりやすい傾向にあります。オメガ3脂肪酸は、亜麻仁油、シソ油、エゴマ油、大豆油、肝油、ニシン、サバ、サケ、イワシ、タラ、などに多く含まれています。
アルツハイマー病患者は、アセチルコリンと呼ばれる神経伝達物質が少ないのが特徴です。大豆に含まれるレシチンは、体内でこのアセチルコリンの材料となるコリンに分解されます。レシチンは記憶障害を改善する効果が確認されており、アルツハイマー病の予防が期待できます。
またインド人にアルツハイマー病の発症が少ないことが以前から指摘されていましたが、カレー成分のクルクミンがアルツハイマーに効くようです。
イチョウ葉エキスは1965年にドイツで医薬品に登録され、現在、世界数十か国で医薬品として扱われ、1994年には、ドイツで認知症の治療薬として認可されました。
普段の食生活で健康も左右されます。参考にして頂けたら幸いです。
首都圏よりセッションに来られた、クライアント様と、月山に行ってきました。
月山と言えば夏スキーで有名ですね。積雪が10メートル以上にもなるため、リフトが埋まってしまうくらいですから、スキー場のオープンは4月から7月下旬と言う、全国でも珍しいスキー場です。
また、「万葉集」に月山神社の祭神である『月読命』を詠んだ歌があります。
月山は死と再生の聖なる山として崇められています。
大日如来を本地仏とする奥の院湯殿山と、羽黒山とあわせ、出羽三出と称される奥州随一の山岳信仰の地でもあります。
そんな月山なのですが、半日のちょっとした登山でも、心身共に癒されました。
月山の紅葉は、10月上旬から始まり、リフトから広大な山一面に色鮮やかな絨毯を敷き詰めたようになるのです。
紅葉の時期にまた来ようと密か思いました。
今回のブログは、少しばかり長い文章になります。
にんげんクラブのホームページのソラシノノメ ~山形便り~で書いた内容と一緒です。
「にんげんクラブ」とは、経営コンサルタント業を通じて、「世の中の構造」と「にんげんの正しいありかた」を 40年以上研究し続けてきた、株式会社船井総合研究所(東証・大証1部上場)創業者の舩井幸雄先生が発足した、「世のため人類のためのよい近未来」をつくろうとする勉強・実践団体です。 詳しくはhttp://www.ningenclub.jp/をご覧ください。
そもそも音とは空気の振動で生じています。即ち、波動なのです。
振動数はHz(ヘルツ)で表記され、1Hzとは、1秒間に一回振動する波のことを意味します。
人間が聞き取れる可聴領域の音の周波数は、一般的には、20Hzから2万Hzの範囲なので、
人間が聞き取れる音は、一秒間に20回から2万回振動していることになります。
また、動物たちの可聴領域は広く、イルカやこうもりなどは20万Hzの音まで聞くことができると
言われております。
周波数が3000Hzから3兆Hzになると各種の電波になり、さらに3兆Hz以上の振動数になると
光の領域の振動になります。
紫外線の一部やX線とγ線などの周波数は、3000兆Hz以上で、強い量子エネルギーを
持っていることから、原子の中から電子を弾き飛ばす電離(イオン化)作用を引き起こします。
このため、電離放射線とも呼ばれています。
私達人間が知覚できる光、可視光領域は405兆Hzから790兆Hzの範囲とされ、当然、視神経
系の知覚に個人差もあります。
音、超音波、電波、光、放射線これらも全て、波動です。振動数によって性質が変わるのです。
また、あらゆる波動、振動、揺らぎの中で私達人間が、聞き取ることができたり、目で見ることの
できる範囲は、ほんのごく一部なのです。
私達が普段の生活の中で、耳で聞こえたり、目で見みることができるのは、全体像からすれば、
ほんの一握りの現象だけなのです。
前置きが大分長くなりましたが、ここからが本題です。
私達の祖先は、今生きる私達よりはるかに、音に対して親密な関係を持っていたようです。
イタリアの世界遺産「ハル サフリエニの地下墳墓」のある一室、「神託の部屋」と呼ばれる部屋は、
非常に優れた音響効果があるとして歴史的に名高い評価を受けており、2014年2月に初めて、
考古学者チームが科学的に「神託の部屋」の音響効果(共振特性)を調査しました。
その結果、科学者たちの調査により、70Hzと114Hzで強い共振周波数の存在が明らかに
されました。
低い男性の声は、「神託の部屋」では、不気味なくらい反響して、
女性の細い声は反響しないのです。
驚異的にも5000年前に既に、「神託の部屋」は意図的に「超音響」を高めるために
音響設計がなされていたのです。
70Hzと114Hzの強い共振周波数となった、男性の太い声は、骨をゾクゾクと震わせるような
効果を生じさせながら、地下墳墓の隅々まで、共振現象を増幅させるのです。
調査では、なんと、8秒間もの音の反響が報告されました。
考古学者フェルナンド•コインブラ氏は、リラックス感を残しながら、高速で彼の体に響きわたる
音を感じたことを報告、それが繰り返された場合には、その感覚が戻って、彼はまた、音が彼の
体から壁の古代、ベンガラ色の絵画に反射されていたような錯覚を持ちました。
研究室で、ある特定の共振周波数(70Hz~120Hz)は、人の脳の活動に対して実質的効果を
認めています。
古代の人々は、適切な条件のもとで、薬物や化学物質を使わずに、変性意識を体感することが
できていたのです。
フランスとスペインの先史時代の洞窟からインドの音の石の寺院まで、それから、メキシコで
保護されたアスカの冊子写本からエレシウスの謎まで、そして、ギリシャの神殿からイランの
神聖なエラムの谷までそれぞれ、特殊な音は、神聖なことにも関連していることが、考古学の
会議で明らかにされました。
詠唱により、脳内麻薬物質の分泌が促進され、鎮痛作用、治癒作用をもたらすことも
指摘されています。
グレゴリオ聖歌に使われていた音階とされるソルフェジオ周波数は、DNAの研究者である
レオナルド・ホロヴィッツ博士の著書 "Healing Codes for the Biological Apocalypse"
で注目されてきました。
具体的なソルフェジオ周波数は以下のとおりです。
369Hz トラウマ・恐怖からの解放、 417Hz 変容の促進、528Hz DNAの修復・無限の可能性, 741Hz 表現力の向上・問題を解決する力、 852㎐ 直感力の覚醒, 963㎐ 高次元・宇宙意識とつながる
音は、現代に生きる私達が考えている以上に、私達の、身体、生理機能、脳の機能に影響を与えているようです。
将来は、医療の分野にも「音の癒し効果」が浸透していくのではないかと思います。
8月の新潟県での出張セッションのスケジュールが決まりましたのでご案内いたします。
8月7日から8月13日に決まりました。
BSTお試し体験セッションはまだ空きがあります。 お試しセッションは、90分のセッションはサービスなので、かなりお得なプランです。脳の活動状態が分る脳波測定(脳電図)と一回のサービスセッション(90分) 合計約3時間です。
ご関心がある方は、ソラシノノメまでお問い合わせ下さい 。 sora1@shinonome1.jp TEL0237-47-4501
セッション会場は燕市になります。
燕市と言えば、新潟県の真ん中に位置し、世界的な洋食器の生産地でもあり、様々な金属加工産業が江戸時代から発展したところです。近くに弥彦神社もあり、自然環境のいいところです。
真夏の燕市でのセッションお楽しみに。!!!
先日、山形県外からセッションで来られたお客様と一緒に、蔵王のお釜に行ってきました。
蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に抱かれた円型の火口湖。
釜状なので「御釜」という名前がつきました。
湖面はエメラルドグリーンの水をたたえ、荒々しい火口壁と対比して神秘的な雰囲気。
冬の樹氷と共に蔵王の象徴となっています。
最後の噴火が明治28年で、これまで26回の噴火をしているといいます。また、噴火すれば、ここからどれだけのエネルギーが放出されるのか?などと思いながら、噴火と言うかつての、地球活動の遺産を目の当たりにしますと、あくまでも、私達は、自然から生かされているに過ぎないと感じました。
BSTのセッションを受ける目的は、人それぞれ様々です。全世界では、既に、6万がセッションを受けています。
時には、薬の事について質問されることもありますが、薬についての相談は、医療機関に相談して頂くしかありません。
私達は、普段、物を買うときには、いい買い物をしようといろいろと調べます。
何か、精神や肉体的な不調があった場合、私達は、医療消費者となります。
消費者は患者なのです。
向精神薬の多剤大量処方の問題点は、マスコミなどでも最近では、何度も取り上げられるようになりました。
強い副作用をもたらす「多剤大量処方」を改めるため、厚生労働省研究班は、抗精神病薬の減薬指針を公開しました。薬漬け精神医療からの早急な脱却を図る必要があるのです。
多剤大量処方は、日本だけ固有の問題です。他の先進国で、多剤大量処方を行っている国はありません。
NPOJIP(特定非営利活動法人医薬ビジランスセンター) 通称「薬のチェック」
http://npojip.orgを御覧ください。
NPOJIPの設立の目的は、「医薬品、および医薬品使用、医薬品行政に関する情報収集、調査、研究を行い、その活動の成果を医療関係者および市民に還元することにより、薬害を防止し、化学的に確かな根拠に根差した患者、市民にとって意味のある適切な医療の普及をはかり、医療の向上に努める事です。」
また、最近では、セカンドオピニオンと言う言葉が使われてきています。
セカンドオピニオンとは、患者が検査や治療を受けるに当たって主治医以外の医師に求める「意見」、または、「意見を求める行為」。主治医に「すべてを任せる」という従来の医師患者関係を脱して、複数の専門家の意見を聞くことで、より適した治療法を患者自身が選択していくべきと言う考え方のことです。
ここ10年の間で全米ではかなり定着していまして、医師が診断終わりに「セカンドオピニオンを取りますか?」と尋ねるのが当たり前になっています。
今後の日本でも、セカンドオピニオンが普及していくと考えられます。
5月4日に新潟の出張セッションから帰ってきました。
山形県西蔵王山麓の山吹と大山桜が満開の時期をむかえていました。
最近、クオリティ・オブ・ライフと言う言葉が使われるようになりました。
日本語で表現すると、「生活の質」ということです。
具体的には、心身の健康、良好な人間関係、仕事のやりがい、どれだけ人間らしい生活を送り人生に幸福を見出していくか?
それが、クオリティ・オブ・ライフです。
平均寿命が延びた分だけ、今後、よりクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)の向上を考えていかなければならない時代になりました。
体もメンテナンスが必要なように、司令塔である脳にもメンテナンスが必要なのです。
年齢とともに老化は避けられませんが、歳を取ることは、老化する事ではありません。
老いてもクリエイティブな脳を持ち続けていく時代なのです。
年をとっても活動的であり、何事にも興味を持ち。人の役に立つこと、動物や植物のために何かをして生きていきましょう。
早いもので、今年もゴールデンウイークの後半にさしかかりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
4月26日より新潟に来ております。5月3日まで新潟出張セッションです。
2月に新潟でBSTの講演会をさせて頂きました。まだその時は、季節は冬、山形から新潟に通じる小国峠は雪の壁だった事を思い出します。
今回は、前回に引き続きまして、にんげんクラブ新潟支部の会員の方が企画しました医療座談会と言うことでBSTのお話をさせて頂きました。
今回はなんと、総勢24名の参加で会場は満席となりぎゅうぎゅう詰めの講演会となりました。遠くは150kmもはなれた糸魚川市からも参加された方もいらっしゃいました。
連休前にお集まりいただきまして本当にありがとうございました。感謝いたします。
最近の脳科学の世界では、心と脳は分離したものでなく同一であるという説が一般的になってきました。心の持ちように対して、必ず脳の活動の裏付けがあるのです。
前向きに生きようとすることは、単なる精神論ではありません、非常に脳科学の理屈に合ったことなのです。
第一回新潟セッション、明日で最終日です。海が近いので晴れた日に、日本海の夕日を見に行こうかと思いましたが、時間がなく今回はいけませんでした。またのお楽しみです。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
今、山形では桜満開の季節をむかえました。この時期になりますと、地球の生命力に溢れた命の躍動感を感じます。
やはり、いくら高度に科学技術が発達して、文明が進もうとも、人間は生命体である以上、花を愛でる心は、永遠なものだと思います。
前年の冬の気温が低いほど桜の花は、色合いを増し綺麗に咲くのだそうです。
「艱難汝を玉にす」と言うことわざがありますが、私たちの日常においても、冬の時期が厳しいほど、実りは豊富だと言うことです。
今の現状が、冬でも、春は必ずやってきます。
今日は、時間的な余裕がありましたので、県外からセッションに来られたお客様と一緒に、かつて国体が行われた天童運動公園の桜を見て来ました。桜は、ちょうど満開の時期でミツバチの羽音も心地よく響き、ほっと一息和みました。
最近、朝から透き通るような青空でとても気持ちがいい天気が続いております。
遠くの高い山には雪が残っておりますが、周りの平野部では、完全に雪が解けて最近では、春の陽気です。
これから桜が咲く季節を迎えます。北国の冬は、気持ち的にも閉鎖的になりがちですが、春の訪れはその分だけ、開放的に感じられます。冬の回り一面の白い風景から、桜の薄いピンク色、木々の葉が成長すると緑色の空間が広がります。
この四季を通しての自然の色合いの変化は、やはり地方でないと目にすることが出来ません。また、夜空の星々は、周りが人工的な明りで明るすぎると綺麗に見えません。
そんな事を考えると地方の利点も見えてきます。
さて、今回のブロブの本題に入ります。
最近、統合療法と言う言葉を耳にすることが多くなりました。
現代代医学は西洋医学が主流ですが、世界的には様々な代替医療(身体に負担がなく自己治癒力を高めるもの)が存在し、内容は多岐にわたっています。
現代では、科学的根拠をもたないとされていた代替療法の有用性が次第に認められるようになり、現在全米では日本の厚生省にあたる国立衛生研究所(NIH)に代替医療部が設けられています。
西洋医学だけにとらわれない医師も増えてきて、患者主体の医療を求める動きが活発化してきています。
西洋医学か、代替医療か、という選択ではなく、代替療法、通常療法も含めて患者さんに最適な治療法を選択し、組み合わせて実施していくのが統合医療です。時代は絶えず変化しています。今後統合医療が主流になる方向に時代が変化していくように思えてなりません。
私達人間の神経細胞は中枢神経(脳と脊髄)全体では1000億個から2000億個と言われております。この数は、銀河系の星の数にほぼ等しいのです。
また、脳の神経細胞がネットワーキングされる様子は、銀河の中心部から新たに星々が誕生する様子と酷似しています。まさに大宇宙と小宇宙の関係です。
大脳の情報処理能力は4×1015ビット,即ち4000兆ビットと言われています。最先端パソコンは64ビットですのでいくらコンピューターが発達しても脳には到底及びません。
脳の重さは、体重の2%ほどですが、なんと脳は体全体の20%のエネルギーを消費しています。
銀河の隅々まで、まだまだ謎が多いように、私たち一人一人の脳についても、まだまだ未知の部分が多いのです。脳そのものもまだまだ、未知の可能性を秘めています。
海外では、アスリートは積極的にニューロフィードバックやバイオフィードバックをトレーニングで取り入れています。(BSTとニューロフィードバックやバイオフィードバックの相違点は、BSTの場合は、トレーニングと言う意識は持つ必要はなく、自分自身を解放しリラックスして自分だけに合った音を聞くだけです。)
試合で発揮される選手の能力は、メンタルのコントロールによるところが大きいと考えられています。2010年のバンクーバー五輪の男子モーグルで金メダルを獲得したスキーヤーのアレキサンダー・ビロドウも心脳を鍛える手段としてバイオフィードバックやニューロフィードバックを取り入れています。
バイオフィードバックは、カナダが表彰台独占のために科学とテクノロジーを融合させて立ち上げた「オウン・ザ・ポディウム」というプロジェクトの中でトップ・シークレット・プログラムとされていたもののひとつです。
バンクーバーでカナダが獲得したメダルは、この1億1700万ドルと5年の月日をかけたプロジェクトによるものがほとんどだったのです。
また、NBA最高のセンターに数えられるようになったロサンゼルス・クリッパーズのクリス・ケイマンも脳波トレーニングを受ける事により、集中力や衝動の制御など、能力が新たに伸びたと証言しています。(現在はレイカーズに移籍)
最近の研究では、リラクゼーションと心的イメージを組み合わせることにより、免疫細胞の発生が活発になると、化学療法の吐き気や嘔吐が軽減されること、放射線治療の苦痛が和らぐこと、外科手術からの回復力増進すること、不安感や絶望感が薄らぐことが判明しています。
BST=脳波最適化調整は、体に負担をかけることなく、あくまでもホリスティックです。人の顔が人それぞれ違うように、セッション終了後、体感される内容も人それぞれ違います。 BST=脳波最適化調整は脳波のバランスを整えることにより、「脳の機能を再構築してくれます。」
先日、2月16日 山形県最上町の再生エネルギー、バイオマスエネルギーの視察に行ってきました。
最上町では、地域で生産された木質バイオマスエネルギーによる地域冷暖房システムを構築し、エネルギーの地産地消と循環型社会の実現を目指しています。
多くの森林資源は、高齢化に伴い、荒廃が進み現在整備が求められています。
間伐など適切に手を加えることで、森林資源は再生するのです。また、現在では、高性能の林業機械の導入や、効率的な間伐により作業の能率は、昔より数段に上がっています。
現在最上町では、地元の森林資源を再生し、木質チップ焚きボイラーを3基(550KW,700KW,900KW)稼働して冷暖房、融雪、給湯に利用しています。
オーストリアは知られざる超優良国家です。リーマンショックやユーロ危機とは無縁だった国家です。
人口1000万人にも満たない小さな国の経済が安定しているのは、木を徹底活用して 経済の自立を目指す取り組みを、国を挙げて行っているからです。
国土は、ちょうど北海道と同じくらいの大きさ、森林面積は、日本の約15%にすぎませんが、 日本全体で一年間に生産する量より多少多いくらいの丸太を生産しています。
日本では、エネルギーの需用の多くを輸入された化石燃料に頼っています。森林資源は未利用の資源です。森林資源を再生エネルギーとしての取り組みが広がり全国に広がりますように!
バイオマスエネルギー地域循環型システム 森のある暮らしツアーの詳しい内容は、こちらですhttp://www.traveltohoku.co.jp/?p=3912
先日、にんげんクラブ新潟支部の講演会として、2月10日、11日の両日、新潟市でBST=脳波最適化調整の講演をさせて頂きました。
今回は、約2時間の時間を頂き、パワーポイントでの説明でしたので、脳の機能から最近の脳科学まで幅広くお話をさせて頂きました。
2時間の持ち時間ですと時間が多分余るので、DVDや質疑応答などで時間をつなごうと思っておりましが、実際、講演してみますと、あれもこれも話さなくてはと思い、時間が足りませんでした。
もう少し、ユーモアを交えてお話しできればよかったのですが、お話をする私の精神的な余裕がありませんでした。(笑) 講演の内容を自己採点いたしますと60点くらいなのですが、セッションを受けたみたい。周りに人に伝えたいと言っていただけました。
ありがとうございます。感謝いたします。
次回、またお話をさせていただく機会がありましら、もっと楽しく、ユーモアを交え、スキルアップしていきますのでよろしくお願いします。
今回の講演会を準備して頂きまし方々、それから講演会に参加して頂きました方々、ありがとうございました。
シンクロニティ(共時性、意味のある偶然の一致)なのでしょうか、テレビでも、脳科学、脳の可塑性、うつ病、軽度の認知症について取り上げられていました。
最近、やっとトラウマ(精神的、肉体的)、ストレスの蓄積は脳の機能を低下させることが知られるようになりました。子供がDVの現場を目撃する。親が子供に罵声を浴せる。
これは完全にトラウマとして脳に刻まれ、確実に脳の機能を低下させています。
日常的に私たちが出来る脳の活性化は、愛情をかける事と褒めることなのです。
怒りの感情は怒りを増幅させます。悲しみの感情は悲しみを増幅させます。歓びの感情は喜びを増幅させます。
うつ病は増加していまして、働き盛りの30歳代から40歳代に多く、企業活動にも響き損失金額は2.7兆円に上るとの試算もあります。社会的にも心の健康対策は急務です。
BST=脳波最適化調整は、ホリスティクで効率的で体に負担をかけない方法で、自然な状態、バランスが取れた状態に脳を戻します。そしてまた、身体、精神、感情そして精神のレベルが最高に機能するのに妨げとなる脳に起因する障害を克服するのを助けます。
昨今の時代背景は、決して大らかな時代ではありません。
社会全体に、微笑み、笑顔がより多くなることを望みます。
脳波最適化調整調整(BST)の臨床試験は、アメリカ ノースカロライナ州のウェイクフォレストの大学病院の医学部で2011年より、始められております。
http://www.wakehealth.edu/Research/Neurology/HIRREM/
ウェイクフォレスト大学病院は、ガンの化学療法や放射線療法では、全米で12位にランキングされています。
また、研究開発費などは寄付金を含め年間約200億円の資金を運用しています。
20年以上も前から、アメリカでは、「ベストドクターズ」と言うものがあります。
これは、何かと言いますと、病気した場合に、適切な診断と治療方針を引き出せるようにした支援対策です。詳しくはhttp://www.bestdoctors.com/をご覧ください。
ベストドクターズに298人の医師がウェイクフォレストから選ばれています。また神経解剖学の学会でも脳波最適化調整(BST)は発表されています。
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先日、NHKのクローズアップ現代で「心と体を救うトラウマ治療の最前線」と言うテーマの番組が放送されておりました。
(番組要旨より)
なかなか治らないうつ病や依存症、長年続く腰痛や頭痛などの背景に、幼い頃に受けた虐待やいじめ、性被害などによる「心の傷」"トラウマ"が関わっている場合が多いことが、アメリカ精神医学会の調査で明らかとなった。トラウマは戦争や災害、事件事故などの大惨事で負うものとは限らない。日常生活の中の身近な問題であっても、長期間さらされるとトラウマになり、心や身体に様々な不調をもたらすとされ、医療現場で注目されるようになった。そこで最近ではトラウマを和らげる新たな治療法が登場し、多くの人が辛い過去の記憶から解放されている。トラウマがもたらす影響と治療について、最前線の現場から報告する。
今年、2013年、アメリカの精神医学会が、19年ぶりに診断マニュアルを改正。
トラウマが、これまでに考えられていた以上に幅広く、心の病に関わっているとの見解が示されました。
番組では、EMDR という方法が取り上げられておりました。横長の機器から発せられる光の動きを目で追うことで、脳に左右交互の刺激を与えることで脳のバランス整えます。
BST(脳波最適化調整)は、脳の主要な部分の脳波を計測し、その情報を1/100秒間隔で、音に還元して、リラックスしてその音を聞いて脳波のバランスを整えます。
カウンセリング的手法は全く使いません。
簡単にトラウマと表現しますが、心の奥底で、現実の世界に強く影響を与えているものなのです。
トラウマ治療は、早期発見、早期治療が大事になります。発達障害も、非常にトラウマが関係している場合が多いので、発達障害のトラウマというのは、増悪因子になります。
子供のころ、虐待を受けた場合、大人になって子供を虐待してしまうケースは多く存在しています。負の連鎖です。
虐待をして、その子たちが様々な問題を抱えるようになり家庭内の不和となり、最終的に生活保護が必要だとなれば、社会の損失は大きくなります。さらに、犯罪に手を染めてしまうと非常に大きな代償を払わなければならなくなります。
本や家族の精神的苦痛だけでなく社会的損失も計り知れないのです。
対症療法で薬だけに頼って、症状を軽減しても根本的な解決策にはなりません。負の連鎖を断ち切るためには、根本療法が今まで以上に必要になってきました。
今現在、トラウマを解消するいくつかの療法がありますが、施術者、治療者は300名から400名程度ですからまだまだ世の中には普及しておらず、まだまだこれからの療法です。
わたしの場合は、ご縁でBST(脳波最適化調整)の施術者となりました。
一人でも多くの方のトラウマが解消し本来の能力が開花して、笑顔に満たされることを願っております。
12月中旬になり、今年も残すところあと半月あまりですね。
今年もあっと言う間に一年が過ぎようとしています。
毎年ながら「光陰矢の如し」と思うのですが、最近特に時間が経つのが早く感じます。
でも、最近は、心の余裕なのか、風情を楽しめるようになりました。
日本は、四季があり、それぞれ日本ならではの美しい風景があります。
しかし、自分自身を振り返ってみますと、何かに追われるように毎日暮し、四季折々の
美しい景色を楽しむ余裕などありませんでした。
世の中全体が、グローバルと称し、以前より増して、経済性、効率性、生産性、利便性を貪欲なまでに追及することになりました。
このまま、休む暇もなく、あくせく経済性、効率性、生産性、利便性ばかりを追求して何が残るのか?と、ふと思うときがあります。
先日、木枯らしが吹いて、周りのリンゴ畑の葉が落ちて、その葉が黄色になりリンゴ畑の地面が真黄色になりました。
毎年の光景なのでしょが、毎年気にもしないで綺麗だとも感じませんでした。しかし、なぜか今年は、目に見える世界が以前とは違っていました。あまりにも綺麗だったので、写真を撮りました。
意外と、普段は見逃してしまいがちですが、身近な所でも感動する場面はあるものです。
目的、成果など全く気にせず、たまには、非生産性、非効率的なこと・・・・ぼーっとすることも脳の健康維持には必要不可欠です。
普段忙しい人ほど必要です。たまにぼーっとした時に、今までになかったことが閃くかもしれませんね。それはお楽しみですね!!
11月も下旬になり、雪国では、そろそろ冬支度が始まります。毎年ながら、冬のシーズンの降り積もる雪の量が気にかかります。
雪が降り積もった朝は、まず雪かきから始まる一日になります。毎年ながらやっと雪かきが終わったところで、丁度、除雪車が来ると、家の前には、なんと雪の塊が残りますのでさすがにガックリです。
今年は、カメムシ君が多いようなので、雪が多いかもしれません。スポーツジムに行かなくとも強制的筋力トレーニングと思い雪かきに励みます。
脳波最適化調整は、最短で5日間の日数が必要なため、どうしても長期休暇を利用して受けられる方が多いです。冬休み期間中はどうしても混み合います。既に、来年の元日からの6日までの午前中は、予約で埋まっておりますので、年末年始の休暇中にセッションをお考え中の方は、お早目にご予約ください。
いつもながら年末年始と言えば、お酒を飲む機会も多くなりますが、セッション期間中とセッション終了後三週間は、脳の機能をさらに高めるためにお酒を控えて頂きます。
2014年、一年発起して何かに挑戦しようとする方は、年末年始のセッションがいい機会になるかもしれません。お酒を飲む習慣は決して悪いとは思いませんが、何かを真剣に得ようとするときには、お酒をしばらくの間断つ事も必要な場合もあるのです。
11月も上旬になり、そろそろ今年の初雪はいつごろかなと思う時期ですね。
最近、私の身の回りでは、子育て世代のお母様、お父様が多くなりましたので、幼児教育について考える機会が多くなりました。
本屋さんにぶらっと立ち寄りましたらある一冊の本が眼にとまりました。その本のタイトルは、子供の「脳」は肌にある
ちょこっとだけご紹介いたしますので、関心がある方は買って読んでみてください。
スキンシップは人の心に触れる力があるんです。
脳内では、情動や自立神経系、免疫系、内分泌系に影響を与えているのです。
赤ちゃんから子供の時のスキンシップはとても大切です。ニューギニアの二つの部族子育てを比較したところ、一方の部族の母親は、首から下げた小さな網に赤ん坊を入れているため、赤ん坊は、母親といつも肌を密着させていた。
もう一方の部族では、母親は、赤ん坊をバスケットに入れて運んでいたため、肌を触れ合うことはほとんどありません。
さて、二つの部族の人々の性格はどうだったかといいますと、前述の部族の人々は、皆穏やかで優しく、争いなど起こらなかった。
それに比べると、後述の部族は、攻撃的で争い事が好きだったのです。
また、イヌイットの赤ん坊はトナカイの革のおむつをしている他は裸で、お腹は母親の背中に直接くっついています。イヌイットの赤ん坊は、ほとんど泣くことがないのは、母親が皮膚を通して直接赤ん坊の要求を知るからと言われています。また、イヌイットは、優しく,穏やかな民族であることも良く知られています。
皮膚の刺激が、情動にも影響しています。幼少教育の段階では、単に知識を詰め込むだけでなく、なでなで、こちょこちょとくすぐったり、十分なスキンシップは、人と人が密接な関係を築き、社会的な絆を形成するためにはとても大切なのです。
「鳥肌が立つほど・・・」と表現するのは、感情を飛び越えた情動です。本人の意識でコントロールできません。
「肌が合わない。」も皮膚に例えた表現です。何れも、理性、理論でなく、脳の深い所に関わり合いがあるのです。
大人でも、スキンシップは「脳」を育むのです。 スキンシップを大切に!!
でもね、職場でのスキンシップのやりすぎに御注意下さい。(うふっ・・・・)
朝晩は、だいぶ寒くなりました。風邪など召しませんようにお気を付け下さい。
仲秋の候 皆様いかがおすごしでしょうか?
秋と言えば、夜空に月が冴えわたる季節ですね。
昨日の夕方10月4日の、ソラシノノメ周辺 (山形県東根市)あたりの夕焼けは、びっくりするくらい綺麗でした。 写真でしかお見せできないのが残念です。
ほんの15分くらいですが、秋に代表される高層雲がオレンジ色に染まりだし、日が沈むころには、西側の空は、真っ赤に燃えていました。
15分間の間ですが、ただぼう然と空を眺めておりました。
私達の住んでいる地球は、美しい星なんだとあらためて感じました。
夕焼けで思い出したのは、約40年前、祖母に手を引かれながら夕方遊びから家に帰るとき、祖母と<夕焼け小焼け>の歌を歌いながら帰って来た記憶が蘇りました。
童謡の影響は、恐るべしですね。幼少教育には、童謡も大事だと思いました。
皆さんこんにちは、日本列島に大雨や強風をもたらしました台風も日本列島から遠ざかり、台風一過、今日の朝は、とても綺麗な青空でした。
テレビのニュースでは、河川の氾濫による床上浸水、屋根が吹き飛ばされたり、停電、交通機関の麻痺など大きな被害がでました。
激しい暴風雨のなか、皆さまにはお怪我などございませんでしたでしょうか。
心よりお見舞い申し上げます。
ソラシノノメの周辺は一面リンゴ畑が広がるのどかなところです。
台風の強い風でもリンゴちゃんたちは、しっかりと枝につかまっていましたので何とか無事でした。
今日は、友人から紹介して頂きました方のセッションでした。セッション中は、外はまさに台風の雨風が猛威を振っている時でしたが、お客様は、リラックスしてただ、すやすやと深い眠りに入っていました。
気が付くと、リンゴちゃんも大きくなり、だんだんと赤くなってきました。
秋と言えば、収穫の秋、中秋の名月、紅葉、黄金に輝く稲穂、実りの秋です。
みなさまにおかれましても、実り多きことお祈りいたします。
散歩、散策と言えば、時間の無駄と思われがちですが、気分転換だけでなく、
脳の機能を高めるには、とても効果的なようです。
時間は30分以上、しかも、決まった時間、決まったコースがいいようです。
「デフォルトネットワーク」と言うものが脳には存在しています。
デフォルトとはコンピュター用語ですが、初期設定と言う意味です。
通常人間の脳は、何かを考えている時に、活性化していますが、「デフォルトネットワーク」だけは、特殊で、何も考えていない時にだけ活性化します。
ボーっとしている状態も必要なのです。
大人過ぎても、幼すぎてもその働きは最高度にならないと言われています。
「無目的・無課題」の時に最も強く働くのです。
特に現代人は、効率ばかりを求めて、あくせくしてしまいがちですが・・・
普段から散策を日常の生活に入れましょう。
気分転換、爽快感を味わうだけでも、脳はリフレッシュされます。
より快適に過ごせますように!