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バイオマス視察に行ってきました。

 先日、216日 山形県最上町の再生エネルギー、バイオマスエネルギーの視察に行ってきました。

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最上町では、地域で生産された木質バイオマスエネルギーによる地域冷暖房システムを構築し、エネルギーの地産地消と循環型社会の実現を目指しています。

 

多くの森林資源は、高齢化に伴い、荒廃が進み現在整備が求められています。

間伐など適切に手を加えることで、森林資源は再生するのです。また、現在では、高性能の林業機械の導入や、効率的な間伐により作業の能率は、昔より数段に上がっています。

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現在最上町では、地元の森林資源を再生し、木質チップ焚きボイラーを3基(550KW,700KW,900KW)稼働して冷暖房、融雪、給湯に利用しています。

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オーストリアは知られざる超優良国家です。リーマンショックやユーロ危機とは無縁だった国家です。
人口1000万人にも満たない小さな国の経済が安定しているのは、木を徹底活用して 経済の自立を目指す取り組みを、国を挙げて行っているからです。


国土は、ちょうど北海道と同じくらいの大きさ、森林面積は、日本の約15%にすぎませんが、 日本全体で一年間に生産する量より多少多いくらいの丸太を生産しています。

 

 

 

日本では、エネルギーの需用の多くを輸入された化石燃料に頼っています。森林資源は未利用の資源です。森林資源を再生エネルギーとしての取り組みが広がり全国に広がりますように!

 

 

 バイオマスエネルギー地域循環型システム 森のある暮らしツアーの詳しい内容は、こちらですhttp://www.traveltohoku.co.jp/?p=3912