体罰・暴言で子どもの脳が「萎縮」「変形」 厚労省研究班が注意喚起
体罰や暴言などで子供の脳が「萎縮」「変形」すると厚生労働省研究班が注意喚起をしています。
「愛の鞭」のつもりが「虐待」になることもあります。
子供が言うことを聞かず、イライラすることもあり、つい叩いたり怒鳴ったりしたくなりますが・・・・・・
一見、体罰や暴言には効果があるように思えますが、恐怖により子供をコントロールしているだけで、なぜ、叱られているか子供が理解できていないこともあります。
最初は「愛の鞭」のつもりでも、いつの間にか「虐待」へとエスカレートしてしまうこともあります。
すでに、子供への体罰などを法的に全面禁止している国は世界で50か国以上です。
友田医師の研究によれば、厳しい体罰により、前頭前野(社会生活をする上で非常に重要な脳の部位)の容積が19.1%減少し、言葉の暴力により、聴覚野(声や音を知覚する脳の部位)が変形していたことが判明しています。
厚生労働省の研究班による資料「愛の鞭(むち)ゼロ作戦」によれば、体罰や暴言により、子どもの脳に「萎縮」や「変形」が起きること、親子関係の悪化や精神的な問題が起きやすいことが、国内外の研究で明らかになっています。
また、約16万人分のデータに基づき、親による体罰を受けた子供と、受けていない子供の違いを分析した研究もあります。
親による体罰の影響として、「親子関係の悪化」「精神的な問題」「反社会的行動の増加」「攻撃性の増加」などの望ましくない影響が大きいのです。
BuzzFeedd Newsより https://www.buzzfeed.com/jp/seiichirokuchiki/taibatsu-brain?utm_term=.yvpqdxoyg6#.el3b6gXJQk
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