お知らせ!

2018年、年も明けて、正月の気分が大分薄れ、普段の日常生活に戻っている頃でしょうか?

The New York Timesなら知っている方も多いかと思いますが、  TATRC TIMES は、ちょっと専門的な会報誌なのでほとんど知られておりません。

TATRCは"THE TELEMEDICINE & ADVANCED TECHNOLOGY RESEARCH CENTER"の略です。Telemedicine(テレメディシン)とは、電気通信技術を用いて遠隔で患者を診断および、治療することです。Advanced Technology Researchは先端技術のことです。

TATRC TIMES はテレメディシンと先端技術リサーチの会報誌です。アメリカの軍隊の会報誌です。

2018年12月号のTATRC TIMES では、軍の機関による実行可能性の研究におけるB2(ヘッドバンド)の使用に関する記事がありました。

記事の内容はTATRC_Times_Q1_FY18-pg24and25-HIRREMandB2v2.pdf

日本語訳

AAMTIプロジェクトのスポットライト:

脳波最適化のためのクローズドループのニューロテクノロジー(HIRREM)

 

人間の脳の機能に多大な影響を与えられる新しい技術を開発することには、大きな関心事です。その目的は、重傷を負った人の回復を支援することから、エリートパフォーマーのスキルを向上することにまでの全範囲に及びます。

国防総省、大学、産業界の研究者は、最も複雑な器官である脳の飛躍的な進歩を達成するためにどこよりも先に、全面的に協力しています。

この記事では、脳機能を進歩のための大切な突破口を紹介します。米国陸軍研究庁(ARO)、BST社、ウェイクフォレスト大学医学部(WFSM)、ウォーマック陸軍医療センター(WAMC) 防衛と退役軍人の脳損傷センター(DVBIC)、the Uniformed Services University of Health Sciences(USUHS)など、さまざまな分野の専門家が研究参加しています。

 

米国陸軍医療局 米軍高度医療イニチアチブによる急速なイノベーション基金の報奨金で、ウォーマック陸軍医療センターは、アリゾナ州スコッツデールの BST社 によって開発された自己使用型 アロスタティク・ニューロテクノロジーデバイス(ヘッドバンド、B2v2)の軍隊による実用可能性を評価しています。

 

この技術は、脳の電気的活動を非侵襲的にモニタリングすることで動作、高解析度スペクトル解析(0.01ヘルツの狭い周波数帯域)、そして、アルゴリズムは、選択された周波数をリアルタイムの音響刺激(常にピッチとトーンが変化する可聴音)に変換して、ヘッドフォンで届けられます。(図1)

 

アロスタシスとは「変化による安定性」を指します。

アロスタシスはむしろ、生きていく上で、たえず変化する複雑な環境変化にうまく対処するためには、すべての生物学的機能は常に状況に合わせ変化し、先を見越したものであるべきとモデル化しています。

アロスタシスの概念は、脳機能の単一の「正常な」形態が存在するとは仮定しません。

 

正味の効果は、神経振動の自動較正、即ち、脳自体がそれ自身の独特の自己最適化調整を独自の条件で行うことができるプロセスをサポートすることです。

自己最適化とは、「慢性または外傷性ストレスに関連し得る右脳と左脳の非対称性の減少」とも表現できます。(図2)

 

自己使用型デバイスは、HIRREM®のコア技術(BST社で開発された高解像度、リレーショナル、脳波ミラーリング)から採用され、 HIRREM®は、2011年からウェイクフォレスト大学医学部で不眠症などの症状を治療するためのオフィスベースの医療介入として研究されています。

 

2014年、米国陸軍研究庁は、概日リズムの調節のためのデバイスを制作するために、BST社にフェーズ1の賞を授与しました。 賞の目標を達成するために、BST社は脳の電気活動の自己最適化、睡眠の改善、脳へのストレスの影響の減弱、ひいては概日リズムの乱れの減少のために自己使用の形態で動作するような技術を開発しました。

 

2015年3月には、自己使用型の試作機を首尾よく提供し、現時点では2回のバージョンアップを経てB2v2(図3)として利用可能。

 

ウォーマック陸軍医療センターのRapid Innovation Fund(RIF)は、30人の米陸軍特殊部隊兵士によるBST社の自己使用機器の実行可能性テストを許可し、 機器の利点だけでなく目的について説明します。

兵士は、1週間に2〜3回、1日2回まで、4〜6週間、一回のセッションで10分〜20分間使用するよう求められます。

期間の終わりに、兵士達は、器機を使用したか?使用しなかったか?そして、その理由、何を経験したのか?および、使用後に気付いた変化がないかどうか?を尋ねられます。

旅行中、または、プライベートな家庭で兵士達が器機の使用を受け入れることは、予備データで示されています。 改善のための唯一の提案は、適切なセンサーの接触を簡単にするようにヘッドバンドを修正することでした。 BST社は、すでに大幅に改善操作を可能にするためにヘッドバンドを改良しています。報告された副作用はありません。

 

これらの結果は、軽度の外傷性脳傷後の継続的な症候を改善する方法としてオフィスベースのHIRREM®を評価する対照臨床試験(2018-19)をリードするために、今秋、今後の研究計画をBST社に通知する予定です。

二番目の試験 (2020-21) は、HIRREM ®と自己使用型機器の統合が、アロスタティックな脳最適化戦略のさらなる拡張性とコスト効果をサポートできるかどうかを検証します。

 この試験の全体的なパートナーは、主任研究者Sung Lee博士(BST社)、研究主幹Wes Cole博士(DVBIC)、Fort Bragg氏(NC)、Y. Sammy Choi博士(ウォーマック陸軍医療センター)、USUHSの神経科学・再生医療センターMichael Roy博士(COL、RET)です。 外傷性ストレスおよび外傷性脳損傷に苦しむ負担は計り知れません。

 軍人や彼らの愛する人は、偏った影響に侵されます。

薬は、最善でも、いまいちの効果で些細でないリスクを伴います。

多くの標準的な行動療法は、取り込み性が少なく、睡眠障害の効果が少ないなどの限界があります。TBI(外傷性脳症)に起因する痛みおよび感覚障害のFDA認可の治療法はまだありません。 

「脳はそれぞれ異なります - そして、常に変わること - そして、脳からアプローチして脳を重視する戦略は、決定的に重要な意味を持ちえます。研究者として、この技術で何ができるのかを想像してワクワクしています。」とこの記事で紹介された研究者たちの中心人物であるY. Sammy Choi博士は述べました。

 

"脳が中央司令部の器官と見なされるとき、その機能を真に進歩させることができる医療介入の使用で、多くの利益が予測されます"

TATRCを含む米陸軍医療研究部門は、この公理に関連する広範な技術とアイデアのテストを支援するために重要な役割を果たしている。

 この実現可能性プロジェクトに関する情報の一部は、2017年8月27〜30日、フロリダ州キシミーの軍保健システム研究シンポジウムで発表されました。詳細は、AAMTIプログラムマネージャー:Holly Pavliscsakにお問い合わせください。

holly.h.pavliscsak.ctr@mail.mil

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