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健康寿命と平均寿命その差は?

あえて言うまでもありませんが、これから少子高齢化で世界一になる日本。急速に超高齢化社会になっていきます。

2025年では、厚生労働省の予測では、65歳以上の高齢者の人口は14歳以下の若者の5倍に達し、そして認知症は700万人を突破します。65歳位以上の高齢者は5人に一人が認知症と予測しています。2008年の時点での予測は、2025年で386万人なので、7年前の予測より2倍の予測値となっています。それだけ増加していますので、決して他人事ではありません。

健康寿命とは、健康上の問題がなく日常生活を普通に送れ自立して生活できる期間のことですが、現在、日本人は世界第一位です。2013年、厚生労働省発表では、男性71.19歳、女性74.21歳。一方、平均寿命では、男性79.59歳、女性86.35歳です。

健康寿命と平均寿命の差は、約10年間この期間は介護など人の手助けが必要となる可能性がとても高くなります。介護を理由に退社、介護離職する人の数は年間10万人を突破しているといわれ、離職する世代は40代から50代の働き盛りの人達です。

今後日本では、現在の医療制度、健康保険制度そして、介護制度などいつまで続くのかと不安になります。これから先、より快適に自立して過ごすためには、普段から病気になる前に、自分自身の体のメンテナンスに取り組むことが不可欠です。病気する前、未病の段階での対策がこれから、ますます必要な時代です。健康寿命と平均寿命の差の空白の10年間をうめる必要があります。

 最近、大企業などでは、社員の健康維持のため、職場でストレッチなども積極的に取り入れるなどしております。また、日本でも職場に瞑想時間を取り入れる大企業も増えております。

普段から、自分自身の体に対するメンテナンスと自己ヒーリング(リラクゼーション)を積極的に取り入れていきましょう。

手軽に出来る脳の活性化についてお知らせいたします。

その1 ウオーキング

ウオーキングは景色がどんどんと変化するから多種多様な視覚情報が刺激として脳に入力されます。これは、大脳新皮質を活性化させます。

それまで、側頭葉に保存されていた情報が前頭連合野に転送され新しいアイディアが創出されます。

アイディアが出れば、目標も生まれるしやる気にもなります。ソクラテスや松尾芭蕉をはじめ、偉大な哲学者や詩人は歩くことで思索を深めました。机にかじりついて考えるだけが思考力を付ける手段ではありません。歩きながら考えることも、脳を鍛える効率的な手段です。