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セカンドオピニオン

先日、山形県外からセッションで来られたお客様と一緒に、蔵王のお釜に行ってきました。

蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に抱かれた円型の火口湖。
釜状なので「御釜」という名前がつきました。
湖面はエメラルドグリーンの水をたたえ、荒々しい火口壁と対比して神秘的な雰囲気。
冬の樹氷と共に蔵王の象徴となっています。

最後の噴火が明治28年で、これまで26回の噴火をしているといいます。また、噴火すれば、ここからどれだけのエネルギーが放出されるのか?などと思いながら、噴火と言うかつての、地球活動の遺産を目の当たりにしますと、あくまでも、私達は、自然から生かされているに過ぎないと感じました。

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BSTのセッションを受ける目的は、人それぞれ様々です。全世界では、既に、6万がセッションを受けています。

時には、薬の事について質問されることもありますが、薬についての相談は、医療機関に相談して頂くしかありません。

 私達は、普段、物を買うときには、いい買い物をしようといろいろと調べます。

何か、精神や肉体的な不調があった場合、私達は、医療消費者となります。

消費者は患者なのです。

 

向精神薬の多剤大量処方の問題点は、マスコミなどでも最近では、何度も取り上げられるようになりました。

強い副作用をもたらす「多剤大量処方」を改めるため、厚生労働省研究班は、抗精神病薬の減薬指針を公開しました。薬漬け精神医療からの早急な脱却を図る必要があるのです。

多剤大量処方は、日本だけ固有の問題です。他の先進国で、多剤大量処方を行っている国はありません。

 

NPOJIP(特定非営利活動法人医薬ビジランスセンター) 通称「薬のチェック」

http://npojip.orgを御覧ください。

NPOJIPの設立の目的は、「医薬品、および医薬品使用、医薬品行政に関する情報収集、調査、研究を行い、その活動の成果を医療関係者および市民に還元することにより、薬害を防止し、化学的に確かな根拠に根差した患者、市民にとって意味のある適切な医療の普及をはかり、医療の向上に努める事です。」

 

また、最近では、セカンドオピニオンと言う言葉が使われてきています。

セカンドオピニオンとは、患者が検査や治療を受けるに当たって主治医以外の医師に求める「意見」、または、「意見を求める行為」。主治医に「すべてを任せる」という従来の医師患者関係を脱して、複数の専門家の意見を聞くことで、より適した治療法を患者自身が選択していくべきと言う考え方のことです

ここ10年の間で全米ではかなり定着していまして、医師が診断終わりに「セカンドオピニオンを取りますか?」と尋ねるのが当たり前になっています。

今後の日本でも、セカンドオピニオンが普及していくと考えられます。